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『帝一の國』 菅田将暉 最近観たおもしろい邦画♪

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いらっしゃいませ音符久々の更新です。ウインク

昨夜の雨風は激しかったですね。

皆さんのお住いの地域は大丈夫でしたか?

天候の変化がみられるのも、春の訪れが近づいているからでしょうか。

皆さん、なお一層お体ご自愛くださいね。ハートハート

では早速本題へ音譜

 

帝一の國(2017)日本

原作は古屋兎丸氏著作の漫画です。

『ジャンプSQ.19』にて、2010年の創刊号から2011年の秋号まで連載。

その後『ジャンプ・スクエア』に掲載を移します。

2012年の3月号から2016年の5月号まで連載が続き。

2017年の5月号に完結編となる番外編が掲載されました。

この番外編は映画版の小説に収録されているそうです。 

超簡単なあらすじ

舞台は昭和(いつ頃かという詳細は不明)。

日本全国から集まった優秀な頭脳を持つ800人の先鋭たちが集う

名門『海帝高校』で、未来の生徒会長になるために、

若者たちが、全身全霊をかけて、しのぎを削り合い

己と闘う姿を描いた物語です。

 

 

赤場帝一は、高校一年にして自らの将来を見据えていました。

夢は総理大臣になる事!そして自分の國をつくること!

今どきの平凡な高校生からすれば、何それ?と思うくらい

熱い情熱と大いなる野心を胸に抱く…古典的な燃える男子です。

なんと言ったら良いのか…桁外れのパワーの持ち主なのです。

 

終盤で明らかになりますが…帝一には、密かに抱き続けて来た、

もう一つの夢があり、その真実が帝一の口から明らかになります。

むしろそのために、自分の國をつくりたいと願っているの?と感じさせるシーンです。

そんな一面を観るとあ~やっぱり、内面は純真な少年なんだな・・・

とも思ったりします。

しかしながら、やはり帝一は帝一であり、自分の國をつくるためにこれからも

大いなる野心と輝くビジョンを描き続ける・・・というクライマックスに落ち着きます。

海帝高校の内政の仕組み

政財界に太いコネクションを持ち、海帝高校で生徒会長をつとめた者には、

将来の内閣入りが確約されているという設定です。

             ↓

分かりやすく申せば、海帝高校の生徒たちの父君は

政財界の人物で占められており、彼ら(生徒)は良家の御曹司であります。

(稀にそうでない生徒も登場します)。

 

海帝高校では、入学した時から、すでに勝負は始まっていて。

2年後の生徒会長選でのアドバンテージを握るために、

水面下で静かな駆け引きが始まっています。

高校生だというのに、押したり引いたりと心の読み合いが、大人顔負けなのです。

帝一の立ち振る舞いを観ていると、まるでちょっとした政治家みたいで

いつの間にか、大口あけて笑っているくらい、おもしろいですよ。ウシシ

己のすべての能力を使いきり、猪突猛進で突き進む帝一の姿を観ていると

凄いわ。自分の夢の為に、これほどまで、なりふり構わず熱中出来る高校生って…

今どき、探したっているだろうか…と感じるのです。

帝一だけでなく、劇中に登場する若者たちの生き生きとした姿は圧巻です。

両腕を背中に回して気を付けをする立ち姿と、切れのイイ短い拍手も独特のスタイルです。

海帝高校の拍手

勉強も命がけ目

政治とは流血を伴なわぬ戦争 (帝一の座右の銘)

なぜに、16才の男子がここまで…と思っちゃうんですけどね。

 

主な登場人物

赤場 帝一 (菅田将暉)

幼い頃から勉学優秀、品行方正な帝一は、ピアノを愛する心優しい少年でした。

官僚である父によって、徹底的な帝王学を叩きこまれた帝一は…

いつしか大好きなピアノから遠ざかります。

そして、高校一年生になった彼の夢は総理大臣になり自分の國をつくる事でした。

ちなみに上記写真の驚きの表情は、校旗のワイヤーが切れそうになったからです。

「万が一不手際が発生したら、架空切腹が待っている…」

とローランド先輩から、事前に念を押されていて、ご覧の通りのビビリようです。

 

赤場 譲介(吉田鋼太郎)

とにかく、家長としても、父としても厳格な父親です。

昔は、一般家庭でも、こんなお父さんが結構いましたよね。

例えば…寺内貫太郎一家。

典型的な昭和の頑固おやじでしたよね。ウシシ

加藤治子さんステキ♡懐かしいお顔ですね、梶芽衣子さんもお美しいわぁ♪

樹木希林さんに、浅田美代子さんもいらっしゃる♪

リンゴと蜂蜜とろ~りとけてる8分音符秀樹~感激音符

小学生の高学年の頃だったかな、傷だらけのローラの真似をしたもんです。

ありゃ~ビックリマーク脱線しました汗汗汗ソーリーです。

 

ただし、寺内貫太郎さんと赤場譲介の違うところは、

何が何でも、息子・帝一を総理大臣にしたいんだ!

という、あまりにも非現実的で、壮大な野望を持ったことです。

(自分の果たせなかった夢を子に託すという無謀な挑戦)

いやはや…二人とも汗汗生真面目過ぎるゆえにすったもんだありますが。アセアセ

その内面には深い愛情が流れています。

父と子の呼吸がぴったりと合っているのは観ていて気持ちいいです。

ベテラン、吉田鋼太郎さんの舞台仕込みのキャリアは

こういった喜劇にも見事にマッチしています。

 

白鳥 美美子(永野芽郁)

小学生の頃からの幼馴染であり、帝一のガールフレンドです。

良いとこのお嬢さんですが、全く気取りのない心がまっすぐな女の子です。

ガッツがあり、正義感に溢れています。ハイキックが武器です。ウインク

帝一にとって、疲れた心をいやすビタミン剤のような役割を果たしてくれる女の子です。

 

榊原 光明(志尊淳)可愛いけどれっきとした男の子です。ほっこり

帝一の中学生の頃からの相棒です。

頭の回転が速く、先を読む力もあります。

様々な発明品で危機を乗り越えたり、

最高のブレーンとして帝一を支え続けます。

善悪を判断する、しっかりとした目も持っていて、帝一を戒める時もあります。

 

大鷹 弾(竹内涼真)

とにかく爽やかなナイスガイです。

父が亡くなった事により、仕事に出ている母と幼い兄弟たちを支えながら

懸命に頑張る学生です。(家事とバイトを受け持つ)

真っすぐな性格で、明るく人望もあり、クラスの人気者です。

成績優秀者として特別推薦枠で超難関試験を通過し、海帝高校に入学します。

政治に関しては全く関心がありませんが、森本先輩の選挙を手伝う羽目になります。

先輩たちの選挙活動を手伝う内にいつしか…

 

森園 億人(千葉雄大)

将棋を得意とする彼は印象深い言葉を発します。

「負は敵陣に入ると金に代わります」

「安全なところから叫んでても、何一つ声は届かない

流れを変えるなら敵陣に踏み込まないと」

まさに将棋の戦法を意味しているような発言ですね。

生徒会長選候補であり帝一の先輩。

成績優秀・将棋の達人。

見かけは物静かでおっとりとしていますが、

実は芯の強い、骨太の精神の持ち主です。

生徒会の改革を公約に掲げます。

①努力したものが報われる、能力主義の学風にしたい。

②指名制から、立候補制へ全校生徒全員参加の選挙へと改革したい。

僕はね!勝負には絶対に負けたくないんだよ。

男の子だからね。

帝一とはまた違ったタイプのウォーリアです。

 

氷室 ローランド(間宮祥太朗)お察しの通りハーフという設定です。照れ

ヘアースタイルも漫画チックですね。ほっこり

帝一の先輩であり、次期生徒会長選の候補者。

人望があり、押しが強く、数々の武勇伝の持ち主です。

先を読んだ帝一は、ローランドの派閥に入りますが…

東郷菊馬の賄賂作戦によって、少しずつ雲行きが怪しくなり…

ローランド自身の内面までもが思わぬ方向へと流れが変わるのでした。

この役は、物語の重要な部分に深く関わっているため

間宮さんも出番が多く、様々な場面で輝いていました。

そういえば…この方、以前、「必殺仕事人SP」でもお見かけしました。

大ベテランの奥田英二さん、黒木瞳さんとの共演でしたが、

堂々とした演技でした。(悪役)

 

東郷 菊馬  (野村周平)

帝一はそうは思っていないようですが…

菊馬は子供の頃から一方的に帝一をライヴァル視していたようです。

親同士が因縁の関係であったことが影響しているらしく。

(菊馬の父は、念願の内閣入りを果たしています)。

全てを持っていて、願いを実現する能力を有する帝一に対し強く嫉妬しています。

帝一の邪魔をすることが彼の生きがいであり、そのために日々奔走します。

これが漫画や映画の世界でなければ、結構時間の無駄遣いをしているわけで…

もったいないし残念な感じです。

自分磨きにその時間を回せばどれだけ良いことか…。照れ

まぁ‥どんな物語にも敵役が必要ですからね。

菊馬もまた、なくてはならない重要な役だったと思います。

しかし、勝つためには、そこまでに至るまでの過程や生き方こそ重要。

論より証拠…負けるたびに人は強くなるものですからね。

 

日本一の名門・海帝高校を舞台に、「総理大臣になって自分の國つくる」

という偉大な野望を抱く赤場帝一が・・・弱冠高1というのも凄い話しですが

己の未来のための足場固めとして臨む、先輩たちの生徒会選挙に

自分の持てるすべての能力を駆使して行く姿が、まさに政治なんですよ

 

帝一と父・譲介(吉田鋼太郎)との、父と子のやり取りがとにかくアツすぎるアップ

親子のあり方や愛情表現ってその家によって違うんだな…

と感じさせるシーンも多々あります。

 

「決めたよ、光明、僕は修羅の道を行く」

造反を決心した帝一の第一声。ここから物語は大きく逆転します。

帝一語録は、言葉の一つ一つに重みがあります。アセアセ

高校生でありながら、大人顔負けの政治力を持つ高校生たちの姿は痛快です。

 

ところで…2014年から今年まで上演されている、舞台「學蘭歌劇 帝一の國」

好評のうちに第三章まで上演されています。

その舞台版で主人公・赤場帝一を演じたのが、

回の映画「帝一の國」で堂山会長を演じた木村了さんです。

 

  映画      ↓堂山会長            舞台  赤場帝一 

話しは変わって♪

糸電話 帝一と美美子

この糸、かなり長いです。爆  笑

ちなみに男女交際は禁止となっている海帝高校あせ

もっぱらデートは、糸電話での会話です。

帝一いわく、盗聴防止のためだそうですが…グラサン

なんとも…発想が可愛いではありませんか。ほっこり

 

帝一の國  マイムマイム♪

この動画ぜひご覧になってくださいね。

劇中マイムマイムを男子生徒たちが踊ります。男だけのマイムマイムの群舞って…

中々お目にかかれませんよ音譜

これは、父・譲介のアドバイスによって、ひらめいた帝一のアイディアです。

「戊辰戦争の時、新政府軍が旧幕府軍打倒の切り札に用いたのが旗だった…」

旗が、人心を集めるための秘策だったと言われているそうです。

輪の中央に立っているのは会長候補である、森園 億人先輩(千葉雄大)です。

彼らにとって、学校の中が一つの社会であり。

その中心に生徒会という政治を司る世界があります。

よく、考えられているなぁと思います。これぞ原作の力ですよね。

「ピアノ…誰にも邪魔されずに弾きたかった」

心に残る帝一語録。

帝一の國、コメディ要素をたっぷり含みつつも、シリアスで

政治ネタ満載のおもしろい作品だと思います。

今どきこんなタイプの高校生は探しても…なかなかいないでしょうけど、

だからこそ楽しめる作品だと感じました。気になる方にはお勧めです。

帝一独自のファッションも見どころです。

サングラスは必須のようです。ウインク

菅田将暉さんは、とても細身なので綺麗に着こなしています。

彼は、劇中ほとんどといえるほど画面に登場していましたが、

凄まじい演技で、パワフルな帝一を見せてくれました。

彼を始め、これからが楽しみな役者さんたちが勢揃いの作品です。

 

今日は邦画の紹介でした。では失礼します。

お越し頂きありがとうございます。音符

動画と画像はお借りしたものです。ラローズ18


第90回アカデミー賞授賞式から『ドライビングMissデイジー』まで♪

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いらっしゃいませ音符

まずは、前置きとしてこの話題から紹介します。

前記事で『帝一の國』を紹介したところでしたが、

『あゝ荒野』で菅田将暉さんが日本アカデミー賞、優秀主演男優賞に輝きました。キラキラ

監督 岸善幸

あゝ荒野 紹介

簡単な説明

1966年に寺山修司氏が発表した、唯一の長編小説を脚色し映画化したものです。

(東京オリンピック終了後2021年の東京が舞台)

少年院を出所した沢村新次(菅田将暉)は、口より先に手が出てしまうような短気な青年です。

対して、バリカンこと二木建二(ヤン・イクチョン)は幼少の頃から、

吃音と赤面症のために、思うように話す事が出来ず、内向的な日々を送ってました。

 

一見、対照的なようであり…実は内面に流れるものが共通している二人の男が、

職場(理容店)で出会い、しだいに意気投合します。

ある日の事、二人はジムのトレーナーから誘いを受け、

ボクシングの世界に足を踏み入れます。

しかし…それは、同じ階級として戦わねばならない二人の、

過酷な宿命の第一歩だったのです。

 

ボクシングと、友情・・・・・

北野武監督の『キッズ・リターン』(1996)とはまた違った味わいのある感動作です。

一部と2部に分かれており、かなりの時間を要します。見ごたえがありますよウインク

気になる方はお時間のあるときにいかがですか音譜

 

 

では本題へ移ります♪

最近、久しぶりに観ました。名作は何度観ても色褪せません。

 

ドライビングMissディジー (1989) アメリカ

監督 ブルース・ベレスフォード

ドライビングMissデイジー 紹介

簡単なあらすじ

舞台は1948年のジョージア州アトランタです。

綿製品事業を営むユダヤ人・ワサン家の長老、ミス・デイジーは、

夫亡き後、事業を息子に譲り悠々自適な隠居生活を送っていました。

ある日の事、買い物に出ようと車のエンジンをかけますが、ギアの操作を誤り

車ごと隣家の垣根に突っ込むという自損事故を起こします。

そんな、高齢の母を案じた息子ブーリーは、デイジーに車の運転を禁じます。

運転してくれる人が必要なのに、電車で出かけると言い張る母に・・・

このままでは、らちが明かないと悟ったブーリーは、初老の黒人男性ホークを

デイジーの専属運転手として雇い入れます。

 

Missデイジーは、自分が人の目にどのように映るのかということを

やたらと気にしたり、気難しい性分の大奥様でして…

実際にお金持ちなのに、「お金持ちを気取っている…とは思われたくない」

とホークに呟くシーンがあるのですが、

「私が奥様の立場ならば、世界中の人に自慢しますよ」。

と笑顔で語るホークに、返す言葉のないデイジーでした。

実のところ…

デイジーの心配事は取り越し苦労に過ぎないということでしょうね。

 

窓から外の様子を常に偵察

とにかく、頑固だし、疑り深いし…

言い出したらテコでも譲らない気位の高い奥様なのですが、

そんな母に息子ブーリ―はけっして声を荒げたり、叱りつけたりしません。

なだめながら諭していく様子が見どころです。

母を訪ねる時はまず挨拶としておでこにキス。

帰る時も忘れることなくキス。

ステキな息子なのです。

ダン・エイクロイド、さすがの名演です。

クリスマスの準備のシーンで…

自分の嫁さんがメイドさんの失敗を大げさに叱りつけるシーンがあるのですが…

「心配するな、世界の終わりじゃない」

といって笑顔で助け舟を出してくれます。

ダン・エイクロイドが画面に登場すると

まるで一服の清涼剤を振りかけたように場の空気が和むから不思議です。

 

デイジー発信の、様々な小さい事件がありますが、

二人は友好的な関係を築きながら、時は静かに経過します。

ある時、となりの州まで遠出をする事になったのですが、

道に迷ってしまい、あたりが暗くなってきます。

その時、どうしてもトイレを我慢できなくなったホークが車を止めるのですが…

我慢しなさい!! と叱りつけるデイジー・・・アセアセアセアセ

(貴女それは幾らなんでも無茶な話ですわ)

 

その時です。ホークが毅然とした態度で…

「小さい子供みたいに、用を足しに行きたいと

伺いを立てなければならない私の気持ちがお分かりですか?」

「私は子供ではありません。あなたの車を運転する機会でもありません。

70歳の大人が用を足したいと言っているのです」。

と訴えるシーンがあります。

 

人種差別が根強い時代背景の中であり、この当時は

アフリカ系アメリカ人の方たちは、容易に公共のトイレを使用する事が出来なかった。

うる覚えですが…「昔レストランなども白人と黒人は別だった」と

マイケル・ジャクソンが語っていたものを読んだ記憶があります。

劇中では、キング牧師の食事会や演説などの話しが登場します。

老婦人デイジーは、ホークとの交流により多くを学びながら

偏見という鎧を一枚ずつ脱ぎ捨てて行くのでした。

 

皮肉屋でへそ曲がりのデイジーとユーモアがあり思慮深いホーク。

一見交わりそうもない間柄ですが、とにかくウマが合う二人。

それは、ホークという人物の器の大きさがそうさせていたのでしょうか・・・。

差別や偏見が当たり前とも言えた時代に。

頑なに凝り固まったデイジーの心を動かしたのはホークの人柄でした。

 

年月は過ぎ、デイジーの車が2台代替わりして

お互いに髪の毛が白くなった頃。

それは、突然の出来事でした。

しっかり者だったデイジーが認知症を発症してしまうのです。

この日がホークの最後のお勤めの日となります。

 

更に年月が過ぎた感謝祭の日。

初老のブーリーは年老いたホークを連れて

大きな老人ホームを訪れます。

認知症が進み、体力が衰えた母デイジーを見舞うためです。

デイジーのしっかりした反応を見て、

「今日は、ハッキリした日だ」・・・と言いながら嬉しそうに微笑むホーク。

デイジーは息子ブーリーに席を外すように促した後、

昔とかわらない遠慮のない会話をホークと共に楽しみます。

 

衰弱し、フォークが握れなくなったデイジーを気遣い

パンプキンパイを一口…また一口とデイジーの口へ運ぶホーク。

このラスト・シーンを観るたびに胸が熱くなります。

困った時は見栄を張らず、素直に甘える彼女の姿を観ました。

デイジーとホークの25年に渡る友情の物語はここで幕を下ろします。

 

名優ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンそしてダン・エイクロイドの競演。

古い作品ですが感動の名作であり大好きな映画です。お薦めです。ハートハート

 

次に移ります♪

先日第90回アカデミー賞受賞式が開催されました。

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』の

ゲイリー・オールドマンが『裏切りのサーカス』以来

2度目のノミネートにして主演男優賞を受賞しました。

まさに悲願の受賞でした。ステキな笑顔ですね。

 

そして、先日お話したと思いますが、ゲイリー自らの熱いラブコールによる推薦で

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』の特殊メークを担当した

ピンクリボン辻一弘さんが、ノミネート3度目という今回、満を持して

メイク・ヘアスタイリング賞に輝き、オスカーを手にしました。素晴らしいですピンクリボン

 

これまでトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスの『メンインブラック』(1997)

キアヌ・リーヴスとアル・パチーノの『デイアボロス/悪魔の扉』(1997)

エディ・マーフィの『ナッティ・プロフェッサー』(1996)などのメイクを

第一線で手掛けてこられた才能と実力の持ち主です。合格合格

 

 

そして主演女優賞は、『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドが

『ファーゴ』(1996)に続いて二度目のオスカーを手にしました。

(ナント5回のノミネート歴です)

スリー・ビルボードは助演男優賞としてサム・ロックウェルも受賞しており

いかに俳優の演技によって作品が生かされているのかということを

評価されていた受賞だったと思います。

 

 

『アイ・トーニャ史上最大のスキャンダル』で助演女優賞に輝いた、

アリソン・ジャネイも大好きな女優さんです。

うわっ!凄すぎ、まるで別人ですよね。チューさすがです

 

なんと言ってもフランシス・マクドーマンドの男前のスピーチがあまりにも素晴らしくて

感動しました。

「映画の現場に多様性を」

最初にメリル・ストリープに協力を求め起立を促しつつ、

女性受賞者たちに立ってもらうのです。

そのことにより、いかに女性受賞者が少ないか、ということを示しました。

彼女は一切アクセサリーをつけず、ほぼノーメイクという、

ありのままの姿で舞台に上がりました。

しかし、その日の彼女は、誰よりも一番に輝いていたと思います。

映画の世界でも、女たちの地位が、もっともっと確立されることを願います。

 

そして『シェイプ・オブ・ウォーター』が13部門ノミネート中、

音楽賞、美術賞、監督賞、作品賞の4部門受賞という快挙を成し遂げました。

作品賞でのギレルモ・デル・トロ監督のスピーチも感動的でした。

『シェイプ・オブ・ウォーター』まだ観ていませんが・・・

 

映画館に出かける余裕はないけれど、観たい作品は山ほどあり、

嬉しい限りです。ウシシウシシ

 

今日はこの辺で失礼しますハート

画像と動画はお借りしたものです。

お越しいただきありがとうございますクローバー

『めぐりあう時間たち』メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア

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いらっしゃいませ。ハート

皆さんキラキラいかがお過ごしですか?ほっこり

ずいぶんと間が空きました汗久しぶりの更新です。

では、早速本題へ音符今回はこの作品です。

 

『めぐりあう時間たち』(2002) アメリカ

原作 マイケル・カニンガム

監督 スティーブン・ダルトリー。

 

 

舞台は3つの時代、 ①1923年②1951年③2001年

主人公は3人の女、 ヴァージニア・ウルフ、ローラ・ブラウン、クラリッサ・ヴォーン。

彼女たちは、それぞれ心に大きな問題を抱えながら、深く思い悩んでいます。

自分自身と向き合い、苦しみもがきながら日々を送っていました。

 

時は1941年のイギリス・サセックス

夫宛てに長い感謝の手紙をしたためている女性が登場します。

彼女の名はヴァージニア・ウルフ。

イギリスの著名な作家です。

震える手でそれを書き終えた彼女は、意を決して川へ入水します。

 

そこから1951年のロサンゼルスへと舞台が移ります。

それぞれ・・・絶対に交わらないはずの時間たちが、運命に導かれるように

交差しながら、少しずつ繋がっていく物語です。(SFではありません)

 

①1923年のイギリス・リッチモンドの田舎町。
ヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)

実在したイギリスの作家ヴァージニア・ウルフの役です。

(本名アデリーン・ヴァージニア・スティーヴン・1882年生まれ、

1941年に入水自殺をはかり、59歳で生涯を終える)

舞台は1925年、『ダロウェイ夫人』の執筆を始めた、ある一日のできごと。

書くことこそが生きる意味であると思っている彼女、

自分の全神経を執筆活動に注ぎ込んでいたバージニアは、

人とのかかわり合いが苦手であり、自分の屋敷のメイドたちにさえも敬遠されるほど

家の中で孤立していました。

 

夫は、心を病んでいる妻を案じロンドンから、静かな環境である

リッチモンドに居を移したのですが、なかなか上手くいきません。

突然、思いたったようにロンドンに戻りたくなったバージニアが

夫に内緒で駅まで行くシーンがあります。

もちろん汽車には乗りません。ぽつりとベンチに座っています。

そこへ迎えに来た夫は、妻の心の叫びを聞いた後…

「ロンドンに戻ってもいいよ…」と呟きます。

その言葉を聞き安堵の表情を浮かべる彼女、夫に構ってほしいと言う想いが

あったのでしょうか。不愛想な女性ですが、夫を愛していたのでしょうね。

深い部分で通じ合っているであろう…夫婦の絆のようなものを感じました。

 

②1951年 ロサンゼルス
ローラ・ブラウン(ジュリアン・ムーア)

優しい夫と幼い息子と暮らす平凡な主婦。

お腹の中には6カ月の生命が宿っています。

誰もが羨むような幸せな家庭のはずですが・・・

家族という関わりにさえも強い閉塞感を感じ、焦燥感に苛まれるローラは

徐々に心のバランスを崩していきます。

自ら命を絶とうとしますが、なんとか思いとどまります。

我が子に対する母性と良妻であること、この二つが彼女にとって

枷のように重くのしかかります。

 

③2001年 ニューヨーク
クラリッサ・ヴォーン(メリル・ストリープ)

出版社の編集者であるクラリッサは現代のニューヨークに住む同性愛者の女性です。

この日は作家である、親友リチャード(エド・ハリス)のためにパーティーを開く準備をしています。

しかし事は上手く運びません。

クラリッサの思いと、友リチャードの胸の内は全く異なるものだったからです。

そしてその想いはすれ違い、大きな悲劇が起こります。

 

リチャードがクラリッサを「ダロウェイ夫人」と呼ぶシーンがあるのですが、

緊迫感の中に、ほんのわずかですがホッとさせられるような場面です。

 

各々の時代に生きる彼女たちの、ある一日の生きざまが映し出されています。

これは、あらすじをお話するよりも、ぜひともご覧になって頂ければと思います。

懐かしい作品ですが

最近久しぶりに鑑賞し新たに胸にこみ上げて来る様々な思い・・・

この映画を始めてみた16年前とは

全く違う感情が心の中を駆け巡りました。

 

本作では、ニコール・キッドマンが(ヴァージニア・ウルフを演じ)

アカデミー主演女優賞を受賞しました。

 

付け鼻をして役作りに挑んだニコール・キッドマン

この映画の事をご存知でない方は、おそらく彼女が誰なのか

お気づきにならないかもしれません。

ノーメイクである事と鼻の形により、大きく印象が変わった・・・それだけでなく、

なんと言っても、ニコール・キッドマンの演技は素晴らしかったのです。

 

当時のキッドマン。ビューティフルチュー

 

美しい女優が美しい女を演じるのはあまりにもつまらなさ過ぎる・・・

そう感じる観客は多々おられる事でしょう。

美しい女優が、美貌の更に上をいくような迫真の演技をすることは不可能なのでしょうか。

魂を揺さぶるほどの感動を伝えたいと思った時、その美貌は邪魔なのでしょうか。

敢えて隠しましたが…それでもニコールの演じたヴァージニアは美しかったのです。

 

そういえば・・・・

モンスター(2003)のシャーリーズ・セロンを思い出します。

 

全編に渡り、何度も胸が痛くなるストーリーで…インパクトが強い作品でした。

声色を使った独特な喋り方、ふてぶてしい態度…まさしく渾身の演技でした。

シャーリーズもまた、本作品『モンスター』で、アカデミー主演女優賞に輝いています

 

この可憐な妖精が、ひとたび演技に入るとおそるべき役者魂!を発揮なさいます。

 

マッド・マックス怒りのデスロード(2015)のフュリオサ大隊長の

坊主頭は美しく精悍でセクシーでした。

 

失礼汗またまた脱線おじぎ

話しは『めぐりあう時間たち』へ戻ります。

 

ジュリアンムーアという女優さんは、

どんな役柄もこなす名バイプレーヤーの一人です。

 

あるときはベテラン・ポルノ女優、『ブギ―ナイツ』(1997)アメリカ

 

ジュリアン…あなたすごいわアセアセ

そして、マーク・ウォールバーグが若いのなんのって滝汗

観た当時は私も若かったのかなゲラゲラ

※1988年のポール・トーマス・アンダーソン監督・脚本の短編映画

『The Dirk Diggler Story』を長編にリメイクしたものです。

 

そして、またあるときは…唯一愛しいと想い焦がれた男がゲイだった…

という数奇な運命を背負う女性の役。

生涯の友として、けなげに(彼を)励ましたり見守りったりしています。

『シングルマン』(2009) アメリカ

 

・・・というか、コリン・ファースみたいな男友達が身近にいたら

世の女性は会うたびに鳥肌でしょうね。ドキドキハートハート

コリン・ファーススター抑えた演技をしていても、存在自体が光を放っていて…

特別な人だと思います。

その輝きこそが、役者にとってなくてはならない…「華」なのかな~

 

さて、締めくくりは、大姉メリル・ストリープの出演作品にほんの少しだけ触れてみましょう。

ディアハンター(1978)

クリストファー・ウォーケンの鬼気迫る演技が記憶に残る作品です。

ウォーケンはこの役で、アカデミー賞に輝きました。

『デイアハンター』若き日のロバート・デ・ニーロ主演の名作です。

 

クレイマー・クレイマー(1979)

アカデミー助演女優賞受賞

自分の人生を優先し、夫と子供を置いて家を出て行くという身勝手な女の役ですが…

過去記事でも書きましたけど。

もうね!これは感動の嵐、フレンチトーストのシーンは鉄板です。えーんえーん

ダスティン・ホフマン最高ハート

 

ソフィーの選択(1982)

アカデミー主演女優賞受賞

ずしんと重い、ヘビーな題材を扱っている作品ですが、メリルの演技は圧巻です。

 

永遠に美しく(1992) アメリカ

永遠の命が欲しい、歳を取りたくない…あまりにも無謀な願望に挑む女たちの物語です。

ちなみに向かって右の男性はブルース・ウィリスです。

メリルとゴールディ・ホーンのタッグは最強でした。

メリルが放った銃弾でゴールディのお腹に風穴があくシーンは

今でも覚えています。向こうの景色が透けて見えるという( ´艸`)

ブラック・コメディー満載の作品です。

 

激流(1994) アメリカ

初めは親切な人だったのに、次第に真実の姿が見えてくる…

ケヴィン・ベーコン演じる謎の男ウェイドとの遭遇により

メリル演じるゲイルの一家がじわじわと追い詰められていきます。

多くのシーンの中心が激流を下るボートという設定も異色です。

 

プラダを着た悪魔(2006) アメリカ

メリルのミランダ最高でした。

どこまで行っても、よしと言わない恐るべき上司でした。

悪魔(ミランダ)の洗礼によりドンドンあか抜けて洗練されていく

アン・ハサウェイのファッション・センスと仕事能力の高さにも驚きでした。

 

マンマ・ミーア(2008) アメリカ

娘のパパは3人いるの!?

メリル他贅沢なキャスト達が思う存分歌って踊ります。

月日が経ってもなぜか色あせない、むしろどの時代にもマッチしている。

劇中、モチーフとして使われているABBA(アバ)の楽曲はどれも素晴らしくて8分音符

役者さんたちもノリノリです。

 

ギミー!ギミー!ギミー! ABBA

 

映画マンマミーア  マネー,マネー,マネー

脇を固める女優さん二人が…なんとも見事なんです。8分音符

 

マーガレット・サッチャー鉄の女の涙(2011)

アカデミー主演女優賞受賞

とにかく似すぎ。叫び

 

まだまだありすぎて・・・チュー

キリがありませんので、またの機会に改めて詳しく紹介させて頂きます。

メリルは、これまでアカデミー賞に21回ノミネートされていて、

うち主演女優賞2回、助演女優賞を1回獲得した武勇伝を持つ女傑です。

 

先日、アカデミー受賞式を観ていて、改めて感じました。

次々と登場するプレゼンターたちが、ことあるごとに、

メリル・ストリープという名前を口にして、彼女を讃えます。

見事な仕切りを披露した、司会のジミー・キンメルも同じくでした。

ぜひとも、生きるレジェンドであるメリルから、多くの出演作の秘話を

伺ってみたいものですね~音符ハート

 

『めぐりあう時間たち』気になるお方にはお勧めです♪

今日はこの辺で失礼します。♪

ご訪問ありがとうございます。

動画と画像はお借りしたものです。

どんでん返し作品『プレステージ』ヒュー・ジャックマン、クリスチャンベ―ル

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いらっしやいませほっこり

お久しぶりです音符ちょっとばかり体調不良でおとなしくしてました汗

すっかり外は春の陽気になっていて、気分を上げていきたいと思います。

では、元気出してレッツゴーアップアップ気合いだ!気合いだー!

 

プレステージ(2006)アメリカ

監督 クリストファー・ノーラン

 

クリストファー・プリーストの小説『奇術師』(1995)をもとにつくられた作品です。

過去に発生したマジックショーの悲劇の事故によって、切磋琢磨し合う

ライヴァルから…敵同士となってしまった二人のマジシャン。

マジックの為ならば、騙し、欺き、隙あらば相手の足元をすくうというあざとさ。

独特な威圧感が漂うサスペンス仕立てです。

主な登場人物

ロバート・アンジャー (ヒュー・ジャックマン)

マジシャン。妻をステージの事故で亡くします。

その日から復讐の中に身を置き、マジックのためだけに命をかけます。

 

アルフレッド・ボーデン(クリスチャン・ベール) 

アンジャーとは同門の間柄。

かつては、技を磨き合いながら共に競い合うよきライヴァルでしたが。

 

ハリー・カッター(マイケル・ケイン)

マジシャン。アンジャーとボーデンの師匠。

すでに引退しており、敵同士となってしまった二人の弟子の行く末を案じています。

マイケル・ケインはご存知!クリストファー・ノーラン作品の常連さんです。

 

オリヴィア(スカーレット・ヨハンソン) 

マジックショーのアシスタント。

後にアンジャーの恋人となる。

 

ニコラ・テスラ(デヴィッド・ボウイ)

発明家。独自にテレポーテーション機械を作る人物。

その才能を妬まれ、エジソンから見張られているという設定。

 

映画『プレステージ』 紹介

監督はクリストファー・ノーラン。

主役はヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールというのだから

おもしろくないわけがないですよね。

特にマジックが大好きなお方には必見☆ハンドパワー全開ですグラサン

 

簡単なあらすじ

アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベール)

一癖も二癖もありそうな…カラーが濃すぎる二人のイイ男が

思う存分魅せてくれます。

なにをみせるかって?隙あらば相手を罠にはめ、足の引っ張り合いなんですけどねグラサン

それはもう~存分にやっちゃってくれてます。叫び

・・・なぜそこまでしなければ・・・マジックの枠を超えてほしくなかった。

もともとは、師匠ハリー・カッター(マイケル・ケイン)の元でさくらをしながら、

マジックの腕を磨き合っていたライヴァルだった二人だったのですが

かつて、アンジャーの妻は、師匠のアシスタントを務めていました。

さくらとして会場から選ばれ、彼女の腕のロープを結んだのはボーデン。

一瞬の気の迷いにより、本番のマジックショーで悲劇が発生します。

それまで、切磋琢磨しながらお互いを認め合っていたアンジャーとボーデンは

その事件がきっかけで敵同士となり、留まる事を知らぬまま突き進みます。

そして、そのままマジックの迷宮に入り込んでしまい。

ついには大きな代償を払うことになります。

あらすじは観てのお楽しみということで・・・このくらいで。もぐもぐ

アンジャーが最後の大勝負に出るのですが…前代未聞のマジックは禁じ手です。

これではプレステージでもなんでもないな、と感じました。

プレステージとは、「威信」、「威光」や、「名声」、「信望」を意味する言葉。

また「特別なもの」という意味も含まれます。

たとえ、それが可能だとしても、人として踏み込んではいけない領域。

『男はつらいよ』のフーテンの寅さんではありませんが…

「それをやっちゃ~(いっちゃ~)おしまいよ!」

といいたくなる、ありえない展開が待ち受けています。

これは小説が原作であり、映画の中だから表現できる事なのですけど…

人間の業というのは、おそろしいものだなぁと背筋がゾクッとしたりガーン

一瞬でサブいぼがざわざわと…本当に恐ろしいストーリーです。アセアセえーん

 

ボーデンには自分と同じ顔、体格をしたファロンという

影のように寄り添う存在がいます。

マジシャンとして一生を全うするためには、

お互いが真のボーデンであり、ファロンなのだと誓い合う二人。

つまりは奥さんも…

拳銃のマジックが失敗し、暴発してボーデンが指を欠損したら

ファロンも同じ指を落とします。えーんえーん

二人は交互に入れ替わりながら、マジックに命をかけます。

今日はあなたじゃない日…今日はあなただわ…と

妻が切なく語るシーンが印象的です。

アル中でよろよろの汗アンジャーのそっくりさんが登場したり(笑)

(マジックの替え玉としてアシスタントのオリヴィアが探してきたらしい人物)

マジックの為だけに、常に金魚鉢を股の間に挟んで生活しているという

年老いたマジシャンの存在にも驚きでした。

究めるということは人生の一部を諦めるということなのか。

考えさせられるシーンが多々あります。

 

アンジャーには、正々堂々と、マジックの腕で勝負してほしかった、

というのが強い想いではありますが…

その部分をのぞいては、全般的にワクワク、ハラハラと楽しめる作品だと思います。

それはやっちゃおしまいよ…という部分にも、原作者や監督が伝えたい教訓として

一石を投じたメッセージのようなものが秘められているのかもですね。
 

 

劇中でテレポーテーションの機械を発明した人として登場する

ニコラ・テスラ(デヴィッド・ボウイ)は実在した人物。

19世紀後半頃から活動していた科学者で、交流電源を発明した人物

彼はエジソンの会社に電気技師として務めていた時期もあったそうで。

電気の送電は交流であるべきだと唱えていたテスラは、

エジソンが進めていた直流電源の電気事業の件で対立し、

そのまま決別したとの事です。
劇中で、エジソンの回し者が、ニコラ・テスラの隠れ家にスパイとしてやって来たために、

慌てふためいたテスラが姿を消すという場面があったりして・・・

あながち作り話ではなさそうなサービス・シーンもありますよ。

なんたってデヴィット・ボウイが演じていること自体が素敵ですわ。音符

 

では次の作品へ♪

 

マッチスティック・メン(2003) アメリカ

監督  リドリー・スコット
 
主人公のロイは潔癖症の詐欺師です。

朝起きてから、出勤するまでのルーティンが細かく決まっていたり汗汗

家じゅうの物を磨いたり、靴を履く時の自分への掛け声が必要だったり

オフィスに着いたら、まずは受話器の消毒からという徹底ぶり。叫び

しかし詐欺師として行動する時だけは何も気にせず普通にふるまえるのです。

ある日、離婚した妻との間に子供が生まれていた事実を知る事となります。

それからと言うもの、神出鬼没な14歳の娘に振り回される日々が始まるのでした。

 

主な登場人物

ロイ・ウォーラー(ニコラス・ケイジ)


天才詐欺師、そして超潔癖症。

しかし娘と会ううちに、その症状が軽減していきます。

 

フランク(サム・ロックウェル)


ロイ・ウォーラーの相棒ではありますが…

詐欺師だけあって、胡散臭い人物です。

 

アンジェラ(アリソン・ローマン)


別れた元妻が内緒で生んでいたという

ロイ・ウォーラーの娘。という設定です。

この子、かなりのつわものです。

 

ドクター・クレイン(ブルース・アルトマン)


相棒フランクに紹介された精神科の医師。

そのままカウンセリングをうけるはめに・・・

ここから、全てが始まります。

マッチスティック・メン 紹介

簡単なあらすじ

極度の潔癖症の為、日常生活にも支障をきたし始めたロイ・ウォーラーは

相棒フランクの薦めにより、心療科のカウンセリングを受けることになります。

精神科医の話しによると、ひと昔前に離婚した妻が当時妊娠しており、

娘を出産していたという事実を知らされます。(なんで他人がそんなこと知ってるの??)

ここら辺から胡散臭さがちょいちょい漂い始めます。グラサン

Drクレインは、14歳になった娘アンジェラに会うことを薦めます。(治療の為という名目)

まゆつば物のロイでしたが、自分の娘という響きに心をつかまれ、

その流れで会う事となり、ぎこちない関係もほぐれて・・・・・

ひとこと感想

人一倍用心深い男が、あれよあれよという間に精神科医の口車にのって、

全てを失いすっからかんになるというシュールな顛末です。

オレオレ詐欺、来て来て詐欺ではありませんが、家族というワードは

騙しのテクニックの中で圧倒的に悪用されやすいものです。

オッと!これ以上は・・・口にチャックもぐもぐ

気になる方はぜひともご覧になってくださいね。ウインク

 

ご存知!リドリー・スコットは

バイオレンス物のヒット作を手掛けてきた名監督    

ブレード・ランナー(1982)

グラディエーター(2000)

ワールド・オブ・ライズ(2008)

ディカプリオと対峙しておられる役者さんは

キングスマン・シリーズのマーク・ストロングです。

彼はイギリス人ですが‥どこから見ても中東の人そのもの。

マーク・ストロングの存在感がひときわ光っていた作品です。

キングスマンのマーク・ストロング

さて♬リドリー・スコットの巧妙なトリックに嵌ってみませんか。

 

それにしても、ニコラス・ケイジはやっぱり凄いですわ。

ガッツリ硬派な役だけでなく、情けない役どころも絶妙の味わいです。
この紳士を気取った詐欺師がこんな状況になり(相棒のサム・ロックウェルにご用心)
サムは『スリービルボード』で今年のアカデミー助演男優賞に輝きました。
気づいた頃には時すでに遅し…誰もいなくなっていた。
オイ嘘だろ~というロイの声が聞こえてきそうです。
詐欺師が詐欺師に騙される。ニコラス・ケイジおそるべし。
だけど、もっと凄いのはこの小悪魔ちゃんかもですよ。にやり
娘アンジェラを演じたアリソン・ローマン
こんな子がパパハートって無邪気に微笑みかけて来た日にゃあ!
ニコラスパパもデレデレですわ。
幸い、ラストはhappyなことが待っていたりして、ほっこりと幕を下ろします。
どんよりと暗いラストで締めくくるよりも、明るく終わった方が気分も良いですよね。
ちなみに、アリソン・ローマンは1979年9月18日生まれ。(今現在は38歳)
『マッチスティック・メン』撮影当時は22才で14才の少女の役に挑戦しています。
久しぶりに観たけど、やっぱりおもしろかったなぁ~照れ
では、この辺で失礼します。
動画と画像はお借りしましたラローズ18
お越しいただきありがとうございます。

映画のトリビア・ウラ話いろいろ☆そして『チャーリーとチョコレート工場』

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いらっしゃいませ音符ご無沙汰してます。ラローズ18

さて今回は久しぶりに映画のトリビアについてお喋りしたいと思います。

まずはビックリマーク

 

どなたも、きっと一度はご覧になっている映画♪

バック・トウ・ザ・フューチャー(1985) アメリカ

監督 ロバート・ゼメキス

 

キャスティングの段階で、制作スタッフがマイケル・J・フォックスに出演の打診をしたところ、

当時の大ヒットTVドラマ、「ファミリータイズ」の撮影が多忙との理由で

一度断られています。

ファミリータイズは1982年から1989年まで(7シーズン、全176話)放送された。

キートン家のドタバタ劇を描いたシチュエーション・コメディです。

 

エリック・ストルツ版

その後エリック・ストルツを主人公に抜擢し、6週間近く撮影を勧めていたのですが、

エリックの芝居が、どうしても男前すぎてマーティのキャラクターには合わない

と感じたゼメキス監督は、再びマイケル・J・フォックスにラブコールを送ります。

ドラマの撮影に支障がなければOK!という条件付きで快諾され。

マイケル・J・フォックスのマーティ・マクフライが誕生したそうです。

おい!だったらエリック・ストルツはどうなるんだい?

そんなせっしょうなことがあるの?そう思いますよね。

映画製作には多額の費用が掛かります。失敗は許されない…

人情も…時には切り離さなければならない真剣勝負だとすれば…

厳しい世界ですよね。なみだ

どちらがしっくりくると思いますか?ほっこり

既に定着したイメージがありますので、BTTFといえばマイケル・J・フォックスであり

シリーズ作ヒットの立役者がマイケル・J・フォックスであることは言うまでもないこと。

だけど…6週間も撮影が進んでいただけに、降板を強いられることになった

エリック・ストルツにとっては、本当に気の毒な出来事でしたよね。泣く

 

では次へ…

 

遠~い昔の写真で失礼します『妹の恋人』(1993)のワンシーンです。

ジョニー・デップといえば、押しも押されぬ超人気ベテラン俳優の一人です。

32年前…駆け出しのジョニーはこんな大作に出演していました。

プラトーン(1986) アメリカ

監督 オリバー・ストーン

 

兵士ガーター・ラーナー役で出演しており。

本作出演が本格的な映画デビュー作だと言われています。

上官と現地人との間で通訳をするシーンなどがあります。

 

監督はジョニー・デップにもクリス・テイラー役をオファーしたそうです。

しかし、その当時のジョニーは自らに知名度がないことなどを理由に

やんわりと断ったらしいのです。(もったいない…)

オリバー・ストーン氏曰く「彼は将来、有名な映画スターになる」

と予言めいた事を語っていたそうです。

彼の内なる素質と光を見ぬいていたのでしょうね。

あまりにも出番が少ないため、

もしかしたら気づかずに見過ごしていたお方もいるかもですが…。

実は、大きい声では言えませんが…噂によると…

端役だったとしても、多くの場面でジョニーを登場させると

主役のチャーリー・シーンを食ってしまいそうだったので、

本編ではカットされたのでは?というトリビアもあったりなかったり…。汗汗

しかし…当時のジョニーの落胆ぶりを想像すると気の毒でなりませんよね。

悔しいけど、負ける事も大事な経験、だからこそ、今があるそう感じます。

なんだかんだ言ったって!実質的な主役はこのお二人。

民間人を殺害したバーンズ(トム・べレンジャー)を

軍法会議に告発するつもりだったエリアス(ウィレム・デフォー)でしたが・・・

利己的で血も涙もないなバーンズ曹長は我が身可愛さのあまり、

正義感の強いエリアス軍曹を逆恨みします。

バーンズは戦場の混乱に紛れて、だまし討ちを企てエリアスの口を封じます。

トム・べレンジャーの悪役ぶり、ウィレムデフォーの最期…見事な演技でした。

オッと…失礼おじぎ本題に戻ります。ウインク

 

 

話は変わりますが

皆さんはディスレクシアという疾患(障害)をご存知ですか。

知的能力及び一般的な理解能力などになにも問題はないが

失読症難読症識字障害読字障害読み書き障害の

症状がみられることをディスレクシアと言います。

失読症の人は、文字が読み取り難い、語句や行を抜かしたり

逆さ読みをしたりなど、音読が苦手な傾向があると言います。

具体的な症状
水に浸したように文字が滲んで見えたり文字が二重に見える。

ぼやけて見えたりすることもあるそうです。
文字がらせん状にゆがんだり、3Dのように浮かんで見える。
鏡に映したように文字が左右反転して見えることがある。
文字が点で描いているように見えることもあるそうです。

 

これらは全て本人にしか分からない症状であり、外見からは伺い知る事ができません。

このことから、見えない障害とも言われているそうです。
未だディスレクシアに関しては認知度が低いために、周囲の人から誤解を受けやすく。

生活に支障をきたしている人が多々おられるそうです。

今後、ディスレクシアに対する理解と認知度が高まっていくことが望まれています。

 

 

自分の病気を公表し、ディスレクシアについての

理解を呼び掛けている有名人たちを紹介します。

心から尊敬する努力の人たちです。

 

トム・クルーズ

『卒業白書』(1983)のヒットから。

35年もの間、ハリウッド映画の第一線で活躍し、数々のヒット作を持つ

トップ俳優のトムですが…

文字が読めないため、台本のセリフを読んでもらいながら、それを録音して

その声を聞きながらセリフを覚えてきたそうです。

まさに努力の人だと思います。(セリフは感情移入も要しますからね)。

ほとんどの映画で、アクションもこなしながらセリフも多い役どころですので、

凄まじい集中力とエネルギーが必要だと思います。

『ミッション・インポッシブル』のあたりからは、制作にも携わっていますよね。

彼は最高の努力家です。

 

キアヌリーブス

『コンスタンティン』、『スピード』『マトリックス』のような大作だけでなく

『リプレイスメント』、『雲の中で散歩』、『陽だまりのグラウンド』

『フェイクシティ/ある男のルール』好きな作品がたくさんあります。

キアヌもまた、ディスレクシアのために学業面では相当な苦労をしたそうです。

高校を中退し、俳優の道へ進んだ彼は、人の何倍も努力をしながら

ハリウッド映画界という荒波を渡り歩いて活躍して来たのですよね。

幼い頃は、両親の不仲によりネグレクトに遭いながらもたくましく乗り越え。なみだ

親友リバー・フェニックスとの、あまりにも早すぎる別れを憂い。

これまで何度となく、大きな人生の局面を味わって来たキアヌでした。

セレブなのに飾り気がなく、シンプルな生活ぶりも愛される理由の一つなのだと思います。

病気で苦しむ人たちのために多くの寄付もしてきました。

ディスレクシアの事に関しても、トム・クルーズと同じように堂々と語る大らかな人です。

いつも心から応援しています。

 

スティーブン・スピルバーグ

失読症のために、幼い頃はいじめに遭ったそうです。

小学校を8年かかって卒業したというエピソードを聞いた事があります。

今現在も、文章を読み、理解するために、相当な時間を要しているそうです。

「自分のことをかわいそうな被害者と思ったことはない。

映画製作に携わることが、失読症の対処法としてとても役立った」

と過去にインタビューで答えています。

スピルバーグ作品。数えきれないほどありますが…

『ET』(1982)も大好きで、古い所では、『激突』(1971)がお気に入りです。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)も好きです。

誰もが知る大監督ですがご苦労が多かったのですね。

偏った思い込みがなく、心がニュートラルであるからこそ素晴らしい作品を

つくり続ける事が出来るのでしょうね。

 

人の何倍も、努力を積み上げてこられた方達だと思います。

彼らに共通している事は、障害を持っているという悲壮感など

みじんも漂っていないというところです。

自分の運命をありのままに受け入れ、力みなく生きている姿が素晴らしいと思います。

 

ハリウッドの第一線で活躍し続けてきた人たちのエピソードでした。

 

では最後に、ジョニーデップの映画を紹介します。

チャーリーとチョコレート工場 (2005)アメリカ

監督  ティム・バートン

ご存知、ジョニー・デップのファンタジー・コメディです。

ロアルド・ダールの著書『チョコレート工場の秘密』が映画の原作です。

主な登場人物

ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)

歯科医を営む厳格な父親のしつけで、甘いお菓子を食べさせてもらえなかった。

その反動が、あるとき内緒でチョコを舐めた瞬間にウォンカの中で爆発します。

チョコレートの魅力にとりつかれたウォンカは家を出て

お菓子職人への道を歩みます。

 

チャーリー・バケット(フレディ・ハイモア)

大家族バケット家の跡取り息子です。

素直で心優しい家族思いの男の子です。

 

バケット夫人(ヘレナ・ボナム=カーター)

バケット氏(ノア・テイラー)

チャーリーの両親です。

 

『英国王のスピーチ』(2010)イギリス、でもおなじみのベテラン女優

ヘレナ・ボナム=カーターは監督ティム・バートン氏の奥様です。

ご主人の作品には数多く出演しています。

 

チャーリーと共にチョコレート工場に招待された子供たち

オーガスタス(フィリップ・ウィーグラッツ)

バイオレット(アナソフィア・ロブ)

ベルーカ(ジュリア・ウインター)

マイク(ジョーダン・フライ)

そして、そして~忘れちゃならないのがこの存在。

ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)

ウィリー・ウォンカのチョコレート工場で働く職人たちです。

ご存知の方も多いと思いますが…

この写真は一人だけですけど、数えきれないほど大勢登場します。叫び

みんな同じ顔で同じ体格ですグラサン

チョコレートを作るだけでなくダンスや歌も披露してくれますよ。

 

簡単なあらすじ

バケット家は大家族です。

チャーリー・パパの両親とチャーリー・ママの両親。

小さなおうちに7人が体を寄せ合って、仲良く朗らかに暮らしています。

ウイリー・ウォンカのチョコレート菓子は多くの人々に愛されていましたが、

その製造過程や、ウォンカという人物については謎が多く、

そのことに関しても人々の関心を集めていました。

ある時ウォンカは、チョコレートにチケットを5枚入れて。

それを引き当てた子供達を工場に招待するという企画を大々的に発表します。

そして、そのうちの一人に特別なプレゼントが与えられる副賞もついているとの事。

 

招待券を手に入れた幸運なる5名は、

食いしん坊の肥満少年オーガスタス、お金持ちでわがままな少女ベルーカ

いつもガムを噛み勝利にこだわる少女バイオレット

テレビ好きで反抗的な少年マイク

そして家族思いの心優しい少年チャーリーでした

 

チャーリーとチョコレート工場 予告編

ウォンカのチョコレート工場には、大勢のウンパルンパたちが働いています。

そこは不思議なパラダイスでした。

なんと言っても彼らの働きぶりは必見です☆

ゲラゲラゲラゲラ観れば見るほどはまるこの風貌☆

ウンパルンパには茶目っ気と相反する不気味さのような…

独特な中毒性があるような気がします。

チョコを製造する合間に歌って踊る余興も披露したり( ´艸`)

とにかく働き者です。

(ウンパルンパ役を演じたディープ・ロイさんはケニア生まれのインドの人です)

見学が進むにつれ様々なアクシデントが発生します。

子供たちは自らの我がままによって一人・・また一人と脱落していくのでした。

最後まで何事もなく見学を終了させ残ったのは、チャーリー・バケットただ一人。

約束通り、チャーリーには「副賞」の権利が与えられることになります。

空飛ぶエレベーター

ただし、その代償としてウォンカからチャーリーに提示された究極の交換条件は

「家族と離れる事」だったのです。えーんそ・・・そんな~

はたして、チャーリーとウォンカはどのような決断をするのでしょうか。

とにかく楽しくて♫頭を空っぽにしたい時に楽しめる作品ですよ。♪

ではこの辺で失礼します。

画像と動画はお借りしたものです。

ご訪問ありがとうございますハート

『パッセンジャー』クリス・プラット、ジェニファー・ローレンス☆『パッセンジャーズ』アンハサウェイ

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いらっしゃいませヽ(*´∀`)ノ 

ご無沙汰してます。音符

さて今回は映画の紹介です。

まずはこちらから音譜

 

パッセンジャー(2016) アメリカ

エンジニアのジムとジャーナリストであり作家を志すオーロラが主人公です。

この二人・・地球では住む世界も異なり出会いの機会さえなかったであろう男と女。

なぜ、この二人だけが目覚めたのでしょうか・・・

宇宙船の中で大事件が発生するSFドラマを紹介します。

 

主な登場人物

ジム・プレストン (クリス・プラット)

最初にカプセルが作動し、冬眠から目覚める人物です。

一人ぼっちの孤独の中で、エンジニアであり手先が器用なジムは

宇宙船内で何かと役立つものを発明します。

ある時、カプセルで眠るオーロラに心を奪われてしまったジムは、

彼女の人生を根底から揺るがすことになる重大な過ちを犯してしまいます。

 

オーロラ・レーン (ジェニファー・ローレンス)

父親が作家をしていた影響もあり、自らもジャーナリストとして物書きを志しています。

白黒はっきりした性分の女性で、押しの強さといったら天下一品です。

元はといえば、ジムの身勝手な行動により彼女までもが90年も早く

目覚めさせられたわけなのですが・・・

紆余曲折を経たのちに、ジムと運命を共にするパートナーとなります。

 

アーサー(マイケル・シーン)

精密なアンドロイドであり癒しのバーテンダーです。

ジムとオーロラのよき話し相手となります。

マイケル・シーンは、バンパイヤ族と狼男族の争いを描いた

『アンダーワールド』シリーズルシアン役としても有名な俳優さんです。

舞台出身の実力派俳優です。

 

ガス・マンキューゾ (ローレンス・フィッシュバーン)

宇宙船の乗組員であり、甲板長です。

カプセルのアクシデントにより彼もまた冬眠から覚醒する一人です。

もちろん大事な役どころなのですが・・・残念なことに出番は少しだけなのが残念。

彼は、ご存知マトリックスシリーズのモーフィアスです。

パッセンジャー 予告

簡単なあらすじ

近未来、約5000人の乗客を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号は、

第二の居住地を夢見て目指しつつ地球を旅立ちます。

ナント!目的地の惑星に到着するのは120年も先の事でした。

乗組員と乗客たちは、一人残らず冬眠カプセルで眠っていました。

ところが、アクシデントが発生し、エンジニアのジムのカプセルに不具合が生じ

予定より90年も早く目覚めてしまいます。(30年間、眠っていたのですね)

ジムは孤独と絶望の中、考え付くありとあらゆる方法を試しましたが

結局のところカプセルは作動しないことが分かり、自暴自棄になってしまいます。

ある日の事、冬眠カプセルの中で眠るステキな女性を見つけます。

そこからの日々は、ジムの中で葛藤が続きます。

そして、ついには、やってはならない一線を超えて・・・

彼はオーロラのカプセルの設定を解除してしまうのです。

ちなみにジムはエンジニアですので…

そこらへんは簡単にやっちゃいます。グラサン

 

オーロラが覚醒してからの日々は、お察しの通りです。

これから先の不安を語り合ったり、無機質な船内の環境がエッセンスとなり

(だって、二人きりなんですもの)

しだいに親密さが増していき、時間はかかりますが恋仲になります。

でもね、世の中って、そう簡単には「こと」が運ばないものなんですよ。

ジムのヤラカシが白日の下にさらされ明るみになる日が訪れることになります。

それは、アンドロイドのバーテンダー、アーサーの口からオーロラへと伝わります。

一見皮肉であるように感じますが、考えてみれば、彼は人間ではありませんので、

誰かを庇うための方便的な嘘をつくという設定は、

なされていなかったのだな…と感じました。

言うまでもないことですが…オーロラ(ジェニファー)は激怒です。

深夜にジムの寝こみを襲い殴るは蹴飛ばすわで・・・・えーんえーん

ジェニファーローレンスの迫力たるや、マッチョなクリス・プラットもタジタジです。

そりゃ腹も立ちますわよね。90年後の新境地を夢見て旅立ったのですから…ね。

その後もオーロラの怒りの種火はくすぶり続け消えません。

オーロラの提案により二人は協定を交わします。

食堂を利用する時間やバーを利用する時など船内で顔を合わさないように

曜日や時間帯を取り決めるためです。

そんなある日の事、クルー要員である、甲板長の冬眠カプセルが

突如!異常を来たし、このお方が目覚めてしまいます。

何度も申しますが、出番はごくわずかです(ホント…ちょっとだけ)ほっこり

しかし、ガスのお陰で、仲たがいしたジムとオーロラの関係か修復されます。

年の功とでも申しましょうか・・・

こっそりと諭すように語りかけるガスの言葉が、オーロラの怒りを鎮めるのです。

他にも重要なことを遺していってくれますが…細かいことは内緒で。ラローズ18

 

ガスはカプセル内の異常により冬眠の解除が正常になされておらず

多臓器不全と敗血症を発症し、二人の見守る中、静かに息を引き取ります。

落胆するジムとオーロラの二人。

この後の二人にどのような運命が待ち受けているのでしょうか。

続きは…よろしければ、本編をご覧になって頂ければ幸いですウインク

特別出演として、ラストシーンにほんのチラッとだけ

宇宙船の船長役で、アンタッチャブル(1987)のアンディ・ガルシアが出演します。

 

では、次へ進みます。♪

パッセンジャーズ(2009) アメリカ

今回紹介する作品二つはタイトルがほぼ同じですが

ストーリーはじぇんじぇん違います。

パッセンジャー繋がりということで音譜

アン・ハサウェイの『パッセンジャーズ』(2009)を久しぶりに観ました。

 

好きな俳優が揃い踏みのキャスティングでしたので、そそくさと観に行った作品です。

サスペンス劇となっていますが…実際は、それとは路線が違うようです。

当時、なんの予備知識もなく観に行きましたので、一度観ただけでは、あれれっ??

と戸惑ってしまい、DVDが発売されてからふたたび観直したのを覚えています。

 

パッセンジャーズ予告

とにかく…ストーリーが進むにつれ、至るところで鳥肌ですよ。

そりゃあ~もう、サブいぼがざわざわ~&背筋がぞくっとアセアセ

主な登場人物

クレア・サマーズ(アン・ハサウェイ)

この物語の美しきヒロインです。

至ってシンプルな真実があって、そこへたどり着くことに意味があり

様々な出来事が幾重にも絡み合います。

語り出したら、みなまで言いたくなりそうなのでもぐもぐ口チャックします。

 

エリック・クラーク(パトリック・ウィルソン)

事故に遭った飛行機の乗客で、生存者の一人という設定です。

いろんなことが絡み合って、最後はほどけて行きます。

ところで…この俳優さん・・・よ~くお顔を拝見してると

テニスプレーヤーのアンディ・マレーを連想します。

 

アーキン (デヴィッド・モース)

申し上げるまでもなく、この方は要所要所に登場する人物です。

物語の重要なキーマンでもありますのよ。

デヴィッド・モース氏の抜群の安定感がたまりません。チュー

背が高くてどっしりとして…威厳がにじみ出てますよね。

たくさんの作品に出演されていますが、役ごとに独特な存在感が光ります。

素敵な名バイプレーヤーです。

グリーンマイル(2000)の正義感あふれる看守役や、プルーフ・オブ・ライフ(2000)では

不当な拉致に遭遇した男の数奇な運命と、希望をもって生き抜く姿を熱演しています。

 

ペリー (アンドレ・ブラウアー)

このお方も、とても重要な役どころです。

初めのうちは…心療科医の上司という設定ではありますが。

実はクレアの小学生時代の恩師だと言うのです。ガーンな…なんと怖。

ちなみに、アンドレ・ブラウアーはシティ・オブ・エンジェル(1997)

でのニコラス・ケイジと共に演じた天使役が印象深いです。

 

トニ (ダイアン・ウィースト)

ダイアン・ウィーストスター大好きな女優さんです。

この柔らかな表情で場面を和ましてくださいます。

重要なシーンに登場するキーマンの一人です。

ダイアン・ウィーストはウディ・アレンのコメディー映画、

ハンナとその姉妹(1986)アカデミー助演女優賞に輝いています。

ジョニー・デップのシザー・ハンド(1990)他たくさんの作品で活躍されてきました。

ではパッセンジャーズに戻ります。ほっこり

簡単なあらすじ

診療内科医クレア・サマーズは、飛行機事故の生存者5人を担当するのですが…。

その後、日を追うごとに少しずつ不思議なことが起こります。

グループカウンセリング中に窓の外に人影があり、皆をじっと見つめています。

そして、次のカウンセリング日から、メンバーが一人ずつ来なくなってしまいます。

そこで、クレアは航空会社が事故の過失を隠ぺいしようとして

生存者たちの口封じを企てているのではないかと疑い始めるのでした。

クレアは事故の真相を究明しようと必死です。

その反面、生存者の一人であるエリックの個人カウンセリングの為

面会する機会が増えたことで二人は必然的に惹かれ合い親密な仲になります。

場面の中に謎解きのヒントとなる伏線が散らばっている事に気づきます。

ヒントとなる伏線①

航空会社代表のアーキンは、事故の原因がパイロットのミスだと言い張ります。

クレアの話しには、一切耳を貸そうとはしません。ココ重要。

ヒントとなる伏線②

クレアが何度となく姉のエマ宅を訪ねるのですが、

なぜか姉家族は常に不在。ココも重要です。

新たに事故の生存者だと語る謎の男が現れ

自分の名前を思い出せないのだと嘆きます。

 

ヒントとなる伏線③

コインランドリーで親しみやすい初老の女性が話しかけて来るのですが。

クレアは身構えることなく自然に会話をします。

深夜に、ふらっとクレアのアパートに訪ねて来て「彼ってハンサムね」」と、

わざわざそれだけを伝えに来るところなんざ~背筋がゾクーー!!とします。

(あ!彼というのはエリックの事です)

ヒントとなる伏線④

クレアは、信頼する上司ペリーに航空会社の陰謀説を訴えますが

ペリーは、そのことをほとんど受け流しつつ重要視しないのです。

なぜだろうこの違和感…ふと、二人の間に微妙な温度差を感じるシーンです。

そして・・・・・

ある夜の事、姉宅を訪ねていたクレアの前に航空会社のアーキンが現れます。

彼は「あの事故の生存者はいない。責任はすべて自分にある」

と告げバッグを置いて立ち去るのでした。

エリックにも不思議な現象が発生します。

まず、子供の頃に飼っていた愛犬が何度も自分の前に現れます。

そして、遠い昔に亡くなったはずの伯父が姿を見せます。

エリックはそれらの事を鑑みることで自らの状況を見つめ直します。

そしてアーキンの置いて行ったバッグの中には、真実が隠されていて

クレアは、ついにその真実を知る事となるのです。

 

自らの運命を受け入れる事が出来ずさまよう魂たちのために

黄泉の世界からお迎えの使者が現れるという重要なシーンがいくつもあります。

アン・ハサウェイの演技☆よかったです。

追い込まれていく状況の中にいながらも、「そこへはたどり着けない」という

苛立ちと焦燥感がひしひしと伝わってきます。

やはり、映画だからこそ表現できる独自の世界観だと思います。

よく考えれば普通ではないことが身の回りに散らばっているのだけど

クレアたちには、そのことが見えておらず何も気づかないところが

この映画のミステリー性を高める意味深い部分のように感じました。

 

ささいなことだけど、緻密で計算され尽くしていて、あちこちに伏線が敷かれている。

徐々にスピード感が出て来て、次第にすべてが繋がっていきます。

『パッセンジャーズ』気になる方にはお薦めです。

 

ご訪問ありがとうございます。音符

動画と画像はお借りしたものです。

動画追記☆映画のトリビア&うら話☆ハル・ベリー アーノルド・シュワルツェネッガー

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いらっしゃいませ♪またまたご無沙汰してます。

 

まず初めに女優達の役者魂が伝わってくるような撮影秘話から。

ガル・ガドット

『ワンダーウーマン』のスーパー・ガール、ダイアナを演じたガル・ガドット。

過酷なトレーニングを半年も積み、臨んだ撮影でしたが、

傷やアザが絶えない日々だったそうです。

一番辛かった怪我はイタリアのビーチで撮影中の事だそうです。

気が付かずウニを踏みつけてしまい足の裏に棘が刺さり負傷。( T_T)ウニ~ 

ついには無理が祟ったのか、背筋を痛めてしまい座ることすらできず、

プロモーション時の取材では立位で対応していたそうです。ううっ痛そうえーん

 

ハル・ベリー

『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)の撮影時の事でした。

爆発シーンで破片が飛んできて、ハルの目に入ってしまうという大災難。(>_<)痛い!

そして、そして~当時のボンド役・ピアース・ブロスナンとのラブシーンでは

窒息死しかけたというではありませんか(汗) 

まさかそんなことって( ̄□ ̄;)!!

実は撮影中、ピアース・ブロスナンがハル・ベリーの命を救ったというのが正しいようです。

ラブシーンでフルーツをのどに詰まらせたハル・ベリーに、応急処置を施したということなのです。

「彼女の背中をたたいて、腕を体に回しハイムリック法をしたんだ。

ハイムリックなんて、今まで一度もやったことがなかったから成功してよかった」と語っています。

事情が分かってスッキリです。

ベッドでの飲食には要注意ですね。危ないのでやめましょう。( ;゚─゚)ゴクリ

『ゴシカ』(2003)では共演のロバート・ダウニー・Jrと絡むシーンで腕を骨折し。

『キャットウーマン』(2004)では照明機材が頭部を直撃するという大けが。

はたまた『クラウド アトラス』(2012)では同じ脚の部分を二度も骨折したそうです。泣く

 

ちなみに、ソードフィッシュのハル・ベリーも好きです。

『ソードフィッシュ』(2001)

X-MENでも共演している二人。

ハル・ベリーって危険な色香の漂うイイ女ですよね~スター

そして、ヒュー・ジャックマンは安定の男前ぶり。

紳士や貴族の役からこのようなアウトローっぽい

ワイルドな役もクールに熟すセンス抜群の役者です。

 

<p>『イングロリアス・バスターズ』(2009)にブリジット役で出演したダイアン・クルーガー。クリストフ・ヴァルツに首を絞められるシーンでは、リアリティの追求を熱望した監督のクエンティン・タランティーノが、ヴァルツに代わって実際に彼女の首を思い切り絞めているのだとか。結果、本当に彼女の気管はギリギリと絞められ、短い間ながら意識も失ってしまった模様。その生々しい映像、実際に確かめてみて。<span class="redactor-invisible-space" data-verified="redactor" data-redactor-tag="span" data-redactor-class="redactor-invisible-space"></span></p>ダイアン・クルーガー

『イングロリアス・バスターズ』(2009)にブリジット役を務めたダイアン。

クリストフ・ヴァルツに首を絞められるシーンがあるのですが…

リアリティを追求するあまりでしょうか。

監督のクエンティン・タランティーノが、ヴァルツの代役を務め

実際に彼女の首を思い切り絞めて撮影に臨んだというトリビアがあります。(゚Ω゚;)

危うくダイアンは気を失うところだったとのことで(そ…そこまでして)アセアセ

その生々しい場面を劇中に収めているそうです。

 

ケイト・ウィンスレット

『タイタニック』(1997)のヒロイン、ケイト・ウィンスレット。

水から逃げるシーンの撮影中のこと、衣装がセットに引っかかり、

危うく水に飲み込まれてしまうという状況に陥ったそうです。

「必死に、もがいてコートを脱いだわ。息がもたなくて…」と振り返っていたそうです。

しかし監督のジェームズ・キャメロンは、そのような事とはつゆ知らず、

「よし、もう一回撮るぞ!」の掛け声。びっくり

「弱虫と思われたくなかった」その一心でケイトは黙って同じシーンに臨んだそうです。

<p>今や無敵に見えるメリル・ストリープも、かつて『激流』(1994)の撮影中に災難に遭っている。当日は18時間も撮影が続いており、現場の疲労もピークに達していたが、カーティス・ハンソン監督はもうワンテイクを希望。くたくたのメリルは異議を唱えたものの撮影は結局続けられ、案の定メリルはボートから冷たい激流に投げ出され溺れてしまった。ライフジャケットと共演者ケヴィン・ベーコンのおかげでなんとか助けられた彼女は、その後監督に「もし次に私が『これはできない』と言ったら、私を信じるべきじゃないかしら?」と言ったのだとか。これぞメリル!<span class="redactor-invisible-space" data-verified="redactor" data-redactor-tag="span" data-redactor-class="redactor-invisible-space"></span></p>

メリル・ストリープ

かつて『激流』(1994)の撮影中の事。

その日は撮影が18時間も続いており、現場のスタッフの疲労もピークに達していました。

しかし、監督のカーティス・ハンソンは情け容赦なくもうワンテイクを所望します。

心身ともに疲労困憊していたメリルは休憩を希望したそうですが…叶わず。

その撮影時にボートから投げ出され溺れてしまったのです。

九死に一生を得たのは、ライフジャケットの着用と共演者ケヴィン・ベーコンの

機転の利いた素早い救助だったそうです。

もしも、そのまま冷たい激流に飲み込まれていたら…危なかったですね。アセアセ

 

アンジェリーナ・ジョリー

「トゥームレイダー アンジー画像」の画像検索結果

いつ見てもあふれ出すような魅力をまとうアンジー。

しなやかな動きは、まるで女豹の如く眩しいです。

彼女をスターダムへと導いたヒット作『トゥームレイダー』(2001)は、

特にハードなアクション・シーンが見どころでもありました。

命綱を装着して高さ40メートルでの危険な撮影に挑んでいた時、

肘を負傷してしまいます。

皮膚が裂けて骨が見えそうなほどの大ケガだったと言います。えーん

『ソルト』(2010)の撮影中には眉間を強打し今もその傷痕が残っているそうです。

 

続きましてはトリビアを♪

パルプフィクション(1994)

監督 クエンティン・タランティーノ

その当時、仕事が激減し人気が低迷していたジョン・トラボルタ。

『パルプ・フィクション』(1994)のギャラは10万ドルだったそうです。

凡人からすれば凄すぎる金額ですが…

トラボルタからすればお安い金額だったという。何とも現実離れした話です。

それにしてもサミュエルLジャクソンの若いことといったら!

少し前に、『キングスマン』で紹介したばかりでしたが。

今、振り返れば、トラボルタもサミュエルもこの作品がまさに大きな転機でした。

『レザボア・ドッグス』にしてもクエンティン・タランティーノってすごい人ですよ。

 

サイコ(1960)アメリカ

監督 アルフレッド・ヒッチコック

『サイコ』(1960)の有名なシャワー・シーンはどなたもご存知でしょう。

女性がナイフで襲われますよね。

あの場面は…メロンをナイフで刺した音を使用していたそうで。

映画の効果音って、様々な道具を用いて作り上げるんですね。

職人さんたちの情熱を感じるわ~。

つんざくようなバイオリンの音も独特の恐怖感を煽りますよね。

 

ターミ―ネーター(1984)アメリカ

監督 ジェームズ・キャメロン

ロボットは瞬きをしないだろう…と考えていたアーノルド・シュワルツェネッガー。

という事情によりシュワちゃんは

『ターミネーター』(1984)の撮影中、カメラの前では一度も瞬きをしかったらしい。

エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

ターミ―ネーターT-800登場シーン

未来から現代にタイムスリップしてきたアンドロイドT-800

まずは通りすがりのチンピラたちが身ぐるみをはがされます。

 

とことんサラ・コナーを追い詰めるシュワルツェネッガーT-800!!

アンドロイドで悪役なのに主人公だよ♪という設定にも斬新さがありましたよね(笑)

シリーズの中では、この第一作目が変わることなくmyイチオシです。

上記の動画で紹介している雷鳴と共に登場するシーンは何度観ても格別ですよね。

なんと言っても存在感が半端ない事といったら~グラサン

あの時代のシュワちゃんは輝いていたなぁと思います。

 

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2003)アメリカ

監督 スティーブン・スピルバーグ

捜査官役のトムハンクスと詐欺師役ディカプリオの攻防が痛快です。

大詰めでレオナルド・ディカプリオ演じる主人公のフランク・アバグネイルを逮捕する

警官役として出演している人物は、フランク・アバグネイルご本人です。

彼はこの物語のモデルになっている実在の人物です。

 

スピード(1994)アメリカ 監督 ヤン・デ・ボン

『スピード』(1994)のデニス・ホッパーの役、当初の予定では

フィル・コリンズに白羽の矢が立っていたそうです。

これには驚きました。それにしても誰がオファーしたんでしょうね。

あの憎々しい悪役は名優デニスホッパーで正解だったと思います。グラサン

 

スパイダーマン(2002)アメリカ 監督 サム・ライミ

トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』(2002)

実は、あの『プラトーン』や『メジャーリーグ』の俳優。

チャーリー・シーンもオーディションを受けていたそうです。

当時37歳のチャーリー・シーン…勝負に出たんですね。

かなりハードなアクションもある上、ピーター・パーカー役が

初々しい若者という設定だったので…

もしもトビーでなく、チャーリーが抜擢されていたとしても、

シリーズを続投することは難しかったように感じます。

 

では次へ進みますビックリマーク

ハリウッドでも評判の美しい姉妹と姉弟を紹介します。

ペネロペ・とモニカ・クルス姉妹

仲良し姉妹です。地元スペインで活躍している妹のモニカ。

輝くオスカー女優、姉ペネロペを尊敬しているそうです。

ちょっ・・ちょっと待てよ~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ←キムタク風に(ノ´▽`)ノ古っ汗汗

こりゃ!みわけがつかないでしょ!

ペネロペは、ウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』(2008)の

マリア・エレーナ役でアカデミー助演女優賞を受賞しました。

そして、この映画の主役フアン・アントニオ役を務めたハビエル・バムデムは

現在の彼女のご主人です。すごいですよね~大きなプレゼントが二つもラブラブ

ビヨンセとソランジュ姉妹

ソランジュといえば、2014年5月、あるパーティ会場のエレベーター内で

姉の旦那でラップの帝王Jay-Zを殴って蹴って怒鳴りつけるという修羅場を演じました。

その映像が公開されてしまい大騒ぎになった過去があります。

実はこの話には訳があります・・・

パーティでJay-Zが他の女性といちゃついている場面を目撃したソランジュ…

怒り心頭で腹わたが煮えくり返っていたのでしょうかガーン

耐えきれず手や足が出てしまったみたいです。

・・幸いこの件に関しての火消しは速やかで、

家族のさもない揉め事として事なきを得ています。
姉妹の仲は至って良好ですが、夫婦の事はまったく分かりましぇん。グラサン

それにしても…なんですか?この見事なプロポーションは目

姉妹でサマンサタバサの広告塔を務めているようでピンクリボン

仲良きことは美しきかな by武者小路実篤音符

エマ・ワトソンとアレックス・ワトソン姉弟

美し過ぎる姉弟として知られている、このシュッとした見目麗しい二人。

ご存知『ハリーポッター』(2001-2011まで、全8部作)シリーズの

おませなヒロイン&子魔女ハーマイオニー・グレンジャーを演じたエマ。

美女と野獣のヒロインを務め一世を風靡しました。

『美女と野獣』(2017)はフランスの民話が原作。

ディズニーによって製作された長編アニメ『美女と野獣』の実写リメイク作です。 

アニメから実写化するのはディズニーにとって初めての取り組みだったそうで、

制作には渾身の力が入ったようですね。

エマと3歳違いの弟アレックスはモデルです。

写真はバーバリーの広告です。

スコット・イーストウッド

う~ん、さすが血筋。頬から顎のラインが似てますよね~

また葉巻を加える仕草は、言わずもがなにやり

クリント・イーストウッドには彼を含めて6人の子供がいます。

これだけルックスに恵まれていても、お父上が偉大過ぎるためなのか、

ご本人の俳優としての道は険しいようです。父の背中は大きい。

クリント・イーストウッド1930年5月31日生まれ(87)

カリフォルニア州サンフランシスコ出身

私の中でのイーストウッドはダーティーハリーシリーズ1-5のハリー・キャラハン刑事です。

1971年に『ダーティハリー』第一作が始まりました。

いつも汚い役回りの事件を担当することから

ダーティハリーという異名をつけられたという設定です。

俳優業と共に映画監督としてもその才能を発揮します。

『許されざる者』(1992)では監督兼主演を務め

第65回アカデミー監督賞と作品賞を受賞しました。

『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)では自身二度目の

アカデミー監督賞と作品賞を受賞という快挙を成し遂げています。

無駄な撮り直しをしない、演出法が明瞭でわかりやすいという

俳優やスタッフにとってありがたい、フランクな監督だと評判のお方です。

撮影がスムーズに進行し経費が節減でき、おまけに素晴らしい作品に仕上がって

ヒットするわけですから、配給会社としては願ったり叶ったりでしょう。

ではこの辺で失礼します。

画像はお借りしましたラローズ18お越しいただきありがとうございます。

『リピーテッド』ニコール・キッドマン『クライムヒート』トム・ハーディ☆見応えあるサスペンス二つ

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いらっしゃいませウインクご無沙汰してます。音符

朝夕の気温の変化が激しいですね。

皆さん、くれぐれもお体ご自愛なさってください。では早速本題へ♪

 

リピーテッド(2015) イギリス・アメリカ・フランス・スウェーデン合作

脚本・監督 ローワン・ジョフィ

サスペンス

S・J・ワトソンの小説「わたしが眠りにつく前に」が原作です。

朝目覚めた時に、もしも自分の記憶のすべてが頭から抜け落ちていたら…

そんな恐ろしいことが我が身に降りかかったとしたら、あなたならどうしますか?

 

リピーテッド 予告

主な登場人物

クリスティーン(ニコール・キッドマン)

過去、身に降りかかった事件によって頭部にケガを負い。

重篤な記憶障害を患っています。

すべての記憶が一日しか持たないという、過酷な運命を生きる女性です。

ニコール・キッドマンの演技は素晴らしく堂々たる存在感です。

 

ベン(コリン・ファース)

ケガの後遺症により、重度の記憶障害を持つ妻を支え続けるベン。

優し過ぎ、出来過ぎているほどの夫であり仕事も家事もそつなくこなします。

コリンファースが旦那さまってアメイジング。チュー

だけどね、良いことばかりじゃないってわかります。

後半はいろいろと…明らかになります。叫び

 

医師ナッシュ(マーク・ストロング)

医師というが、果たして信頼してよい人物なのか・否か?

序盤の内は、もしかしたらこの人怖い人なのかも?

と観る者が感じるような脚色がなされています。

サスペンスにはつきものですが、品行方正な人が実は嫌な人だったり。

いかにも怖そうな人が善良な人だったり…といった仕込みがありますよね。

演技派マークストロングさん。とても重要な役柄です。

この方はいろんな役をなさる人ですが、

キングスマンの時とは、雰囲気が真逆なのも良いところです。

 

簡単なあらすじ

ある不慮の事故に巻き込まれたクリスティーンが主人公です。

彼女はその時に負った(頭部の)ケガの後遺症により、毎朝目覚める度に、

すべての記憶が消え去ってしまうという、重い記憶障害を背負います。

そして、彼女の夫ベンは、自分の存在すらも覚えていない妻を日々献身的に支えます。

ある日のこと、自宅の電話が鳴り響きます。

医師と名乗る男(ナッシュ)から電話でした。

ナッシュの話によると、彼は少し前からベンには内緒で、クリスティーンの治療に

あたっているとの事で。

数週間まえから毎日の状況を映像日記として撮影しているのだと聞かされます。

カメラの隠し場所を電話で指示して貰い、ビデオ日記を再生したところ、

クリスティーンは、記憶障害の原因が何者かに襲われ

重傷を負ったことが原因であると知ります。

jullyのつぶやき

ほぼ全編に渡りこの3人だけで、物語は進行します。

(途中クリスティーンの女友達、そして最後にちょっとだけ別の役者が登場します)

二人の男(ベンとナッシュ)の間で翻弄され打ちひしがれるクリスティーンを観ていると

気の毒でたまらなくなっちゃって。泣く

嘘をついているのは一体どっちなの?と考えているうちに

もはや誰も信用できない気分になりえーん

ベンとナッシュはもかなり怪しい人に見えてきました。

…朝起きたら記憶のスイッチがリセットされているなんて!アセアセ

怖くて心細くて、不安感の底なし沼に嵌りそうですよ。なみだ

ピ—ンと張り詰めた危うい緊迫感が、ただひたすら持続します。

 

オスカー俳優のニコール・キッドマンとコリン・ファースという鉄壁のコンビが観せてくれます

そして、どんな役もさらりとこなすマーク・ストロングが加わることで

スリル満点の仕上がりになっています。

とにかくハラハラ、ドキドキし通しですよ♪

個人的に気になるところ

①クリスティーンが朝目覚めると、となりに知らない男が寝ていた。

状況が…全く理解できなくて慌てふためく彼女にベンが説明をするのですが

記憶障害の原因を交通事故の後遺症だと語ります。

②毎朝、状況説明を聞いた後も、なぜかベンに対して

心を開くことができないでいる不安げなクリスティーン。

起床時にベンの腕を自分のお腹から離す時もなぜか彼女は嫌な表情をするのです。

(記憶がなくても、家族・夫婦への情のような物は本能として感じるのではないかと…)

③なぜ医師ナッシュからの電話はベンが出勤した後にかかってくるのだろう。

ビデオカメラに収めている映像日記について、「夫には内緒にするように…」

というナッシュの指示も、いまいち解せない。

④妻クリスティーンは自動車事故の後遺症により記憶障害になったと語るベン。

しかもこの状況は10年以上継続しているらしい。(ベンの話しは真実なのだろうか…)

⑤自らの映像日記を見たクリスティーンは、自身が事故ではなく

何者かに襲われたことが原因で記憶障害を患ってしまったことを知る。

⑥アダムという一人息子がいたが、病気によりこの世を去ったと夫から聞かされます。

クリスティーンを襲った犯人は誰なのか。

 

毎日ビデオカメラに撮影している、映像日記の確認とナッシュのサポートにより

クリスティーンの記憶はフラッシュバックを繰り返しながら薄皮をはがすように蘇っていきます。

夫(ベン)と主治医(ナッシュ)。果たしてどちらの話が真実なのでしょうか。

この豪華な顔ぶれ、たまりませんよね。もう最高合格

出演者が少なく地味な作品だからこそ、気が散ることなく落ち着いて観れます。

スリリングがギュッと濃縮されていて見応えがありますよ。

『リピーテッド』ぜひとも映画を鑑賞しながら謎解きをお楽しみくださいませ。

 

次へ進みます♪

クライム・ヒート(2014) アメリカ (本作は日本では劇場未公開の作品です)

監督:ミヒャエル・R・ロスカム  脚本:デニス・ルヘイン

サスペンス

アカデミー賞受賞作『ミスティック・リバー』の原作者としても知られている、

デニス・ルヘインの小説『ザ・ドロップ』がこの映画の原作となっています。

映画の脚本もデニス・ルヘイン自らが手掛けています。

小品ではありますが、登場人物たちの個性と演技力が冴えわたる逸品です。

ド派手な大作も良いけど、どちらかというと私、こういう映画☆好きなんです。

クライムヒート 予告

主な登場人物
ボブ・サギノフスキ(トム・ハーディ)
他人との付き合いを絶ち、敢えて孤独の中で過ごしています。
ボブには、人に言えない贖罪があります。
そのことが原因なのか。教会のミサに出かけているにも関わらず
彼は聖餐のパンを一度も頂きません。
(その理由はこの物語のネックになる部分です)
そんな彼も、ナディアとロッコとの出会いによって、少しずつ内面に変化が現れます。
そして過去の罪と向き合いつつも、新たなうねりに飲まれていきます。
自ら飛び込んだと言ってもいいのかもしれませんが…心がひりひりします。
 
ナディア・ダン(ノオミ・ラパス)
ナディアはエリックの元カノです。
過去の、心に受けた傷がもとになっているようで、メンタル面が不安定であり
自分でもそのことで悩んでいるようです。
自傷行為によって首に深い傷を残しています。
ロッコが縁でボブと出会い、それまで孤独だった二人は心を通わせ合うようになります。
どこに行くにもボブとロッコは一緒♪懐にいますね( *´艸`)可愛い~

 

カズン・マーヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)

ボブとは実のいとこ同士であり兄貴分です。
チェチェンのマフィアが街にやって来て、店を乗っ取られたという過去があります。
昔は、街でもちょっとした名士だったと本人が自ら語るシーンは印象的でした。
またその話か…もう過去の事だ!と、いとこのボブから諭されて
悔しがる場面はこの物語の光と影を現す象徴的なシーンの一つです。
ガンドルフィーニさんはこの作品が遺作となりました。ご冥福を祈ります。
 
エリック・ディーズ(マティアス・スーナールツ)
 
ナディアの元カレ。理由もなく人をゆすり脅す粗野で身勝手な男です。
実は小心者であり、ラストに近づくと、彼の中途半端で短絡的な部分が見えてきます。
エリックはロッコの元の飼い主なのですが、罪もないロッコにケガを負わせ。
ごみ箱に置き去りにする最低最悪な奴です。
のちに飼い主だと語り上から目線で出てきた時にゃ~怒り心頭でした。
念のため…マティアス氏は『リリーのすべて』にも出演されていますが良い役です。
 
&ロッコ
ボブ(トム・ハーディ)に命を救われたことがきっかけとなり、彼の愛犬となります。
緊迫感漂うシーンの中で、時にほっこりとした空気を送り込んでくれる
チャーミングなマスコットの役目を務めてくれています。愛嬌たっぷりなんです(´∀`)
簡単なあらすじ
汚れた金を洗浄するドロップ・バーで働く寡黙なバーテンダーの物語です。
ブルックリンでバーを営みつつ、マフィアの金を一晩預かる窓口を担うボブとマーヴ。

ある日、二人の働くバーに二人組の覆面強盗が店を襲い、

店の売り上げをそっくり盗まれてしまいます。

マフィアが金を取り返すようにと命じます(数年前からバーは乗っ取られている状態です)

そんなこんなで、マフィアに睨まれ身の危険を感じる中、新たな火種が発生します。

ボブの愛犬ロッコをネタにして、「俺は元の飼い主だ」と威張り散らす迷惑男エリックが

ボブにゆさぶりをかけ始めます。

ある日突然目の前に災難が降りかかってくる…まさにバッド・インフルエンス。

店(バー)の裏口には驚くべきものがぶら下がっていたりして・・がーん

次第に物騒な事態へと展開して行きます。

仕事帰りのボブが、ケガをしてクンクン泣いている血だらけの子犬を見つけて

助けるシーンから物語が動き始めます。

罪深い過去を持つ男ボブと純真無垢なパピー・ロッコ。

一人と一匹のコンビは張りつめたシーンの合間合間にホッと一息つかせてくれる

この重苦しい物語の中のわずかな救いとも言えます。

ただ…ね、ボブという男はいざとなると、とても怖い男なんですよアセアセ

教会の牧師様にナディアの事を尋ねられ、「これまで俺には友達などいなかった」
今の自分にとって「彼女は大切なダチだ」とボブが語るシーンがあります。
(この部分はBlu-rayの特典映像に含まれています)
大切な存在、守る者が出来たことによって心に変化が現れるんですよね。
ロッコとナディアとの出会いが彼の生き方をも変えます。
でもね、やっぱりこうなっちゃうんです。
やはり、なんと言ってもこの映画の見どころはトム・ハーディの演技力に尽きます。
ひっそりと生きている寡黙なバーテンダーなのですが…
ひとたび火が付くと、レーザービームのような鋭い眼光が光ります。
我慢強いボブですが…ロッコの事とナディアが絡むと最終的にこうなります
                アセアセアセアセ
暗い過去を背負い肩で風切って生きてる一匹狼、粗野で嫌味な男、内面に狂気を抱く男など。
これまで様々な役を演じて来た俳優トム・ハーディキラキラ
たとえば抑えた演技の場面であっても、表情や視線で負の感情を
表現することができる役者です。
彼の演技には多くの絶賛の声があり、トム・ハーディという名前は
これからさらに認知度を高めていくことでしょう。
そういえば、『レヴェナント』のプロモーション活動の頃、
「あの年代の中で最高の演技者だ」とディカプリオが褒めちぎってましたっけ♪
これからますます楽しみですね、目が離せなくなりそうです。
劇中のボブはロッコといる時が一番心穏やかです。
弱いものには優しいのですが、自分の世界にズカズカと
無断で入り込まれることが何よりも許せない男がこのボブなのです。
ぶっちゃけた話し、ボブとマーブは相当なワルです。カタギではありません。
だけど芯の部分は弱くてもろい普通の人間なんだと分かり、無性にジンときたりします。
ラストシーン。ナディアの家を訪ねたボブが、ぽつりぽつりと話す言葉が印象的です。
「バーを出る時、もう関わらないと言いたかったんだろ?
でも言わなかった…言ってくれたら俺はここから去るよ。
信じてくれ、すぐに消えるよ…言葉にしてくれ」
無口な男が精一杯の気持ちを伝えるんです。(このシーン、好きです)
サスペンス好きのお方には一押し☆お薦めです。
後半になると、えーー!という驚きの展開が待っていますよ。
 
最後に、もひとつおまけ
裏切りのサーカス(2011)  チャイルド44 森に消えた子供たち(2015)で共演した。
同じイギリス出身のゲイリー・オールドマンはトムにとって憧れの人であり
最も尊敬する大先輩です。(二人とも演技派ですよね)
それにしても、トムさんたら♪こんなに甘えちゃって!微笑ましいですね。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。
※GIF画と画像、動画はお借りしました♪ご訪問ありがとうございます。ハート

『アンノウン』リーアム・ニーソン『妹の恋人』ジョニデ『レジェンド・オブ・フォール』ブラピ

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いらっしゃいませハート皆さんいかがお過ごしですかクローバー

さて今回紹介する作品は音符

 

アンノウン(2011) アメリカ・ドイツ

監督  ジャウム・コレット=セラ

仕事で訪れた異国の地で予期せぬ事故に遭遇し、4日間の昏睡状態から目覚めた男。

妻は自分を「知らない男」だと言い、別人が自分になり代わっていた・・・

監督は、『エスター』のジャウマ・コレット=セラです。

ラストには驚きのどんでん返しが仕組まれたサスペンスです。

 

アンノウン 予告

 

主な登場人物と簡単なあらすじ

 

植物学者マーティン博士は、バイオテクノロジーの国際学会のために

妻のエリザベスと共にベルリン入りします。

ホテルに着いた時、空港に大切なバッグを忘れたことに気づいたマーティンは

なぜか妻に声を掛けずに、タクシーを拾い空港へ引き返そうとしますが・・・

いきなりアクシデントが勃発。前を走るトラックの荷台から荷物が転落し、

それをよけようとしたために、マーティンの乗るタクシーはハンドルを取られて

橋から川へ転落してしまいます。

数日が過ぎ、ようやく意識が戻ったマーティンでしたが。
頭を強く打った衝撃で記憶がまだらになっていました。
強い不安感に苛まれたマーティンは、医師の制止を振り切り強引に退院します。
ホテルに戻ると・・・そこには、信じられない光景が待ち受けていたのです。
妻エリザベスはマーティンを知らない人だと語り、その隣には
見知らぬ男がマーティン博士として存在していました。
 
記憶はところどころ鮮明で、仕事でベルリンに訪れた事と
奥さんの事は覚えていたようです。
そのうちに、わけが分らぬまま何者かに命を狙われ始めます。
ここから、マーティンは自分の身元と真実を取り戻そうと決意し奮闘します。
 
思うように言葉も通じず、勝手の分らぬベルリンの地で、
自らの身元を証明する手立てがない中、

命を狙われるなんて、怖いですよね。

タクシー・ドライバーをしていたジーナの協力を得て、

マーティンは真相究明に乗りだします。

果たして、いかなる運命がこの先待ち構えているのでしょうか。

マーティン・ハリス博士(リーアム・ニーソン)

 

仕事で尋ねた異国の地ベルリンでアクシデントに巻き込まれます。

失った記憶を呼び戻しながら自分の身分を証明するために奮闘します。

いきなり窮地に追い込まれてしまった男が、たった一人で陰謀に立ち向かう役。

どう言うわけか、彼はこういった役柄がピッタリくる役者です。

 

なんだかね、事故に遭って記憶喪失って…韓国ドラマのお約束みたいですが(笑)

※ちなみに韓国ドラマは見始めたら大変(ノ´▽`)ノ全24話は短い方で60話…120話。

果てしない旅が始まります。。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚ィェィ♪

記憶喪失はいわずもがな、ドロドロの愛憎劇と究極の復讐劇がたまらない。

いつの間にか…かっぱえびせん状態になっちゃって。もぐもぐモグモグ

観始めたら最後、何話☆続こうともラストまでまっしっぐらですよ~。

オッ!と気が付けば脱線ソーリーです。(→o←)ゞ

 

ジーナ(ダイアン・クルーガー)

ホテルから空港へマーティン博士を乗せたタクシーのドライバーです。
しかし!不運にも前を走るトラックの荷台から突如荷物が落下!
タクシーはハンドルを取られ・・・
幸い自力で脱出したジーナが、意識を失ったマーティンを車から救い出します。
(車ごと川に転落したマーティンは一時心肺停止になり、危うい状況でした)
その後、なんだかんだと揉めますが、異国の慣れない地で見えない恐怖と戦う
マーティンを気の毒に思ってか…事故の責任からか…彼女も力を貸す事になります。
 
エリザベス・ハリス(ジャニュアリー・ジョーンズ)
出番は少ないですが、リーアム・ニーソンの妻にしては若すぎるな…と感じました。
まぁそれもこれも、後から繋がっていく伏線に絡んでいます。
 
 もう一人の謎の男マーティン(エイダン・クイン)
事故に遭ったマーティンが、入院している間に、なんとなんと~
別の男がマーティンとして存在していました。
そして、肝心の奥さんもあんたなんか知らないよ!という始末。(=◇=;)
(もう一人のマーティンを演じるエイダン・クインはキーマンです)

それにしても、しばらく見ないうちに…(たまたま彼の出演作にご縁がなかったので)
エイダン・クインがステキなおじいちゃま感満載になっていて。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
登場したときにゃ、もしかして、あなたエイダンさん??
・・・っと二度見三度見してしまいました。(ハイ、もちろん我が身も同じです)
 
レジェンド・オブ・フォール(1994) アメリカ
エイダンクインはブラピの兄役でした。

レジェンド・オブ・フォール ティーザ

 

簡単なあらすじ
北米モンタナの雄大な大自然の美しさが光ります。
3人の兄弟が子供の頃から成長して大人になっていく姿を映し出しています。
固い絆で結ばれていた兄弟でしたが、戦争という悲劇が大きな影を落とします。

3男サミュエルが婚約者を連れて来るのですが…この女性の出現によって
兄弟達の仲に小さな不協和音が少しずつ生じて行くさまも、うまく表現されています。
そして、名優アンソニーホプキンスの父親役。
素晴らしい演技が記憶に焼き付いています。
 
ブラピはこの後ジョー・ブラックをよろしく(1998)で再び
アンソニー・ホプキンスと共演しています。
 
妹の恋人(1993) アメリカ
簡単なあらすじ

兄ベニーと妹ジューンは幼い頃に両親をなくし、兄妹二人で生きて来ました。

ある日友人とのポーカーに負けた兄妹は、勝負のペナルティとして

友人の家に居候している、いとこのサムを引き取る破目になります。

サムは滅多に喋らない風変わりな青年でしたが、ほどなくジューンに気にいられます。

心に病を抱えた妹を必死に守ろうとするベニーと
自由奔放な世界観を持つサムに惹かれるジューン。
途中すったもんだありますが、最後はハッピーにまとまります。ラブラブラブラブ
かなり個性的ではありますが…『ギルバート・グレイプ』(1993)のような
素朴な青年を演じるジョニーの姿が爽やかです。
 
ちなみに、ラストで二人が住む運びとなるアパートの大家さんと
恋に落ちる雰囲気のお兄ちゃんですが。
そのお相手はこちらです。豪華ですね~音譜音譜
オスカー女優ジュリアンムーアです。

 

妹の恋人 

 

この当時 エイダン・クイン 35歳  ジョニー・デップ 30歳
エイダンはエキゾチックな風貌で正統派のイケメンでした。
ジョニーは、途切れることなく作品を観て来ているせいなのか、
自分の中では、ほぼイメージは変わっていないような気がします。
今まさにナイスミドルですが、更にパワーアップしながら
本領を発揮していくことでしょうね。
 
ハートハートハート脱線しましたが、『アンノウン』に戻ります。おじぎ
この物語はのキーワードは「暗殺者」です。
詳しいことは伏せておきますが、ラストには
あごが外れそうな展開が待ち受けています。ガーン
なぜなら劇中の7割ほどは記憶がハッキリせず、不安気な表情を浮かべて
じたばたするリーアム・ニーソンをたっぷりと見せられているだけに汗汗
「思い出したぞ~!!」からの…クライマックスへの盛り上がり方が結構忙しくてびっくり
えっ?えーー!!そういうことだったの?
序盤、旅先で事故に遭い、危うく命を落としそうになったり。
愛していた…信じていたワイフが、「あなたなんか知らないよ」としらばっくれたり。がーん
自分の身元を証明する証拠が消え去ってしまい、手だてがないというじれったさ。えーんえーん
何よりも、自分でない人が自分の名を語り、なりすましているということ。
自分の身元を証明してみせるぞー!!!と言いつつも、
勝手の分からない異国の地ではなす術もなく・・・・・
しょぼん泣くとしながらさまよっている大きな背中を観ていたのですがはーとはーと
 
記憶が戻ってからの、怒涛のような変身ぶりには驚きでした。滝汗
自分が何者なのかが分かった途端、水を得た魚のようにシャキーンキラキラとなります。アップ
『アンノウン』、中々見応えがありますよキラキラ宜しければ、いかがですかウインク
 
動画と画像はお借りしたものです。
ご訪問頂きありがとうございます。
 
 
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
 
呟き
 
生きてるとか、美味しいとか、手が動くとか・・・
コップを持てる喜び。
当たり前のことが素晴らしいことだなって、再注目している。
そうでありたいな…って。
 
2003年に一度目の脳梗塞を発症、復帰の記者会見で
こう語っていた西城秀樹さん。
家族の話を問われた瞬間、感極まって涙されていた姿が忘れられません。
 
うちの家人も2009年に脳梗塞を発症しました。
一時は、元のように歩けるか、手が動かせるか分からない。
といった病状説明がなされていましたが。
多くのお陰様の力を頂き
3ヵ月後には、元の職場で同じ仕事に就けるまでに回復しました。
今も、その当時の気持ちを忘れないよう、肝に銘じています。
 
どんなに気を付けていても、病はある日突然訪れるものですね。
長年勤めていた看護師の職を離脱したのは、心臓の不調からでした。
数年ほど苦しい時期もありましたが、それからは意識して、
一日一日を大事に過ごすようになりました。
 
「当たり前のことが素晴らしい」
西城さんの仰った言葉がしみじみと身に染みます。
 
1972年、衝撃のデビュー。
ルックス、歌唱力、アイドル性。
そのすべてを持っていた「スター」だったと思います。
 
秀樹さんの笑顔が大好きでした。
ご冥福をお祈りします。

映画のトリビアと裏話いろいろ♪久しぶりにマイケルも♡

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いらっしゃいませ。はーと ご無沙汰してますほっこり

今回は久々に、ハリウッド映画の裏話とトリビアを紹介します。

まずは、こちらからビックリマーク

愛と青春の旅立ち(1982)アメリカ

監督  テイラー・ハックフォード

主な登場人物

ザック・メイヨ(リチャード・ギア)
ポーラ(デブラ・ウィンガー)
シド(親友)(デヴィッド・キース)
フォーリー(鬼軍曹)(ルイス・ゴセット・ジュニア)

 

簡単なあらすじ
母親の自殺という辛い過去を乗り越えながら成長し、

父親の愛を得ることなく青春時代を過ごしたザック・メイヨ。

自分の人生に虚しさを感じたザックは海軍士官養成学校に入所します。

13週間の過酷な訓練に耐え忍びながら、自分の可能性を見つけて行きます。
退所式の日、教官フォーリーよりも身分が上の少尉になったザックが

フォーリーに敬意を表す場面も心に染みます。

(士官に昇進したザックは訓練教官フォーリー軍曹の上の位に上がります)

この物語はサクセス・ストーリーというよりも、一人の男

ザック・メイヨの成長していく姿をありのままに、そして切実に描いている作品です。

この物語の中で、忘れてはならない人がいます。

海軍士官養成学校の教官を務めるフォーリーです。

ルイス・ゴセット・ジュニアの鬼軍曹役は本当に見事でした。

彼はこの演技が認められ、1982年度アカデミー助演男優賞を受賞しました。

訓練期間が終了したと同時に、二人の立場が逆転するところに現実の厳しさを感じました。

ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが歌う主題歌『愛と青春の旅だち』

もアカデミー歌曲賞に輝きました。耳に残る名曲です。

ところで、この名作『愛と青春の旅だち』は説明するまでもなく、

リチャード・ギアの出世作でありますが・・・・・

 

ここから本題のはじまり口笛dack音符

 

サタデー・ナイト・フィーバー(1977)  胸さ~わぎの腰つき♪

監督 ジョン・バダム

『サタデー・ナイト・フィーバー』といえば、ご存知ビックリマークジョン・トラボルタの出世作。

この続編という設定で6年後に制作された作品が

 

こちら、ステイン・アライブ(1983) アメリカ

監督・製作・脚本 シルヴェスター・スタローン

人気アクション・スターでもあるスタローン氏が手掛けた作品ということで話題になりました。

上記写真、シンシア・ローズは、『フラッシュダンス』(1983)にも出演している女優さんで。

切れがあってダイナミックなダンスが印象に残ります。

そして、忘れてはならない作品がもう一つ。

 

『グリース』 (1978) アメリカ

監督 ランダル・クレイザー

トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョン共演のミュージカル映画です。

(あらま!トラボルタさんお顔が大きいですね~びっくりオリビアが小さいのかな?)

 

グリース(1978) ハイライトシーン

ジョン・トラボルタは元々ダンスがお得意だそうです

確かに、サタデーナイトフィーバー冒頭の、町を闊歩するシーンなどは、

ただ歩いているだけですが、体全身でリズムを刻んでいます。

では、早速ご覧くださいビックリマーク

 

サタデー・ナイト・フィーバー  ハイライトシーン

それにしても、カチッとしたダンス・スタイルが

時代を感じさせますよねぇーチュー

ディスコ&ビージーズの楽曲☆ステイン・アライブがクールに決まってます。

 

さて、前置きが長くなりましたが口笛dack

先ほど紹介した『愛と青春の旅立ち』

最初に出演依頼を受けたのは、このジョン・トラボルタだったのです。

上記紹介の3作以降は、これといった役に恵まれず不遇の時代を送っていた頃です。

そこに、ふわっ!と舞い込んで来た、神の恵みのようなオファーを、

彼は受けなかったのです。なんやて

(こればかりは自分の選択だし、後から嘆いても遅いけど・・・くすん)


さて、困り果てた制作スタッフたち・・・次に白羽に矢を立てたのが

このお方口笛dackリチャード・ギアだったんですね。ラヴラヴ

期待通り、リチャードギアは愛と青春の旅立ちで、
ザック・メイヨ役を見事に演じきりました。

あまりにも似合い過ぎていて、役が彼を待っていたようにさえ感じます。

余計なお世話かもしれませんが・・・

一人の男が『愛と青春の旅立ち』の大ヒットを横目で眺めながら、

「なんで俺は断ったんだ~!」…と悔し涙をこらえ、やさぐれていたとか・・・

(誰も観てないけどjullyの妄想)チュー


まるでステップを踏むように、地団駄を踏んだとか踏まなかったとか…感動っ!!

でもね、断ったのはあなた~仕方~ないじゃないの♪

ただね、これで終わらないのがこのトリビアなんですよ。
その数年後…トラボルタに再びのチャンスが到来します!

『パルプ・フィクション』の大ヒットで一躍メジャーに返り咲いたトラボルタに音譜

またとない、ビッグな出演依頼が舞い込んだとさ。よっしゃ

 

パルプフィクション(1994) アメリカ

監督 クエンティン・タランティーノ 

1994年のアカデミー賞7部門にノミネートされ、脚本賞を受賞。

カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞。その他、数々の賞を獲得しました。

ちなみにパルプフィクションの意味ですが、三文小説やパルプ・マガジンを意味しており、

要するに、「くだらない話し」という意味合いがあるそうです。

タランティーノらしいブラック・ユーモアの含みを感じますね。

 

主人公の一人である(ヴィンセント)トラボルタが、(ブッチ)ブルース・ウィリスに

あっさりと消されてしまう展開にはびっくり仰天!それもトイレで用を足している最中です。

『ジャンゴ』もですけど、中心人物たちがバッタバッタと途中で消えていくのは

彼のお得意の筋書きなのかもしれませんね。

そりゃもう~意表を突かれて、お口あんぐりびっくりでございます(汗)

 

失礼しました。脱線脱線ごめんなさい ゆるして

『パルプ・フィクション』の大ヒットで一躍メジャーに返り咲いたトラボルタに音譜

またとない、ビッグな出演依頼が舞い込んだとさ。よっしゃ・・・・の続きです。

 

・・・・・なのにね、トラボルタったら…なにがお気に召さなかったのでしょう?

私はトラボルタさんの身内ではないので、詳しい事情は存じませんが、

この幸運の羽が生えたオファーを、またもや、ヤだね!と断ったそうです。あかん

 

トラボルタに振られてしまった制作スタッフ・・・

悩みに悩んだ末、ある俳優に白羽の矢を立てました。

その人の名は~叫び叫びジャジャジャーン

悲しいかな、歴史は繰り返されるのだったくすん

またしても、この人、リチャード・ギアだったのです。

マジかー!と言いたくなってしまう数奇な繋がり。

ウソみたいなホントのはなしです♪

その作品はこちら!ヒット作『シカゴ』

 

『シカゴ』(2002) アメリカ ミュージカル映画

監督 ロブ・マーシャル


そして映画『シカゴ』は大ヒットします。 

おじいちゃんみたいに目を細ーくしながら、その様子を眺めつつ横目

あぶったイカを肴に、灯りがぼんやり灯った部屋で…熱燗をちびちびと

手酌でひっかけながら~悔し涙を流していたトラボルタを見た人が

いたとか…いなかったとか(妄想劇場、脚色jully)

ふふっ!ていうか~八代亜紀さんの舟歌ハート大好きなんですよねーゲラゲラゲラゲラ

俳優が脚本を読み、オファーを受けるも、断るも、ある意味大きな博打です。

ヒットしたから必ずしも良い作品だとは限らないですし・・・

とても良い作品でも、地味に評価される場合もあります。

『愛と青春の旅立ち』と『シカゴ』、もしもトラボルタ主演が実現していたら…

果たしてどのような運命が待っていたのでしょうか。

こればかりは、神のみぞ知ること。誰にも予測は出来ませんけどね。

 

シカゴ(2002) アメリカ

監督 ロブ・マーシャル

ブロードウェイ伝説の振付師であり名演出家&映画監督。

そして自らもダンサーであるミュージカル界のレジェンド。

ボブ・フォッシーの作品を映画化したものです。

『シカゴ』はトニー賞受賞作

 

主な登場人物

ロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)

ヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)

ビリー・フリン(リチャード・ギア)

 

簡単なあらすじ

舞台は1920年代のシカゴ。

主人公ロキシーは、ミュージカル女優を目指しています。

ある日のこと、約束を守らなかった愛人と揉めるうちに

ロキシーは彼を殺害してしまいます。

留置所に送られたロキシーは、キャバレーのステージで踊っていた

ヴェルマと出会います。

彼女もまた、夫と妹の不倫を知り、殺害したという容疑がかけられていました。

 

愛人を射殺して刑務所に送られる女性が、自分のスキャンダルを逆手にとって

スターになろうともくろむストーリー。気になる方はぜひご覧になってくださいまし。ニコニコ

レニー・ゼルウィガーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ

アカデミー助演女優賞に輝いたゼタ=ジョーンズ女史、圧巻です。クラッカー

 

今回は、『シカゴ』がらみで、ボブ・フォッシーのこちらを紹介します。

映画 星の王子さま ボブ・フォッシー スネイク・ダンス

立ち姿の美しさ、流れるような動き、ハットを扱う仕草。

この映画はスネイクのシーンが凄すぎて、他がぼやけてしまうのです。

フォッシーの様々なポージングを観ていると、その優雅さが

マイケルのダンス・スタイルに反映されているのが分かります。

特にそのカラーが活かされているのはビリー・ジーンではないでしょうか。

 

フォッシー・スタイル フォッシーについて

フォッシー・スタイル
ダンスをする場合、通常は身体の様々な動きを足してカッコ良く見える振付を考えます。
フォッシー・スタイルの特徴は、身体の動きを最低限にとどめて、

身体の一部だけを動かすことにより、美しさを表現するという技法です。
首と背筋を伸ばしたままり脚は外股に動かすというジャズ・ダンスの常識を飛び出して。

真逆に首をすくめて猫背にしてみたり、内股でステップを踏んでみたり…

ボブ・フォッシーは独自の新しいスタイルを編み出した人です。口笛dack

 

フォッシーに引き続き・・・マイケル登場ですハート

マイケル・ジャクソン  ビリー・ジーン(1983)

1983年5月16日に開催されたモータウン25 Yesterday, Today, Forever.

その大舞台で初めて披露されたビリー・ジーン。

マイケルがソロとして、更に大きく一歩を踏み出した瞬間であり

長きに渡り、語り継がれて来た伝説のパフォーマンスです。

それからも、ビリー・ジーンのパフォーマンスは徐々に進化を繰り返してきました。

まさにマイケルの代表曲の一つです。

 

(1996) ヒストリ―ワールドツアーinブルネイ

年月を経て、すでに完成されている、最高の精度を誇るステージですが。

そんな中でも、必ずどこかに「抜け感」を作っていたマイケル。

その余裕に満ちた遊び心こそが、マイケルの凄さだな、と思います。

 

子供の頃からたくさんの映画を観ていたというマイケル。

中でも、お気に入りはフレッド・アステア、ジーン・ケリー、そして・・・

ボブ・フォッシーもマイケルに鮮やかなインスピレーションを

与えていたのは言うまでもないことでしょう。

 

そして、たまたま、今回紹介したジョン・トラボルタの劇中でのダンス・スタイルの数々。

マイケルは、自分の中でかみ砕き、独自のアレンジで振付の一部に取り入れています。

 

先人たちへの熱いオマージュと自己研鑽を積み重ねながら、

吸収してきた多くを融合させて、オリジナルに変えてしまうなんて。

マイケルってやっぱり凄いや!

結局はこの言葉に尽きるマイケル・マニアです。

映画の裏話から、最後はフォッシーとマイケルに繋がっていきましたが

映画と音楽は切っても切れない関係ですし、

ミュージカル映画と歌、ダンス・パフォーマンス。

いいですよねぇ~夢があって音符音符

今日はマイケルと共に失礼します。ハート

たくさんの画像と動画はお借りしたものです。はーと

お越し頂きありがとうございますラヴラヴ

『ダブルジョパディー』アシュレイ・ジャッド❀今年で9年☆やっぱりマイケルって素晴らしい❀

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いらっしゃいませハート2週間のご無沙汰です♪

梅雨も本番に入りました。皆さん、お体大事になさってくださいね。

では早速本題へ。音符音符

今日は映画の話は少しだけ、後半はマイケルの命日の特集です。

 

ダブルジョパディー(1999)アメリカ

監督 ブルース・べレスフォード

 

名作『ドライビング・ミス・デイジー』(89年)でメガホンをとった

ブルース・べレスフォードが監督を務めています。

ダブル・ジョパディーとは同じ罪状で2度裁かれることはないという法律です。

二重処罰の禁止
日本の憲法にも、このような法律があります。
第39条 【何人も、実行の時に適法であった行為又は既に無罪とされた行為については、

刑事上の責任を問われない。

また、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問われない】という法です。

 

ダブル・ジョパディー ハイライト・シーン

 

ある日突然、夫殺しの濡れ衣を着せられ、

受刑者にされてしまったら・・・

それどころか、死んだはずの夫は、ちゃっかりと生きていて、

何食わぬ顔をしてぬくぬくと生きていたら…あなたならどうしますか?

 

主な登場人物

リビー・パーソンズ(アシュレイ・ジャッド)

順風満帆な生活をしていたリビー。

お金持ちで何不自由なく暮らし、ハンサムな旦那と可愛い息子がいて。

危機感など、一ミリも持ち合わせることなく過ごしていた女性です。

ちなみに・・これとは真逆で日夜、危機感だらけなんですよ…私。汗知らんがな

アシュレイ・ジャッドは、モーガン・フリーマンと共演した『コレクター』(1997)

ヒュー・ジャックマンと共演した、

『恋する遺伝子』(2001)が印象に残ります。

ジョディ・フォスターのような体当たりの演技ができる芯の強い女優さんです。

 

トラヴィス・レーマン(トミー・リー・ジョーンズ)

トラヴィスは、リビーが出所後に入所した更生施設の責任者です。

アル中が治らず、隠れてウイスキー入りの珈琲を飲んだり、

家族とも疎遠になっているという設定でして・・・。にやりにやり

復讐に燃えるリビーに散々振り回され、愛車をスクラップにされたり、

施設長を首になったり…すったもんだむかっしながらも

のちには力強い協力者となります。

(彼の尽力がなければ、ハッピーエンドは来なかったと思います)

 

トミー・リー・ジョーンズが出ると画面がぐっと締まります。

ボスのCMで日本ではなじみ深い俳優さんですよね。どんな格好でも似合ってしまう。

 

メンインブラックとはまったく異なる味のある役です。

そこがまたね、たまらなくいいのですよ~シブイよなーチュー

 

ニック・パーソンズ(ブルース・グリーンウッド)

自ら犯した横領の罪から逃げるために、嫁さんを犯罪者に仕立てて

更には愛する子供と引き離すなんて・・・

どうもこうも許せん男なのですわ。むかざっくぅ

ブルース・グリーンウッドは、『13デイズ』(2000)ではジョン・F・ケネディ役を好演したり

ウィル・スミスの『アイ,ロボット』(2004)にも出演しているベテランの名優さんです。

 

アンジー(アナベス・ギッシュ)

向かって左の彼女がアンジーです。彼女もまた・・哀れな女性です。

きっと、極悪党ニックから…

「愛しているよ、マティを連れて三人で新しくやり直そう」

とか何とか言い寄られて悪の計画に引き込まれたのではないかと。

惚れた弱みに付け込まれた上に、心の中の悪魔が目を覚ましたのでしょう。

 

 

簡単なあらすじ

誰よりも信頼していた、愛する夫にいとも簡単に裏切られ。

殺人者の汚名を着せられるという、耐えがたい屈辱を味わったリビー。

信じて愛する息子を託した友にまで裏切られ…奈落の底へ突き落とされるなんて。

 

この作品は人間の心の闇が、分かりやすく描かれています。

欲の為ならば、人としてのプライドさえも捨ててしまう…恐ろしいですね。

 

実は…物語が佳境に入る前の段階でアンジーはガス爆発で事故死します。

おそらく、これも、ニックが仕組んだのでしょう。(劇中では匂わせに終わっていますが…)

まさに、これぞニックキ奴ですよ。男の風上にも置けない人間です。

 

ある日夫に誘われ、豪華なヨットに乗って、夫婦でロマンティック・デート。

しかし!深夜、目覚めた瞬間からリビーの運命は大逆転してしまいます。

ヨットの中は血だらけ、血の付いたナイフと、夫が海に飛び込んだような形跡。

夫殺しの罪にはめられ、リビーは6年の歳月を刑務所で過ごす事となります。

 

息子を預かってくれている親友アンジーが面会に来なくなり、

そのまま連絡が取れなくなってしまいます。

不安に駆られたリビーは、更にどん底に突き落とされることとなります。

死んだはずの旦那ニックがピンピンとして生きていて、

息子マティを託した親友のアンジーと共に3人で楽しく暮らしているという

驚愕の真実を(刑務所の中で)知る事となります。

 

怒りと悲しみに打ちひしがれているリビーに、元弁護士の囚人仲間である

マーガレットから「ダブル・ジョパディー」という法がある事を知らされます。

復讐を胸に誓い、愛する息子マティを取り戻すために準備を開始するのでした。
そして6年の年月がすぎ、仮出所が認められたリビーは、更生施設に入所。

そこで、所長を務めるトラヴィスと出会います。

フェリーに乗った辺りからクライマックスまで、とにかくノン・ストップ状態で、

トミー・リー・ジョーンズがアシュレイ・ジャッドに振り回されます。

先ほどもお話しましたが、緊迫感が漂う場面でさえも、

やさぐれ感が半端ないおじさんぶりが見事で、目が離せません。

ただ、いざとなると目が鋭い!食いついたら話さない洞察力で、

ベテラン・デカのごとく真実を突き止つめて行きます。

 

なんというかね、だからこそ後からノコノコ姿を表す、この亭主がねざっくぅ

むかつきます。むか厚かましいったらありゃしない。むかっむかっ

すんません口笛dackこれで3回目ゆるしてこの写真しかなくて…使い回しです。笑い泣き

 

「あなたって、いつも口先だけね」

クライマックスのシーンでリビーがニックに放つ言葉が印象的です。

行動が伴わず、口先だけの人間ほど信用できないという

皮肉めいた格言のような意味合いが込められているように感じました。

復讐劇&サスペンスものがお好きな方に、お薦めです。

 

 

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 

若い頃のマイケル

屈託のないあどけない笑顔がとてもキュートです。

今年も6月25日が近づいてきました。

2009年のあの日から、9年の年月が過ぎました。

マイケルを想う時、いつも彼の歌声が聞こえてきます。

 

踊ることで僕は神聖なものに触れた。

誰でも踊ることで、そのマジックを手に入れることが出来るんだ

マイケル・ジャクソン

 

踊ることも歌うことも、マイケルにとっては特別なものであり

神聖なことだったのですね。

 

マイケルのつま先立ちは何度見てもきれいだな。ハート

なぜなら、つま先に神経を集中しているだけでなく、体の細部まで神経が行きわたり

完璧なポージングが完成されているからです。

表現者として、ボーカリストとして芸術の域に達している人だと思います。

歌声はぶれることなく、天使のようなファルセットもお手のもの。

 

バタフライ  マイケル・ジャクソン

☆lovemjksさんからファンメイドtubeお借りしました。

 

6枚目のアルバム『インヴィンシブル』に収録されている高難度の名曲です。

切ないマイケルの歌声があまりにも美し過ぎて。ハート

この曲を、完璧に歌える人いるのかな…

だって、マイケルあなた何オクターブの音域(声域)なの?って…

この曲に限らず聞きたくなるんですもの。♪♪

バタフライはマイケルの晩年期の作品の中でも、評論家たちから

最も高く評価されている楽曲です。

 

ダーティー・ダイアナ  マイケル・ジャクソン

☆ MJWE Mixさんのファンメイドtubeをお借りしています。

 

唸るようなシャウト、もれる吐息。

そして全身から発光するような魂のパフォーマンス。

天は二物を与えずと申しますが、マイケルに至っては、

当てはまらないかな…と思います。音符ほし

数えきれないほど聴いて観ているけど、毎回鳥肌。笑い泣きうれし泣きだよ

 

 

では、jullyお気に入りの楽曲をドンドン紹介します。

2bad  マイケル・ジャクソン

☆cookie moonさんのファンメイドtubeをお借りしています。

 

アルバム『ヒストリー・バスト・プレズント・アンド・フューチャー ブック1』

に収録されている楽曲です。

上記で紹介した、ショートフィルム『ゴースト』で使われています。

「蹴られ続けても、僕は立ち続ける」

人種差別やメディアの嘘に屈することはないよ、という

マイケルの強い意志が表現された楽曲です。

 

あなたと私は別物ではない。別だと思うのは、認識という魔法のレンズによる幻想さ。

マイケル・ジャクソン

 

アルバム デンジャラス  ハイライトシーン

 MJWE Mixさんのファンメイドtubeをお借りしました。

『デンジャラス』のステージやショートフィルムが小気味よくアレンジされていますよ。

3:51から4:00までのマイケルお得意のボイパをご覧ください。

そしてそのまま『Who Is It.』のメイン・メロディーに続きます。

(日本のミュージシャンでこれを実践されているのは、山下達郎さんです)

人気TV番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』での一場面です。

(1986年9月から2011年まで続いた、高視聴率のトーク・ショー)

マイケルは自分の楽曲は、ほとんどのバック・コーラスを自らの声で録音しています。

声をかぶせて行くようにしてコーラスの和音を作っています。まさしく職人芸です。

 

作曲の時などは、テープレコーダーを持ち歩き、

メロディが浮かんだらすぐに自分の歌声で曲を吹き込んでいたそうです。

…なかなかできる事ではないと思います。

まずそうたやすく、肝心の音は頭に降りて来ないでしょうから念仏。

 

シアタールームにて

 

チャーリー・チャップリン、フレッド・アステア、ジーン・ケリー、ウォルト・ディズニー

子供の頃から映画が大好きだったマイケル。

もしも天国にシアターがあるのなら、見る事が出来のでしょうか。

 

マイケルが人生を懸けて、遺してくれた、たくさんの楽曲と、ショートフィルムを

これからも大切に味わって行きたいと思います。

 

生きることは音楽的であること。体内の血が踊り出すところから始まる。

すべての生命がリズムを刻んでいる。君は、君の音楽を感じているかい

マイケル・ジャクソン

 

マイケル、ありがとう。

 

愛されていると感じながらこの世に生を受け

同じように感じながらこの世を去るならば

その間に起きることは乗り越えていけるものである。

マイケル・ジャクソン

 

ご訪問頂きありがとうございます。ハート

たくさんの画像と動画(tube)はお借りしたものです。ペコッ感謝

 

今日はこの辺で失礼します。ハート

ご無沙汰しています。映画のトリビアと裏話いろいろ♪

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いらっしゃいませハートハート

ご無沙汰してまぁす音符音符。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚

皆さんいかがお過ごしでしたか?

なんだかんだと長らくお休みしてました。

では早速いつものように映画の話題へと進みます。

 

今日は久しぶりの更新ですので映画の裏話とトリビアを☆おほしさま星

 

マトリックス(1999)

 

え?何故いまさらマトリックスなのかい?

と仰りたいお気持ちでしょう。過去記事で、すでに紹介してますからねー

まぁ聞いてくださいまし。

ウィル・スミスは、オファーの依頼が舞い込む度に、脚本を読みながら、

常に直感を働かせ、アンテナを立てて作品を選択して来たそうです。

しかしながら、そのように勘の鋭いウィルでさえも

『マトリックス』ネオ役のオファーを受けることなく断ったという裏話について。

 

「物語の設定に無理がある。いかにSFXを駆使したとしても

この世界は描けないだろう」

ウィルは、このように考えたそうです。

しかしながら…

マトリックスをやめて、選んだ作品『ワイルド・ワイルド・ウエスト』(1999)は…

残念ながらヒットには至りませんでした。

レビューからも感じますが、物語的にもひねりが足りなかったようです。

 

ウィル曰く。

「オレはこんなことを滅多に言わないんだけど、キアヌの演技を見た時、

彼だから成功したんだ、と思った。

自分が演じていたら作品をダメにしていたかも…と確信したね。

あのころのオレは、まだ賢い役者じゃなかった。

キアヌは出しゃばることなく、映画や監督に物語を語らせることができる。

彼だからこそあの映画は大ヒットしたんだ」

後のインタビューでこのように語ったそうです。

 

『マトリックス』のメガ・ヒットを目撃しつつおほしさまきらきら星

(本当は、断った事を後悔しただろうし残念だったかもしれません)

しかし、どのようなことがあったとしても

素直に仲間の成功を讃えるウィルさん素敵ですね。

男らしいと思います。

 

実は、この話しには、まだ続きがあります。

制作者サイドが、ネオ役として2番目に白羽の矢を立てたのは…

なんと!キアヌではなくて~ナントぉ~!!あのニコラス・ケイジだったのです。

 

ただね、これもあっけない話しでありますのよ。

「家族と大事な約束があるんだ」 byケイジ v(。・ω・。)ィェィ♪

という平凡な理由でやんわりと断られたそうな。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

うーん…ニコラス・ケイジ☆知れば知るほど魅力的だ!!

ケイジ☆ただ物じゃあないよな♪♪ゲラゲラゲラゲラ

憎めない人ですよねぇーチュー

 

お次はケヴィン・ベーコンの出世作

『フットルース』(1984年)

 

映画『卒業白書』(1983)で一世を風靡し、ハリウッド・スターへの

第一歩を踏み出した頃のトム・クルーズのトリビアです。

卒業白書の頃のトムさん。びっくりびっくり

※卒業白書はポール・ブリックマン監督・脚本の青春映画です。

シカゴの高校3年生のジョエルが、両親が留守の間に巻き起こす騒ぎを綴っています。

 

『フットルース』の脚本を読んだトム・クルーズ…すると、飛び出した第一声がこれです。

            

「この役を演じるには、私は…ちょっとビッグ過ぎるだろ」…だそうな。イヒ

そう言うわけで、いとも簡単にオファーを蹴った…らしいです。(ノ´▽`)ノ(ノ´▽`)ノ

それにしても…。どこかで聞いたことあるようなこのセリフ・・・

『俺はビッグだ』 おーぉ~!こ…これは~(=◇=;)

遥か遠い昔の、田原の俊ちゃんを彷彿とさせる名文句ではありませんか。(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

いやいやトムさん、さすがですな。

凡人には、中々真似できないであろうビッグ発言でした。アップ

やっぱり若い。おーっ!おーっ!星おほしさま

 

話しは戻りますが、『フットルース』は、そのあとクリストファー・アトキンズ。

ロブ・ローを経て、ケヴィン・ベーコンに決定したそうです。

話によると、ロブ・ローは、主人公のレン・マコーマック役をいたく気に入り。

やる気満々だったそうな。

しかし、オーディションの時、張り切り過ぎたのか

ダンスで膝をやらかしてしまい(冷汗)えーん

泣く泣く身を引いたとか、引かなかった…とか。

ロブさん残念無念だったでしょうね。

『アウトサイダー』(1983)の頃。二人ともキラッキラしてるわきらきら星

向かって右がロブ・ローです。(トム・クルーズと一緒に)

 

のちにトム・クルーズは、

『フェイク』(1997)

アル・パチーノとダブル主演のドニー・ブラスコ役のオファーも断っています。

潜入捜査官ドニーは、マフィアに潜り込み長い期間、捜査を続けて行くうちに

いつのまにか、その境界線が分からなくなります。

徐々に悪へと染まっていく自分を自制しようと葛藤する

ドニーの役をジョニー・デップが見事に演じています。

マフィアの古株レフティー。ベンジャミン・ルッジェーロ役のアル・パチーノがハート

超 渋くてかっこよかったなぁー(人´∀`*).。:*ラストは胸がジーンとします。

jullyお気に入りの作品です。

 

『フォレスト・ガンプ 一期一会』(1994)

アメリカの表舞台に、なぜか、いつもガンプが登場しています。

しかしヒロインは…ガンプの居る、そことは全く異なる場所にいます。

独特な世界観で描かれた、誰もが知っている大ヒット作です。

 

これも驚きなのですが…この名作のガンプ役、

最初にオファーをうけていたのは、ジョン・トラボルタだったそうです。

もしも・・もしもね、トラボルタがガンプを演じていたら

どんなガンプを見せてくれたんだろ…って想像しちゃいました。

ルン♪ヾ(●’∀’●)ノ♪ルン

 

「ママは言ってた。人生はチョコレートの箱みたいって。

食べるまで中は分からない」

フォレスト・ガンプ

 

さて、次にまいりまーす。

『アイ,ロボット』(2004)ウィル・スミス主演作。

 

そして『Ray/レイ』(2004年)ジェイミー・フォックス主演作。

 

上記二つの作品、最初に舞い込んだオファーを見事に断ったのが

この人、名優デンゼル・ワシントンです。

画像は映画グローリー(1990)より。

 

でもね、願わくば観てみたかったなぁーと思います。

デンゼル演じるレイ・チャールズをね。

もちろん個人的意見ですが想像するだけで楽しいのですヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!

 

そういえば・・『プラトーン』(1986)

クリス・テイラー役を真っ先にオファーされていた人は

キアヌ・リーヴスだったらしいよ。キョロキョロ

という噂を…かつて聞いたことがありました。

いろんなトリビアが…♪☆♪♪楽しいほっこり

キアヌの画像は『コンスタンティン』より。

 

なんと言ってもプラトーンは不朽の名作ですきらきらきらきら

チャーリー・シーンは良い役を貰いましたよね。

 

『007カジノ・ロワイヤル』(2006)

 

2006年より、ダニエル・クレイグが6代目ジェームズボンドを演じています。

誰もが知っている、というよりも知らない人はいない!

超ド級スパイ映画☆常にヒットを放ち続けているシリーズです。

 

かつて、ヒュー・ジャックマンが、このチョー名作シリーズ『007』の

ジェームズ・ボンド役の候補に挙がっていたのではないか…という

2005年頃の裏話をちょいとだけ。

実はヒュー・ジャックマン自身がインタビューで、6代目ボンド役にと密かに

お声がかかっていたことを激白の告白してました! まじ━━━(゚o゚〃)━━━!!!

 

「事務所から…ボンド役にと話が出ていると言われたけど断ったんだ」

『X-MEN2』の撮影を控えていたし、ウルヴァリンというキャラクターを演じていたし…」

と語っています。

「でも男なら誰でも007になりたいって思うだろう」

「唯一のイギリス人スーパーヒーローだからね」

と付け加えることも忘れてはいなかったそうで・・・

さすが、できる男、気配りの男ヒューさんだなぁと思いました。ウインク

 

カッコイイだけでなく☆お茶目で陽気ハート

 

ずいぶん前にもお話したことがありますが、タレントの関根麻里さんは

ヒュー・ジャックマンの大ファンです。

かつて朝の情報番組スッキリでヒューの来日時に番組でのこと。

ロケを共にした時、休憩時間になり、ペットボトルの水が配られると、

さりげなく自分のボトルのキャップを開けて、

「どうぞ」と麻里さんに勧めてくれたり、「疲れてないかい?」

と爽やかに声をかけてくれたりと…

ヒューの紳士ぶり徒その気取りのない温かい人柄に触れ

胸がきゅんとしたそうです。

 

 

ヒューはハリウッドの同業者の間でもナイスガイとして愛されているスターです。

時として見聞きするエピソードは、その人柄を物語っていて、

姿かたちが綺麗なだけでなく、とてもステキな人だということが伝わってきます。

やっぱり最終的に大事なものは『人対人』

人間性ですよね。ハートハート

 

 

○●○●○●○●○●*~*~*~*~*~*~*~*~

 

遅くなりましたが…

先日は、集中豪雨により、全国各地で多大な被害が発生しました。

被災された皆さんには、心よりお見舞いを申し上げます。

 

梅雨が明けた途端、連日の猛暑日により体力を消耗しやすくなっています。

皆さんくれぐれも、お体大事になさってくださいませ。

 

○●○●○●○●○●*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

1977年6月から11月まで26回にわたり放送された大ヒット・ドラマ。

「赤い激流」宇津井健さんと水谷豊さん、緒形拳さんに松尾嘉代さん。

中学生の頃でした、夢中になって観ていた記憶がよみがえります。

 

その時水谷豊さんが演奏していた曲が3曲ありました。

大好きで今でも思い出すとCDやYouTubeで聴いています。

英雄ポロネーズ、ラ・カンパネラ、テンペスト(ピアノソナタ第17番)

あまりにも有名であり、どなたにもお馴染みの楽曲ですよね。

 

では、ここで辻井伸行さんのピアノ演奏を紹介します。

美しさの中に脈々と流れている力強さを感じます。

彼の演奏を聴くたびに、感銘を受けます。

疲れた体と心に染み入るような音色です。

お時間のあるときにご視聴くだされば何よりです。

 

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン  テンペスト (ピアノソナタ第17番)  

辻井伸行

 

 

フランツ・リスト  ラ・カンパネラ  / La Campanella    辻井伸行

 

ピアノ(鍵盤楽器)って不思議ですよね。

同じ楽曲でも、奏者によって音色が変化するのです。

辻井さんの奏でる音は、疲れた体と心に安らぎと勇気を与えてくれます。

 

しんどい時にも、もうひとふんばりするぞー!!

えんやこーら♬というパワーを貰っています。きらきら

 

映画も大好き、音楽も好き。もちろんマイケルも同じく。

こんなお気楽なブログ主ですがこれからも

お付き合い頂けたら嬉しいです。よろしくー。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚。:.゚

 

動画と画像はお借りしましたハート

ご訪問頂きありがとうございます。ハート

海外ドラマ面白いです 『メンタリスト』サイモン・ベイカー☆

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ご無沙汰しています。一ヵ月ぶりの更新です。爆笑

いやぁ~!それにしても今年の暑さは非常事態ですね。太陽

体力気力を維持するのがむずかしい毎日です。

大切な体、どなたもご自愛なさってくださいませ。

 

海外ドラマ メンタリスト(2008~2015) アメリカCBSでTV放送

初回放送日1560万人が視聴、その後もシーズンを通して高視聴聴率をキープ。

最大で1970万人という数字をたたき出した大ヒット刑事ドラマです。

『24』『LOST』といった大作を抜き、新作として唯一視聴者数ランキングに

TOP10入りしている作品です。(全シーズン7)

2008年9月~2015年2月まで7年間にわたって放送されました。

前から観たかった作品です。一気に観たい質なので、機会が来るまで

待っていました。ようやく見ましたよー全シーズン♪

とにかくね!も上どうにもとまらない~!でした。おーっ!

山本リンダさん懐かし~阿久悠さんの歌詞が突き抜けてますよねぇ~

ふふっ・・しょっぱなからの脱線でソーリー♪

 

メンタリスト

メンタリスト

メンタリストとは?

人の心を読み暗示に懸ける者 思考と行動を操る者

超能力者じゃないですよ~星

主な登場人物

パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)

連続凶悪犯レッドジョンに妻と娘の命を奪われた過去を持つ男。

父と共に子供の頃からサーカスの旅芸人として働きながら、多くのスキルを身に着けたそうで。

詐欺師(霊能者と偽る)やスリなどをしていたこともあったそうな。

人並外れた記憶力と洞察力を活かして(彼はその能力を記憶の神殿と呼んでいます)

犯罪コンサルタントとしてCBIの犯罪捜査に加わり、事件の解決に奮闘しています。

(本人の強い希望で、家族の敵であるレッドジョンを捕まえるために捜査に協力している)

ただし警察官ではないので、逮捕権もなく、常に丸腰なので犯人逮捕の突入時は

こんな感じで、少し離れた安全な場所で待機しています。結構お茶目なお兄さんですウインク

突然ドンパチが始まった時は大体はリズボンの後ろに隠れています。ウインク

ジェーンとリズボンは意見の食い違いから日々喧嘩もしますが、ピンチの時は

リズボンが全力で守ってくれます。頼もしい相棒です。

テレサ・リズボン(ロビン・タニー)

CBIの捜査官チームを率いるリーダーです。

責任感が強く、CBI捜査官の仕事にプライドを持っています。

ジェーンとタッグを組んでからは事件解決率ほぼ100パーセントという脅威の数字。

ある出来事でジェーンが行方不明になっていた時は、検挙率がガタっと下がっています(これホント) 

シーズンを経るごとにジェーンとの信頼も強くなり、名コンビに成長していきます。

ジェーンがピンチの時は自分の立場が危なくなったとしても守ってくれるボスであり

心優しい女性です。実は密かに彼を想っています。

キンブル・チョウ(ティム・カン)

不器用ですから…無駄なことを言わない昔気質の捜査官。

仏頂面のポーカー・フェイスですが。滅多に笑わないぶんだけ、たまに笑うとえくぼが可愛い。

もちろん仕事きっちり。めちゃくちゃ頼もしいチョウさんです。

リーダーのリズボンが全幅の信頼を寄せているベテラン。とにかく硬派なんですよー

くそ真面目なだけではなくて、ジェーンの考えた、犯罪すれすれ擬きの作戦にも臆することなく

一肌脱いで力を貸したりします。実直なだけでなくユーモアのセンスがあって、女性にもモテます。

ウェイン・リグスビー(オウェイン・イオマン)

ガッツ溢れる捜査官。体が大きなだけでなく、心もおおらかです。

常に空腹の様子で食べ物を探しています。

張り込みや捜査の時は主にチョウとコンビを組んでいます。こちらも名コンビです。

ヴァンペルトにぞっこんですが、CBIの規定により交際が認められません。

自分の職務上、父親が荒くれものであり堅気でないことに苦しんでいます。

グレース・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)

CBIの新米捜査官。仕事熱心ですが、空回りする事もあり時々リズボンから助言を受けます。

少しでも現場に出たいと言う思いが強く、デスクワークや留守番が多いことを悲しみます。

密かにリグスビーに好意を持っています。二人は徐々に惹かれ合うようになります。

この二人の仲はシーズンを通して紆余曲折を経て変化していきます。

その他の登場人物

ヴァージル・ミネリ(CBI初代ボス)  マデリーン・ハイタワー(2代目)

J・J・ラローシュ(3代目)        ルーサー・ウェインライト(4代目)

デニス・アボット(テキサス州FBI局長)      

クリスティーナ・フライ (サイキック)    ローレライ・マーティンズ(謎の美女)

エリカ・フリン(謎の美女2)         ブレット・スタイルス(新興宗教のカリスマ) 

※連続殺人犯レッドジョンがらみの人たちは知らない法が楽しめますので省略します。

なんせ人数も多すぎますので(^-^;

ドラマ メンタリストの簡単なあらすじ

カリフォルニア州捜査局(CBI)の犯罪コンサルタント、パトリック・ジェーンは

かつて詐欺師・ペテン師という経歴の持ち主です。過去に霊能者を装いテレビに出演したり、

たくさんの顧客を抱えていたそうです。←その能力を買われCBIのコンサルタントを任命されます。テレビでレッド・ジョンを挑発したことによりその報復として妻と娘の命を奪われたという

辛い過去を持っています。

巧みに人の心を操り、奇想天外なアディアを用いた捜査で事件を解決していきます。

レッド・ジョン事件の終了後は、CBIコンサルタント時代に捜査の過程で犯した

さまざまな罪を帳消しにする条件として、FBIのコンサルタントとして再び捜査に参加します。

事件解決のためとはいえ…レッドジョンの関連でさんざん悪いことやらかしてます。

そりゃもう、観ていてハラハラし通しです(汗)

 話しは変わりますが、ドラマの中ジェーンが紅茶を飲むシーンが度々登場します。

そして「紅茶はどう?気持が落ち着くよ」 It's like a hug in a cup.このセリフを何度も口にします。

お気に入りの愛用ティーカップはフェイエスタ社のターコイズブルーです。

実はシーズン6でハプニングによって、このカップは割れてしまったのですが…

ファイナル・シーズンで、繋ぎ合わせて修復したカップをリズボンがジェーンの誕生日に贈ります。

「あの時、破片を拾ってくれていたなんて…」二人の絆を振り返り、感慨深くなる場面です。

言うまでもなくカンカンに怒らせてしまいます。
ジェーンの辞書に遠慮という言葉はありません。質問はいつもは直球です。

人の会話に割り込むのは毎度のことで突拍子もないことを言って相手の反応を観察するので。

言うまでもなく相手をカンカンに怒らせてしまいます。←これが彼の捜査法ウシシ

なのに、どうしてだろう…なぜか憎めない男だし。かわいくて不思議な人。

リズボンがジェーンを好きになる理由が分かるなぁ~

ストーリーは、1話完結型で予想を裏切るパターンが満載アップ

私の見立て(犯人)はことごとく外れまくり。(笑)そもそも感が悪い

従来の刑事ドラマ特有の、お決まりのシーンがはしょられていて
ジェーンの推理をもとに、チームが一丸となって犯人を最短であぶり出していきます。
コメディタッチの要素もふんだんに盛り込まれていて、飽きの来ない展開になっています。
シーズンが7までありますし、1シーズンが24話/平均。(ファイナル・シーズンは13話)

まずはご覧になって頂ければ、なるほどね!と感じる事でしょう。見応え十分☆

シーズン1の第1話の導入時からいきなりやらかしてくれます。

被害者宅のキッチンで、やかんを火にかけたかと思ったら紅茶の銘柄を選び、

よそさまの冷蔵庫のローストビーフとチーズを使って手際よくサンドイッチを作って口に運びます

いやはや驚きました汗汗

「ジェーンさんたら、じぶんのうちじゃないのよ、そんな大胆なことを」(=◇=;)

ご覧の通り思いっきりマジ食いしてますけどね。そして、ふと振り返り何かを見つけます。

常時こんな調子で、様々なヒントを繋ぎ合わせながら事件の謎を解いて行くのです。

とにかく、いつのまにか相手のポケットに何かを忍ばせたり、

玄関の鍵を簡単に開けたり、油断も隙もありゃしない。(すりと泥棒の経験者)

潜入捜査として、カジノでポーカーをやった時は記憶の神殿を使って勝ちまくり。

勝ったお金はほぼ全額を寄付ボックスと困っている人へ贈ります。

本当に魅力あふれる、不思議な人なんですよ。

ジェーンの仲間であるCBIのメンバーたちも一人一人がすごく個性的で光っているので

最後まで飽きることなく楽しめます。それぞれの人間模様も描かれていますハート

 

サイモン・ベイカーさん、苦労人だけあっていい仕事しています。

『プラダを着た悪魔』ではアン・ハサウェイ相手にニヒルなプレーボーイを演じましたっけ。

長い助走期間、ひたすら演技を磨いて来たんでしょうね。

過去の主演作『堕ちた弁護士 ニック・フォーリン』も記憶に残っていますが、

『メンタリスト』パトリック・ジェーンは、最高のはまり役だと言われています。

 リズボン役のロビン・タニーがインタビューで『メンタリスト』大ヒットの理由を聞かれてた時。

サイモン・ベイカーがイケメンだから。サイモン・ベイカーがおしゃれだから。

サイモン・ベイカーの髪の毛がきれいだから。サイモン・ベイカーの笑顔がゴージャスだから

と語っています。おーっ!それにしてもサイモン・ベイカーって☆存在自体が自然体だし

ホント不思議な魅力の持ち主だわぁー

だって仕事中に、すやすやとお昼寝だなんて、ちょっとお兄さん!!

捜査が一段落すると、いつもこんな感じです。

レッドジョンに家族の命を奪われた事件から不眠症からなんです。

このカウチはカリフォルニア・サクラメントのCBIの局内の備品でしたが・・・

というよりもジェーンが一人で使っていました(笑)

テキサスのFBIに運ばれてきたジェーンご希望のカウチ

なんかCBIにあったのとそっくりなんですが(笑)気のせいかしらゲラゲラ

会議の時もこのままのスタイルで参加している事がありますからね。

ボスのアボット局長でさえも、カウチまで足を運び、横になっているジェーンに

助言を求めていましたよ。(誰も起こそうとしないですし咎める事もしません)

ジェーンと知り合った人は、知らぬ間に彼の術中に嵌っています。

先ほども紹介しましたがテキサス州FBIの局長アボットさんにしてもにしても…

いつの間にかジェーンのペースに乗せられて、彼の魅力にどっぷりこ、気が付けばマブダチです。

段取り的にやっている事はかなりヤバいし際どい(必要ならばルールを破ることもいとわない)

もちろん警察官の世界は規律がいっぱい、ジェーンは謹慎処分を食らったり仲間たちは

ハラハラさせられっぱなし。たまに連帯責任としてリズボンも道ずれに。えーん

でもね、結果的にはジェーンの言うとおりになるので。

捜査官仲間はジェーンの推理を信じています。結果オーライ。アメリカ流。

とにかく隠れた奥儀を幾つも持っているジェーン。催眠術も出来ちゃいます。

捜査の時、多くの難事件に催眠術を用いて解決への糸口を見いだしてます。

人の心をつかむのが早いところは、人心掌握術の達人とも言えますね。

その上、華のある存在です。可愛いたれ目とクシャっとした笑顔に惑わされます。ご用心。

相棒のリズボン、この人こそジェーンの魅力の沼に嵌った一人かな。

「ジェーン大嫌い!!」「ホントあなたってむかつく!!」口ではあーだこうだと言いつつも、

実はジェーンのことをとても信頼しているのです。

海外ドラマ「メンタリスト」間違いなく楽しめるドラマです。

サイモン・ベイカーのパトリック・ジェーンとの出会いお薦めします。

 

♪最後に映画『グレイテスト・ショーマン』のトリビアを少しだけ。

まだ映画の製作が決定していない頃のワークショップ・セッションの様子を撮影した

動画を紹介します。映画の象徴ともいえるご存知の楽曲「This Is Me」

徐々に場の空気が盛り上がり、みんなの心が一つになって行くのが伝わってきます。

3:50の「言葉の刃で傷つけるなら・・」の部分から、緊張に耐えられなくなった

キアラがヒュー・ジャックマンの手を握りしめます。もちろんヒューも握り返します。

そして、4:06のクライマックスのThis Is Me♪ついに耐えきれなくなったヒューの声が・・・

ヒュー・ジャックマンって、なんていい人なんだろ。そう言えは、ヒューサイモン

最強の愛妻家としても評判。奥さんを大事にする男って、手放しでかっこいいなぁと思います。

お越しいただきありがとうございます。動 画と画像はお借りしたものです。

映画の裏話トリビア♪ジョセフ・ゴードン・レヴィット、エミリー・ブラントの紹介

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いらっしゃいませ♪またまたご無沙汰してます。 

まだまだ残暑が厳しい毎日ですが、皆さんお体ご自愛くださいね。

さて早速本題へ進みます。

『LOOPER/ルーパー』(2012)アメリカ 監督・脚本・ライアン・ジョンソン

チョー簡単なあらすじ

舞台は2044年のカンザス州。未来の犯罪組織の依頼で過去にタイム・トラベルしてくる

ターゲットを抹殺する処刑人・ジョー(ルーパー)が主人公です。

この「ルーパー」たちの苦悩とその末期を描いた物語です。あるの日の事・・・

依頼を請け負ったターゲットは、なんと30年後の未来からやってきた自分自身だったのです。

初老の自分を目の当たりにし、あまりの驚きで取り逃がしてしまったジョーはお尋ね者として、

追われる身となります。

そしてジョーは、ほどなくして55歳の自分が、恐るべき計画を実行しようとしている事を知るのでした。

 

ジョセフ・ゴードン・レヴィットが25歳のジョーを演じ、30年後のジョーをブルース・ウィリス演じます。

時空を超えて同じ画面に同一人物が登場する秘密は、タイムトラベルです。

こんなにキュートなジョゼフが、30年後には・・・あらま!ブルース・ウィリスに変身しましたという

結構ごり押しだけど、ひねりの効いた作品でした。(ただし…ストーリー展開はかなり強引かも)汗汗

向き合ってお食事してたのに、あれよあれよという間に~羽交い絞めです。

ご覧になるとお分かりだと思いますが。この作品のジョセフ・ゴードンは特殊メイクで顔を変えています。

お察しの通り、ブルース・ウィリスに似せるためです。ブルースはとても神経質で、特殊メイクはNG。

何でも…長い時間じっと座っている事が出来ないという噂です。わがままちゃんですよねーイヒ

つまり…肝心のお顔を弄らせてくれるのはジョセフ一人だけという無理難題だったわけです。

※本来ならばお互いの顔を似せるためには二人とも特殊メイクが必要。

そこで、満を持してこの高難度の仕事(特殊メイク)を担当した達人が、

日本人特殊メイク・アーティストの辻一弘さんでした。20年以上に渡りハリウッドで活躍を続ける

辻氏に、ジョセフ直々の依頼が入ったそうです。(ジョセフはこの映画の製作総指揮も務めています)

二人は顔の輪郭から目鼻立ちに至るまで全く共通する箇所がなく、辻さんは心血を注ぎ

奮闘されたとの事で。中途半端な仕事は絶対にしないという信念をお持ちの方ですよね。

そう言えば辻さんは今年のアカデミー受賞式で、念願のオスカーを受賞されましたよね。

受賞作『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)イギリス 

ゲイリーオールドマンがチャーチルに変身。この役でゲイリー自身も念願のオスカーを手にしました。

ゲイリー・オールドマンを始め、辻さんを指名する大物は数知れず、まさしく世界に誇る

素晴らしい才能ですよね。☆

そして、話しは戻りますが、こちらは『LOOPER/ルーパー』の主要キャストお三方♪

真ん中の女性は、かつて『プラダを着た悪魔』(2006)でミランダ(メリル・ストリープ)の第一秘書

エミリー・チャールトン役を務めていたエミリー・ブラントです。

メリル・ストリープとアン・ハサウェイの間にいても負けていませんでしたよね。ステキなキャラでした。

彼女はどの作品に出演しても、素敵な持ち味を出してくれています。

独特の存在感と演技が好きで、エミリーが登場すると目が離せなくなるんです。

ずっとウォッチしている女優さんの一人です。

『スノーホワイト/氷の王国』(2016)では、女王の妹氷の女王役を務めました。

それにしても、シャーリーズ・セロン女史☆相変わらず貫禄ありありですわ~悪女もお手の物だし。

エミリー・ブラント演じる愛憎のはざまで揺れ動く氷の女王の役は見事でした。

姉役のシャーリーズに勝るとも劣らない堂々とした存在感を示し、物語に力を吹き込み。

トム・クルーズと共演した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)では、鍛えぬいた体で

体当たりのアクションを披露してくれました。

彼女を助ける事が出来るまで…何百回…数えきれなくなるほど命を落とそうとも

戦い続ける男の物語です。この映画一度はまると結構…癖になります。好きです。アップ

ホント♪ふり幅の広い演技派女優さんなんですよー音譜

ガールオンザトレイン』(2016)でのエミリーの演技も圧巻です。

よろしかったら、いつかご覧になってくださいね。

ちょっとだけ気になったのは…1983年2月23日 (35歳)のエミリー・ブラントさんに、

ガールだなんて……どうなんでしょうね。

洋画の邦題を決める担当の方たちって、どのようにしてタイトルを編み出しているのでしょうか?

物語の主人公のイメージだけでなくストーリー的にも…どうなんだろうなぁ~のjullyでした。えー?うーん

 

では、話しは変わっておほしさま先ほど『LOOPER/ルーパー』で紹介した彼についていろいろ。ウインク

ジョセフ・ゴードン・レヴィット(身長176 cm)

1981年2月17日 (年齢 37歳)カリフォルニア州出身

俳優活動は1988年~ナント7歳でデビュー。足かけ30年のベテランなんです。

11歳の時『ベートーベン』(1992)に生徒役で初出演。

『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)ではクレイグ・シェファーの子供時代を演じ。

その後、数々の映画で経験を積み、2009年の公開作『500日のサマー』と『GIジョー』

一気に注目されます。

500日のサマー

GIジョー

ジョセフ・ゴードン・レヴィットは子役出身のベテランで、多くの作品に出演しています。

そして、今ではその実力が実を結び押しも押されぬ人気俳優となりました。

ちなみに私は、『インセプション』(2010)のアーサー役と『スノーデン』(2016)がお気に入りです。

スノーデンのドキュメント・タッチの仕上がりとジョセフの迫真の演技は本物のスノーデン氏と

ダブりました。

大ヒット映画『インセプション』ではホテルの部屋で眠っている仲間守るために

七転八倒の大活躍でしたね。そしてハンサムぞろいのキャストの中でもスタイリッシュで精悍でした。

思い返せば凄いメンツがそろってますわー。おーっ!

ノーラン監督の作品にはほとんど出ているマイケル・ケイン御大もいます。

dream in dream. あっちの夢の中で、皆が乗っている車が狙撃され横転したために、

こっちの夢の中までも大回転でえーんこりゃ大ごとでした。夢の中の夢…繋がっているわけですね。

いきなりこんなことになっちゃいました。おーっ!

回転してるから、どうしても、ふ…踏ん張れないの~ぐすん

もはや、どっちが上だか下だか分からない状況ですアセアセ

この映画の撮影現場はスタッフの皆さん骨を折られたことでしょうね…

俳優さんたちも大変だったと思います。

インスピレーションによって夢の中で街並みを造ったり、思いのままに形が変わる

ペンローズの階段(無限の階段)にも驚きでしたが…

何度も観たのに、あそこはどうだったんだ?待てよ、あれは夢の中の夢だったんだっけ?

の繰り返しで、クリストファー・ノーラン監督ってホント頭がいい人だわぁと唸ってしまいますにやり

水のシーン

インセプションは劇中で水に関わるシーンが多く登場します。

始まり(導入時)もコブが海辺に流れ着いている過去のシーンから入りますし。

どしゃ降りの雨で夢に入るシーンも印象的です。

そしてこのこのダイブのシーンも…

上映当時、渡辺謙さんがトーク番組で語っておられましたが。

水の中のシーンは大変だったそうです。それも車ごとサブっとはまるシーン車は

眠っている演技をしながら息を止めているのはかなりの苦行だったでしょう。

クリストファー・ノーラン監督は、できる限りCGやSFXなどを使わない人だそうで。

丸一日水につかったままの撮影日もありーの、撮り直し…撮り直し…はseisei

心が折れそうになったらしく、休み休みに・・持参した大袋の甘納豆を少しずつつまんでいたそうです。

すると、ディカプリオやトムハやジョセフたちが頂戴♪頂戴♪と手を差し出してきたそうな。ウインク

皆さん甘納豆をいたく気に入ったのでしょうね、その後もリクエストされたそうですよ。

日本の甘味って凄い威力だわ、美味しいものは世界共通ということですね☆

コブ(ディカプリオ)が迎えに来てくれるのを待っていたら…おじいちゃんになっちゃいました。

渡辺謙さんもですが、クリストファー・ノーラン監督お気に入りのこのお二人さん。

                 

もうね♪なんだか最高爆  笑彼らが画面に登場するだけでウキウキしちゃいます。

リーダーのコブ(レオナルド・ディカプリオ)に信頼されている二人は、何気にライバル心ムキだし。

イームスから椅子を蹴飛ばされ(からかわれて)怒っている顏も可愛いウシシ

少しSなイームスにチョイチョイちょっかいを出されて、すねるアーサーのMなところもまた可愛い。

『インセプション』の劇中では、犬猿の仲だったイームスとアーサーでしたが…

実はとても仲良しさんな二人です。

トムが40歳で3つ年上ですが、蓋を開けると☆俳優のキャリアはジョセフが13年も長いんです。

でもね、そう言った先輩とか後輩といったものを超えて、お互いを認め合っているんでしょう。

尊敬する俳優はダニエル・デイ・ルイスとゲイリー・オールドマン。

演技派の大先輩を尊敬するところも共通していますよね。

インセプションの後クリストファー・ノーラン監督の『バットマン・ダークナイトライジング』

で再びトム・ハーディと共演した時もプレミアのインタビューでトムハの事を質問されると

たちまちこのえくぼです。きらきらきらきら♪♪

「ああトムは本当に最高だよ! 生きている俳優のなかで、もっとも素晴らしい一人だと思うよ。

すごいエネルギーが溢れていて、『ダークナイト・ライジング』での演技も最高なんだ♪

本当にすごいから、みんながそれを目にするのが待ちきれないんだ。

あ、それから『ブロンソン』も見て! トムが少し前にやった作品なんだけど、まだ見てないなら

ぜひ見てみて欲しい。この作品の彼は本当に素晴らしいから」
「すごい」と「さいこう」と「すばらしい」の連発ハートマジで手放し状態ですわ~チュー

トムのことが本当に大好きだから当たり前に出ててくる言葉なんでしょうね。

何よりもジョセフは基本的に、とってもいい人なんだなぁと思います。

 

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 

遅くなりましたが8月29日はマイケルの誕生日でした。

存命ならば今年で60歳の還暦。天に召されてから9年も経ったことすら未だに信じられない自分。

記憶の中のマイケルは今も尚若々しく、輝いています。

天国でも大好きな音楽に触れているのかなぁと想像したりしています。

偉大なアーティスト。マイケル・ジャクソン。本当にありがとう。

それでは大好きな一曲、ヒューマン・ネイチャーを紹介します。

ヒューマン・ネイチャー日本語訳

 

ヒューマン・ネイチャー Live In アルゼンチン

愛されていると感じながらこの世に生を受け、

同じように感じながらこの世を去るならば、

その間に起きることは乗り越えていけるものである。~マイケル・ジャクソン~

 

マイケルと…同じ時代を生きる事が出来た幸運に心から感謝します。

 

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 

遅くなりましたが、残暑お見舞い申し上げます。

今年の福岡はポカリスエットなどの電解質系の飲料水の大びんが

どこのスーパーも品切れ状態の模様です。(近所は軒並み棚が空っぽです)

噂によると工場での生産が追い付かなくなったらしく。

かえすがえすも、今年の夏は異常な暑さでしたよね。太陽

残暑が過ぎた頃に、突然体の調子がすぐれなくなることも多々ありますので。

皆さん、くれぐれもお大事になさってくださいね。

ご家庭で料理を担当なさる皆さん、熱気のこもった台所での仕事はまだまだご用心ですよー。

想像以上に体力奪われますからね。ご自愛くださいまし。

案外知らず知らずのうちに熱中症やられているということあるようです。

今年も救急車で運ばれた方が続出だそうです。叫び

では次の更新まで・・・ごきげんよう~

よぉーし!9月も気合いと根性で頑張るぞぉー

動画と、画像はお借りしました。不定期な低速ブログですが、お越しいただき感謝です。ハート♡

お久しぶりです♪『メメント』ガイ・ピアース 謎解きが癖になります☆

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いらっしゃいませ。一ヵ月ぶりのご無沙汰です。♪♪

気まぐれな低速ブログにお越しいただきありがとうございます。

さて早速本題へ♪今回紹介する作品は、こちらです。アップ

 

メメント』(2000)アメリカ

監督 クリストファー・ノーラン

 

ノーラン監督の弟・ジョナサン・ノーランが書いた短編作『Memento Mori』を元にして作られています。

アカデミー賞にてオリジナル脚本賞、編集賞にノミネートされた作品です。

この物語は、異色な構成でありまして、ラストから始まり、スタートへと進んでいくと言った

時系列が逆向きに進むという、奇抜なストーリー展開で構成されています。

まず一度観ただけでは頭の中はこんな状態で顔文字(+´・_・`+)ン?顔文字(+´・_・`+)ン?shokoponshokoponきちんと整理がつきませんのよ。焦る

しかし2度3度見返すと・・その独特な世界観が心にずしんと突き刺さります。

それが後々不思議な感覚となり記憶の中に染みわたり、また観たくなる、そんな癖になる作品です。

主人公はハリウッド屈指の演技派ガイ・ピアースです。

 

その男の目的はジョン・Gを探し出して復讐する事。

 

主な登場人物

レナード(ガイ・ピアース)

何も覚えていないのにどこか強気な男です。

ガイ・ピアースが、ずっと出ずっぱりの物語です。

しかし少しも飽きさせないのは彼の渾身の演技のなせる業だよな~と感じます。

 

主人公レナードは、かつて自宅に押し入り妻を襲った暴漢ともみ合いになり

頭部を殴打した後遺症で、深刻な記憶障害を抱えます。

事故の前の事はわずかずつでも思いだせるですが、事故後の記憶は、10分ほどしか持たず

すべて抜け落ちてしまいます。

(まず現実の世界では、そのような状態で、一人・日常生活を維持するのは困難でしょう)

 

レナードにとって、取り溜めたメモとポラロイド写真が生きる上での頼みの綱であり。

とても大事なことは体に記録する=タトゥー(tattoo)を刻むという方法をとっています。

彼は思い込みも激しく、気が付けば、短い記憶の中で自分勝手なストーリーを作っていくのです。

そして記憶がなくなる度に,手の甲に刻んだ「サミーを忘れるな』という言葉を読み返しています。

 

ナタリー(キャリー・アン・モス)

ナタリーは、利己的で計算高い女です。

記憶が10分と持たないレナードを、うまく利用しようと企みます。

 

前もって部屋中のボールペンをすべて隠した後。(レナードかメモできないように…)

これでもか!というくらい汚い言葉をレナードに浴びせて自分を殴るように仕向けます。

その後いったん部屋を去り…レナードが忘れた頃合いを見計らって

シレッと部屋に舞い戻り、「トッドという男に殴れたの~」と傷だらけの顔でレナードに泣きつきます。

あの『マトリックス』のトリニティさんとは真逆、すさまじい悪女っぷりなんですわ。ひゃ~・・・あせる

だけど相変わらず美しいです。

トリニティは強く美しい女神でした。

ドキドキ1のラストでキスしてネオが目覚めるシーン好きドキドキ

早速いつもの脱線ソーリーですチュー

 

テディ(ジョー・パントリアーノ)

このお方、親しげに訪ねて来ては、レナードと行動を共にします。まさに神出鬼没!

二人がどう言った間柄なのかは、敢えてはっきり!とはさせておらず、

曖昧な感じで進行していくのです。しかも逆進行で…ノーラン監督作品はにやりなぜか難解です。

それにしても、テディはただの親切なお兄さんなのか?レナードを利用している腹黒い男なのか?

どちらともいえないグレーな作りになっているんですよね。

職業にしても・・刑事なのか、情報屋なのか…敢えてはっきりさせていません。

そして本名はジョン・ギャメル(母親が彼を愛称でテディと呼んでいたらしい)

とにかくはっきりしている事は一つ。レナードの過去を知り尽くしている人物だということです。

 

ちなみに、この方もマトリックスの俳優さんです。

(向かって左端のお方)

ハイ!ご存知、トリニティーにフラれて、モーフィアスのネオ救世主伝説に嫉妬して

仲間を敵に売ったユダのような奴、サイファーです。

ヒール役、とても似合ってましたよね。独特な雰囲気をお持ちのお方だと思います。

『メメント』のテディもはまり役だと思います。

 

サミー(スティーブン・トボロウスキー)

サミーはおそらく架空の人物ではないかと推測します。

後半…つまり前半ですが。テディ―がレナードに投げかける言葉にヒントが隠れています。

君は誰にでもサミーの話をしている。「サミーを知ってるか?」ってね。

次第に話ができて行く。自分を慰めるための作り話だ。誰もがやる事さ。

かみさんの命は助かった。君の症状を疑い、苦痛と苦悩で身も心もボロボロだった。

この言葉には、真実に通じる深い意味が見え隠れしています。

ゆえにテディーがレナードの過去をすべて知り尽くしている事も伝わってきます。

 

すると、レナードの脳裏に刹那的に妻との過去の記憶かけらがフラッシュバックします。

謎は…妻が健在の時にすでにタトゥーが刻まれていることです。

 

サミーの妻(ハリエット・サンソム・ハリス)

夫サミーの病気(記憶障害)を信じたくないあまりに、夫が芝居をしているのかも!と

疑心暗鬼になって苦しみます。

彼女は心からサミーを愛していたのだということが分かります。

サミーの妻は糖尿病を患っており、時間ごとにインシュリン注射が必要です。

不思議なことに記憶を失くしても、サミーは注射の手法だけは覚えていて・・・

妻の声掛けにより手際よくインシュリンを準備し、注射します。

 

「あなた注射をお願い』の言葉に、サミーはお安い御用とばかりに準備します。

注射が済んでしばらくすると、妻は意を決して時計の針を戻して…同じ言葉を繰り返すのでした。

「あなた注射をお願い・・・」この時の切ない表情がたまらなく悲しいのです。

夫の記憶が本当に10分間でなくなってしまう事を、最後まで認めたくなかったのでしょう。

3度目のインスリン注射の後で、彼女は絶望と悲しみに打ちひしがれながら…

自分の行動を…全てを忘れてしまい、テレビを見ている夫サミーの姿を涙ながらに眺めています。

そして、そのままで昏睡状態に陥り・・・静かに息を引き取ります。

観るたびに胸が苦しく、そしてやるせなくなるシーンです。

 

レナードが客観的にサミー夫妻の様子を眺めているシーンがありますが・・・

サミー夫婦は、レナード夫婦そのものだったのではないか。

サミーは自分の妻が自宅に押し入った暴漢に襲われたために亡くなったと信じていますが・・・

それはレナードの思い込みであり。

糖尿病の妻にインスリンを注射していた人物は、レナード自身だったのだな

と暗黙の内に示唆するシーンのように思えます。

 

謎が繋がる瞬間

おそらくは妻の死後だと思いますが、サミーが精神科(療養所)のような施設に入所している

シーンがあるのですが…

ほんの一瞬ですが…サミーの顔にレナードの顔が重なります。

誰かが前を横切った瞬間ですので、見過ごしてしまいそうな場面ですが、

まるで残像のようにすり替わるほんの一瞬のショットです。

作りが謎めいているので、人によって解釈は異なると思いますが…

サミーという人物はレナードが作り上げた架空の存在なのかも・・・と感じています。

実はサミー夫妻の姿こそがレナードの真実を映し出して浮き彫りにしていたのかも…。

 

サミーはメモの整理が下手だった。

白黒の映像と、カラーの映像の場面の対比。

白黒のシーンでは必死に電話するレナードの姿が…。相手はテディなのだろうか?

そこで語られるサミー夫妻の出来事。

 

信じたくない事は無視する。自分が作り出したストーリーを信じ突っ走るレナード。

10分間だけの記憶が、そのたびに消えていく。

 

電話を切った途端、自分がどこにいて何をしていたかすら忘れて呆然としたり

追いかけられて走っている最中にも、当然の如く記憶が途切れ…

一体自分が何から逃げているのかも理解できずに一瞬、無になるシーンは秀逸です。

自分を追いかけている男の部屋にしのび込んで、待ち伏せをするのですが、

やはり10分間で、それまでの記憶をなくすわけです。

何も覚えていないので、そこが自分の部屋なのだと思い込みくつろいでシャワーを浴び始め・・・

突然、男が部屋に戻って来てから乱闘になるシーンなどもよく考えられているなぁと感じます。

不思議なことは、誰が相手だとしても、取っ組み合いになっても・・・

ほぼレナードが優位に立つんですよね。どう言うわけか負け知らずなんです。

こんな感じですので、けっこう所々で、これって、ありえないでしょ!という場面があります。アセアセ

 

レナードが肌身離さず持ち歩いていたテディーの写真

 

それにしても、ジョン・Gって誰なの?

もはやその謎は、どうでもよくなります。

そう感じさせる物語なのです。

 

10分間の記憶の中でレナードはテディーに語った。

記憶は思い込みだ記録じゃない。

 

自分勝手な思い込みの積み重ねを書いた膨大なメモ。

数枚のポラロイド写真に書き込んだメッセージ。

奴の嘘を信じるな

もしかしたら・・全てはレナードの空想の世界、記憶の神殿にしまってある願望なのかもしれない。

そんなこんな行きつ戻りつ、事件はレナードの頭の中で起こっている想像の世界なのかな…

と感じるjullyでした。

 

 

「悪いけど‥君の話は忘れるぞ。

君がさせたことも忘れる」

そう呟いて真実から目を背けるレナード。。。

こっ怖いえーんえーん

無限に続くのか~ジョン・G探し。

 

彼は、ほぼ全編でサイズが合わないやや大きめのスーツを着用し、ジャガーに乗っています。

ある男をあやめてしまうのですが、その男の着ていた服と車だという。

そんことありえねぇだろ ドンだけ~!! と言いたくなる展開続きなんですアセアセ

一度観た後は、視点を変えて逆(終盤)から約10分間ずつ順を追って観るのもいいかもですよウインク

いろんなことが見えてきます。白黒部分とカラーの使いわけも絶妙です。

 

白黒の場面は、とにかく電話のシーンが多くて、頻繁にサミーのことが話題になります。

電話は苦手だと言いつつも、会話は饒舌で、やけに記憶が鮮明なのです。

しかし10分もすると、瞬時に記憶が消えるため、自分が何をしていたのかさえ分からなくなる。

ついさっきまでの10分間も全て消えてしまうのです。

 

 

『メメント』単館公開から徐々に口コミで話題になり、世界各国で絶賛された作品です。

観ちゃったら最後・・・難解な謎解きにはまり込んで、やみつきになりますよ。

何度も見直してしまいます。

サスペンス好きの方にはお薦めです。ウインク

 

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 

さて、ガイ・ピアースがらみでもう一つだけビックリマーク

 

LAコンフィデンシャル(1997)

 

簡単な紹介LAコンフィデンシャル』は犯罪者とそれを取り締まる者達の、

華やかな表の部分と汚れたインサイドを綴った物語です。

美しき娼婦キム・ベイシンガーに若い熱血刑事ラッセル・クロウが惚れたり、
ガイ・ピアースが、くそ真面目で融通が利かないわりに、腹が立つほど計算高い男だったり…
そして、やけにオーバー・アクションで目立ちたがり屋の

ザ!スター刑事ケヴィン・スペイシーがいたり(笑)
忙しいわ!熱いわで、目が離せなくなるストーリーです。

 

昔から刑事物が大好きでして、当時封切の日に見に行った記憶があります。

この頃から新人として、ラッセル・クロウと共に異彩を放っていたガイ・ピアース。

以前も紹介しましたが彼らはオーストラリア出身の俳優さんです。

この頃からずっと今まで第一線で活躍中ですよね。

 

そして、この作品にはもう一人♪オーストラリアの俳優さんが出演しています。

その人は☆先日の記事でも紹介しました。

『メンタリスト』シリーズの主人公サイモン・ベイカーです。

メンタリスト・シリーズまたまた続編が再開しないかしら。ハート

 

すでにラッセル・クロウ(当時33歳)とガイ・ピアース(当時29歳)は

ケヴィン・スペイシーと並んで、主要キャストでした。

当時サイモン・ベイカーは、役者としてもまだ駆け出しの頃だったそうで。

この役を獲得したことは大きな力になった事でしょう。

幾つかのシーンに登場し、セリフは少なめで…中盤に殺されてしまう役柄だったのですが…

今でも印象に残っています。

サイモン・ベイカー(当時28歳)

だってぇー!!両手にこのメンツですよ。きらきら☆ケヴィン・スペイシーのオーラが半端ない星

向かって左からダニー・デヴィート、サイモン・ベイカー、ケヴィン・スペイシーおほしさま

サイモン・ベイカーの次回作、楽しみに待機中爆笑

男は50歳過ぎるとさらにカッコイイなチュー

お越しいただきありがとうございます。

動画と画像はお借りしたものです。きらきら


スクリーンやドラマの中のイイ男とイイ女たち♪♪

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気が付けば11月しーん。・・・うさ。・・・ふふっ・・・時が経つのが早すぎるウインク

皆さんいかがお過ごしですかおんぷ4週間ぶりのご無沙汰です。星

朝夕が寒くなってまいりました。こちら福岡も冬支度の真っただ中です。

巷では胃腸風邪が流行っているとの事。どなたもお体ご自愛くださいね。

 

今日は久々の更新なのでリハビリのつもりで 湯気湯気

自由にお喋りしていきたいと思います。←っていうか…ほぼ自由過ぎるブログだけどあせる

これからも、どうぞよろしくおねがいします。♪

 

昔は(子供の頃は)月曜ロードショー、金曜ロードショーなど、

テレビでも洋画がバンバン放送されていましたよね~

とにかく映画の中の人物たちが魅力的過ぎて、全てが憧れの存在でした。

マカロニ・ウエスタンのジュリアーノ・ジェンマにドキドキしたりドキドキ

 

『太陽がいっぱい』のアラン・ドロンにハートを撃ち抜かれたかと思えば恋の矢ドキドキ

 

『ダーティー・ハリー』のクリント・イーストウッドのハリー・キャラハンに

ガツンとシビレたり・・ラブ

思えば、ませたガキでした。イヒ今はおばちゃんだけど。にやり

 

好きな俳優は山ほどいます。

映画やドラマの中で彼らが演じるキャラクターの魅力が思い出の中で

さらに美しく、きらびやかに膨らんでいくんですよ。

 

まず海外ドラマでは、『メンタリスト』のジェーンを始め、

捜査官のチョウ、リズボンが印象深かったです。

この三名は最終章まで出演します。

『メンタリスト』は過去記事で、すでに紹介しています。

 

 

そうそう…これにも嵌ってしまいました。

『ハワイ・ファイブ・オー』の最強チーム。

マクギャレット少佐、ダニー(ダノ)、チン・ホー・ケリー、コノ。

 

『ハワイ・ファイブ・オー』は、現在もシーズン続行中のヒット・ドラマです。

ハワイの美しい自然や海を背景に、数々のに難事件を、マクギャレット率いるチームが

解決していきます。

とにかく演出がド派手なのと、飛んだり、跳ねたりのアクションが凄すぎる(やりすぎなくらい)

俳優さんもダブルのスタントの皆さんも大変でしょうね。

出演者たちは、撮影中のケガも多く、人気ドラマであるだけに

かなりタイトなスケジュールだと風のうわさで聞いています。

後半シーズン8から、重要なメンバーがドラマを去ります。なので結構悲しいの。えーん

同じメンバーでずっと…続いて欲しいな~ぐすんという願望やこだわりも

ある意味、ファンとしての願いではあります・・・が!!!

変化を悲しむだけでなく、どのように進化していくのかを見守りたいという気持ちもあります。

イメージが定着しているだけに、去っていくキャスト達も勇気が必だったでしょうね・・・

『ハワイ・ファイブ・オー』飽きることなくテンポよく観れますよ。安定感抜群アップアップ

これぞ!!痛快刑事ものの決定版だと思います。☆

 

ちなみにダニー役のスコット・カーンは、あの名作『ゴッドファーザー』(1972)

でサンティノ・コルレオーネを演じ、アカデミー助演男優賞にノミネートされた

大御所ジェームズカーンの息子さんです。

彼(スコット)は『オーシャンズ・イレブン』シリーズではターク・モロイを演じましたよね。

 

『イントゥ・ザ・ブルー』(2005)では、故ポールウォーカーと共演。

父ジェームズが本作にゲスト出演したことで念願の親子共演も果たしています。

優しい目元がパパにそっくりなんです。

 

 

 

さてさてー♪お次は、どなたもご存知このドラマ☆

 

世界No.1の底力を持つ 全米・超人気ドラマ。

『NCIS~ネイビー犯罪捜査班 』のボス、リロイ・ジェスロ・ギブス。

もう~魅力的過ぎて堪りませんわ~

正義感と使命感が強くて、情が厚いのだけど・・・

ひとたび事件が発生すると、捜査に没頭するのですが・・・

チョーせっかちな俺様でして、待つという事を知りません。

回りを急かす急かす~チューだからチームのみんなが慌てる慌てる~

だけど、なぜか憎めない☆ジェスロだから許せる。

チームの士気を上げるのがうまい、結束が強いですからね。NCISはアップ

初代メンバー懐かしいな。鉄壁…ここにマクギーがすぐに加わって。

 

なんと言っても、このドラマの魅力はストーリーがマンネリ化することなく

回を増すごとに絶妙な展開を繰り転げる事。

私の推理は(犯人は誰か?)外れっぱなしでした。きゅぴーん

時間がある時に、ちょっとだけ…のつもりが、やめられない止まらないかっぱえびせん♪

メンバーたちが少しずつ年輪を重ねていく姿もある意味ステキです。

 

悲しい別れもありました。ケイトリンが殉職した時は心臓がバクバクでした。

あまりにも突然すぎて…

 

女性陣の中でも異色を放ちいい味出してくれていた彼女、

アビゲイル・シュートことアビー☆

(シーズン15でNCISを退職し、現在は在籍していません)

 

アビーは女性陣の中でも異彩を放つ存在でした。

頭脳明晰、たった一人なのに、仕事が早いのなんのって!あなた。

ボス、お気に入りの部下だというのも頷けます。

長身の彼女が着こなすおんぷおんぷ

ゴスロリ・ファッションのクールでカッコイイことといったら♪

 

もちろん勤務中もこの装いでバリバリ活躍します。

このぽっくり靴は、履きなれていないとよりっとして

足首やられやすいやつですね。おーっ!

 

 

それにしてもね、

マーク・ハーモンのロマンス・グレー何度見ても堪らんわ~。←また言ってるよ爆  笑

 

1951年9月2日 (67歳)カリフォルニア出身

身長183cm

そんな彼は、かつてはこんな名作にも出演していました。

 

プレシディオの男たち(1988)アメリカ

 

チョー簡単なあらすじ

サンフランシスコのプレシディオ軍事基地で女性隊員殺害事件が発生します。

捜査に入った市警察のオースティン警部(マーク・ハーモン)はかつての上官、

コールドウェル大佐(ショーン・コネリー)と再会します。

しかし、悲しいかな…捜査が始まると二人は真っ向から対立するのでした。

事件の真相が明らかになっていくと同時に、オースティン警部はコールドウェル大佐の娘ドナと

愛し合う仲になるのでした。

 

アラン・コールドウェル中佐(ショーン・コネリー)

プレシディオ基地憲兵隊長。ジェイとは根深い確執があるらしい。
腕っぷしが強く、暴漢など簡単にねじ伏せる威力の持ち主です。
ショーンコネリーさん渋いね。
なんたって初代ジェームズ・ボンドだもの。
 
ジェイ・オースティン(マーク・ハーモン)
サンフランシスコ警察の刑事です。
元憲兵でコールドウェル中佐のかつての部下です。
それにしても若いなぁー
ドナ・コールドウェル(メグ・ライアン)
コールドウェル中佐の娘です。父娘の関係は上手くいっていないもよう。
ジェイと出会い、愛し合う仲になります。
メグ・ライアンがキュートです。♡
ホント、素敵だし大好きな女優さんなんですが
最近表立った活躍がないのが寂しいですよね。
 
『プレシディオの男たち』まだ観てないよ、というお方にお勧めします。
もう観たよ、という皆さんも、再びご覧になって下さるといいなぁ。ウインク
 
 
話しは脱線しますがきゅぴーん
 
マーク・ハーモンとトム・クルーズ、この二人どことなく似てませんか?
特に鼻筋から唇までのラインがそっくり。
ここに横顔の写真はありませんが左側の横顔が特に似ているような気がします。
きっと観る人によって違うでしょうね。ニコニコ
 
 
劇中では男たちにチョー厳しいジェスロさんですが・・・
振り返るとお調子者のトニーは山ほど怒られてたし、頭をはたかれてたなぁー
それは愛情の表現だったようにも感じます。トニーが肺ペストに感染した時、
彼を助けるために必死でうろたえながら奔走していた姿を思い出します。
 
 
そんなジェスロさんでありますが、NCIS科学捜査分析官を務めるアビーには、
毎回ビッグ・サイズのエナジー・ドリンクを差し入れたり、毎年の誕生日には
お祝いを欠かさないという、とてもやさしいボスでもあります。
だからなのか・・NCISの劇中、多くのレディたちがジェスロに会うとメロメロになっちゃいます。
まぁこの笑顔にかかっちゃね。ウインク
サラっサラのロマンス・グレーの髪、包み込むような笑顔。
マーク・ハーモンさん、もしかしたら今が一番素敵かも☆
 
ラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインライン
 

キアヌ・リーヴスの『ジョンウィック3』について少しだけ(なぜか、ここだけ声ちっちゃい)ヒソヒソ

 

2019年5月公開予定のアクション映画。『ジョン・ウィック3/パラベラム

今回シリーズ第三作目となります。監督は引き続きチャド・スタエルスキ。

主演キアヌ・リーヴス。共演ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、コモン他

 

前作で裏社会から破門されちゃったジョン・ウィック。

例の殺し屋御用達のホテルは出入り禁止になったし。

今回は、どーなっちゃうの?もうコインすら使えないじゃん。(?)

何とかして生活費稼がなきゃならんジョンウィック。

あーだこーだといらんことを考える日々ですが。←それがまた楽しい。

とにかく公開が待ち遠しいです。(笑)にこ

 

ハル・ベリー

 

『ジョンウィック2』から引き続き~の

ローレンス・フィッシュバーン

 

なんとなんと、日本の真田広之さん(⋈◍>◡<◍)。✧♡

どんな役なんだろう音譜

 

そして大御所アンジェリカ・ヒューストン女史出るらしいよ…小声 ヒソヒソ

1993年当時(アダムスファミリー2)   こちらが最近のアンジェリカねぇさん

相変わらずの存在感です。貫禄ありすぎきゅぴーん

今度はどんな姿で現れるのかな。楽しみウインク

 

ここ数年、キアヌ・リーヴスが第一線で精力的に

活動してくれることが何より嬉しいjullyです。ワーイ

ジョンウィックの相棒、ピットブルも出るのかな~

 

画像は『ジョンウィック2』より

 

 

最後におまけ

本日11月2日公開、トム・ハーディ主演の『ヴェノム』(2018)

早速観に行ってまいりま~す♪♪

 

ヴェノム予告

 

去年からずーーと首を長くして待っていた作品なのでとても楽しみです。

このお話は後日にでもお話させて貰いますね。ウインク

 

 

抜群の演技力と存在感でカメレオンの如く、

様々な役を演じ分ける人。トム・ハーディ。

 

動画と画像はお借りしたものです。

ご訪問ありがとうございます。♪

皆さん、お体ご自愛くださいませ。ハート

 

ご無沙汰してました☆久しぶりにマイケルの事いろいろ♪

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ご無沙汰しております。1ヵ月ぶりの更新です。爆笑

不覚にも風邪をひいてしまい、ついでに持病が暴れ出してしまってひゃ~・・・

しばしおとなしくしていました。ゲホゲホほっこり

寄る年波と言ってしまえばそれまでですが、自己管理の大切さを痛感しています。

早いもので明日から師走ですね、今年も締めくくりの時期に入りました。

仕事、家庭のこと、一気にやる事が押し寄せてきますよね。

皆さんくれぐれもお体大事になさってください。ハート

 

 

こんなふうに体調が落ちている時、一人静かに夜を過ごしている時。

そして、心配事や悩みがある時など、気がつけばマイケルを思い出します。

どんな人生の場面においてもマイケルの存在は心の支えであり励みでした。

 

世界中の誰もが知っているほどのスーパースターなのですが。

物静かで、驕るという事を知らない誠実な人だったと思います。

あのスリムな体からあふれ出てくる無尽蔵のエナジーと枯れる事のない才能。

なしとげて来た多くの偉業の陰には想像を絶するほどの努力と苦労があった事でしょう。

 

ステージの上では圧倒的なパワーと輝きを披露してきたマイケルですが、

舞台を降りた後はとても謙虚な人だったという事も知られています。

 

「マイケルと接していていつも思うのは、彼は人を区別して接しないという事でした。

メイド、政治家、ファン、スポンサーなど相手がだれであってもも彼の態度は一貫しており、

分け隔てしませんでした」

~マイケル来日時のプライベートコーディネーター 坂上ニーナ・眞由美さんの弁~

 

これはバッド・ツアーの頃、日本滞在中のホテルでの食事風景です。

マイケルはピーナッツやポップコーンと共に、果物が大好きだったそうです。

特にスイカと梨は大好物でした。

 

何処にいても食卓にフルーツがありますね。

 

前述の坂崎ニーナさんの回想録によると…

マイケルは、宿泊していたホテルでも従業員さんたちに会う度に自分から挨拶して、

「いつも僕の部屋をキレイにしてくれてありがとう。散らかし放題でごめんなさい」

と、感謝の言葉を添えていたそうです。ハートなんてキュートなんでしょうか。チュー

思わずほっこりしてしまうエピソードですよね。照れ

 

スーパー・スターって、自己チューでわがままな人が多いと言われていますが・・・

マイケルの人間味と気取りのなさが伝わってくる

ステキなエピソードを振り返る度に、とってもナチュラルな人だよなぁと感じます。

 

 

※以下は、もう一つ私が持っている古いブログに記したものです。

 

 

マイケルは若い頃から尋常性白斑という病気を患っていました。

父方の祖母も同じ病気で苦しんだと言います。

 

 

 

マイケルの写真集を観ていると白斑がわかるものがあります。

その症状は、1984年ごろから著しく進行したそうです。

 

時々マイケルは「僕は皮膚の病気なんだ…」

と身近な人に話していたそうですが

当時はあまり広く知られていない病気だったのです。

 

尋常性白斑は一般的には顔面と手や足に症状が発生しますが、

マイケルは全身へと広がっていたのですね。

確立された治療法はなく進行も止めることはできないと言われています。

 

マイケルは、白斑が軽い頃は黒(肌に近い色)のファンデを持ち歩き

体の白斑を隠しながら、ステージに立っていたそうです。

 

そして、年月と共に症状が進行し肌の色素の大部分が白くなってしまった頃には

 

徐々に肌の色に合わせた色のファンデーションでカバーしていたそうです。

何よりも事実を隠し続けて闘病していたことは、想像を絶する苦痛だったでしょう。

 

1995年頃

They Don't Care About Usのショートフィルム撮影時のマイケル。

※ショート・フィルムではライトでカバーし皮膚の色は目立たなくなっています。

 

 

振り返る度に感じる事。マイケルは強い人でした。

そして高い志とブレない信念を持ち続けた人だったと思います。

 

目に見えるものだけがすべてではないよ!

見えない部分こそに真実が隠れているのさ。

マイケルの声が聞こえてくるような気がします。←これは私の妄想です。

 

 

尋常性白斑は外観的な理由だけでなく、色素が破壊される事によって

紫外線の害をまともに受けてしまうことが一番深刻でした。

 

 

 

マイケルが黒い大きなマスクをして、フェドラ・ハットを愛用していたのも

大きな黒い日傘を差していたのも、そのためだったのです。

日々病と闘っていたのですね。涙

 

それなのに皮膚をブリーチ(脱色)して白人になりたがっているなどと・・・

身勝手なマスコミはマイケルの人格を無視した悪意の記事を

書きたてました。(正に常軌を逸していたと思います)

 

いくらなんでも、タブロイド紙が書き立てたからと言って

肌を漂白剤に浸すなんてそんな馬鹿な話しを信じる人がいたとは…

 

思えば、マイケルほどSNSやマスメディアによって

深く傷つけられて来た人はいないのではないかと思います。

全てが嘘にまみれた作り話しだったからこそ

何度思い出しても、あまりにも歯がゆい出来事なのです。

 

※タブロイド紙とは

大衆向けのゴシップ専門の記事を発信する新聞。

イギリス、欧米で発売されている。

 

話しは変わりますが

いつか、ここに行くのが自分の夢です

 

天に召されて9年経った今も尚、音楽界の改革者として

多くの音楽家に尊敬されながら、偉大な存在として讃えられています。

マイケルの偉業があったからこそ、その後進として、

ビヨンセやブルーノ・マーズなどのビッグ・スターが世に出てきたのだとも言われています。

 

 

そしてマイケルといえば、忘れてはならないのがライフワークとして

生涯をかけて取り組んでいた慈善活動です。

病院や施設などへの惜しみない支援の数々…

多くの団体へも生涯のギャランティの半分近くを施した人道主義者でもありました。

 

 

病床の人たち、一人一人に心を込めて励ましの言葉をおくり・・・

 

 

コンサートで訪れた地でも、可能な限り時間を作って

病気の子供たちを訪問していたマイケル。

それはほとんどが非公開で、表で伝えられることはありませんでした。

なぜならばマイケルは善行をひけらかす人ではなかったからです。

 

 

たくさんのプレゼントと共に希望という贈り物を・・・

 

普通の人はそんなマイケルを観て、素晴らしいなぁ。

すごい人なんだなぁと感じます。

 

しかしごく一部の人たちの中には、身勝手な感情を抱く人もいました。

誰かが称えられると、わけもなくそれが面白くない…

自分の心の中に存在する負の感情を、自分とは全く接点のない

マイケルへと向け、嫉妬心は悪意へと変わります。

でたらめで身勝手な誹謗中傷は徐々に枝葉がついて大きくなる。

 

光あるものにはいろいろなものが集まって来る

それは本人が望む 望まないに関係なく・・・

マイケルはとても孤独な闘いを強いられていたのですよね。

 

 

先ほどもお話しましたが

真実とは自分自身で追求し、答えにたどり着く。

人が言ったから、誰かが言ってたから…

そんなことに惑わされてはいけない。

自分の目で見て自力で確かめることが必要。

その事を教えてくれたのはマイケルの存在でした。

 

マイケル・ジャクソン。

アーティストとしての道を究める事に生涯をささげ続けた人でした。

ただ、歌って踊ればいいさ!という人生ではなかっただろうと想像します。

体中が悲鳴を上げるほど痛い時もあったでしょう。

喉が辛くて声が出ない事もたびたびあったでしょう。

 

突き抜けるほどの才能とあふれ出すセンス。

だけど、けっしてうぬぼれる事はなかった。

前を向いて、マイケルはいつも自分と闘っていた。

そして。誰よりも歯を食いしばって頑張った。

Keep the Faith星

かけがえのないヒーローです。

 

病み上がりのおばちゃんだけど、マイケルの事を思うと力が湧いてきます。

なんと言うか‥体中に、ナチュラルキラー細胞が駆け巡っていくような感じです。

これも私の勝手な持論。おほしさまアイムソーリーひげソーリー

 

 

まだしばし、寝たり起きたりとずぼらしてます。散らかっても観て観ないふり。無言

気持ちは元気なので、ガッツと根性で乗り切ります。イノキイノキ猪木アップ

映画のお話は、また次回にさせて頂きますね。

ファイト~おーっ!一発ビックリマークビックリマーク

 

ではでは今日はこの辺で失礼します。きゅぴーん

 

マイケルサイコーきらきらきらきら音譜音譜

ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール

なんと言っても冒頭に見せるマイケルのフィンガースナップが秀逸。

パキッパキッと乾いた・・小気味いい音が・・静寂の中で響き渡ります。

若き日のマイケルての美しさがまぶし過ぎたり、軽快なステップも素敵です。キラキラ黄色キラキラオレンジ

 

マイケルの画像と動画はお借りしました。

チョー低速ブログにお越しいただきありがとうございます。ハート

『バリーシール/アメリカをはめた男』トム・クルーズ☆久しぶりに映画話しいろいろ♪

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いらっしゃいませ~♡皆さんいかがお過ごしでしょうかちびハート

年末にはご挨拶も出来ないまま…2018年が風と共に過ぎ去っていきました。

旧年中は、のろまなカメの低速ブログにご訪問くださり、脱線記事にもかかわらず

コメント、メッセージにて優しいお声をかけて頂き心より感謝しております。おぉ!

不義理なブログ主ではありますが、2019年もお付き合いいただけたら光栄です。

今年一年が皆さんにとって、さらに実り多い日々であることをお祈りします。

 

では早速本題へ進みます。今回紹介します作品はこちらです♪

バリー・シール/アメリカをはめた男(2017)アメリカ

監督 タグ・リーマン

 

まずタグ・リーマン監督といえば…

日本の小説家、桜坂洋の作品を映画化したSFアクション

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で既にタッグを組んでいます。

オール・ユー・ニード・イズ・キルの簡単な説明

舞台は近未来の地球という設定既です。トム・クルーズ扮する、主人公の兵士が

闘いと死、そしてリターンを幾度となく繰り返すうちに、いつしか最強の戦闘力を身に付けていく…

というさまを描いた作品です。

彼と共に闘う特殊部隊の女兵士役を、エミリー・ブラントが熱演しています。

トムお得意のアクションはいつもながら見ごたえありです。

この作品、ご覧になった方はたくさんおられると思います爆笑

一見、単純なようで…実は奥が深い内容ですよねー

おおざっぱなあらすじ

上官(将軍)に盾ついた、たかびーな将校(広報官)トムさんがしょっぴかれた挙句!

もっとも危険な最前線へと送られてしまう気の毒な場面から物語の核に入ります。

そして、なんと、ナント~戦場で命を落とした瞬間同じ場面にリターンし続けるという事実が発覚。

推測すると…そこから何百、いや何千回とそこから同じ日に戻り戦い続けているような感じです。

実戦経験など一度もないエリート将校が突然新米の2等兵に降格されてしまうわけなんですが、

前日の記憶を活かしながら感覚を磨き上げて行く様子は秀逸です。

(数えきれないほど同じ場面をくりかえし学習済みだよ、という設定のトムさん)

気が付けばノールックで攻撃をよけちゃう余裕あり過ぎの主人公には唸ります。グラサン

薄紙をはがすように段階を踏みつつ成長し、気が付けば無敵になっているわけで。

それを坦々と演じきっているトムは凄いな!と思います。

トム・クルーズってやっぱりただ物じゃないですわ。ウインク

 

では本題のバリー・シールについてお喋りしたいと思います。

 『バリー・シール/アメリカをはめた男』

主な登場人物

バリー・シール(トム・クルーズ)

16歳でパイロットの資格を取得したらしい…凄腕飛行士です。空を飛ぶことが大好き♪

民間航空会社に勤務する平凡なパイロットでしたが、

ある日突然現れたCIA工作員と、のちに近寄って来る麻薬カルテル親分の

無理難題を請け負います…悲しいかな涙いう事を聞くしかない立場なんです。

そのまま10年もの歳月を綱渡り状態で飛び続ける宿命を背負うわけですが。

なぜだろう・・・ポジティブで楽天家のバリーからは悲壮感が全く漂っていないから凄い。きゅぴーん

関連画像

何処から湧いてくるの?その前向きさとユーモア・・と感じさせてくれるのがこの映画の魅力です。クー ハート

 

CIA工作員シェイファー(ドーナル・グリーソン)

まぁーなんと言ってもね、元をただせば事の始まりは彼の出現ありきでしょう。

言葉巧みにおだてたり脅したりと・・散々バリーの事を飴と鞭で利用しておきながら

自分の身がヤバくなり追い込まれたとたん、

すべての情報を消去し、あっさりとバリーを切り捨てます。

CIAずる過ぎだしひゃ~・・・ニャロメ薄情者~えーん

しかし、ドーナルさん、どの映画でもいいお仕事してらっしゃいますよね。

『ピーターラビット』ではウサギと闘ったり、『アバウトタイム』では自由自在に過去に戻れる男を演じ。

『エクス・マキナ』ではロボットのハニー・トラップにまんまと引っかかる純情な男だったり。

そういえば、『レヴェナント』にも隊長役で出てましたっけ。どれもよかったです。

振り返れば…レヴェナントはトムハとディカプリオの独壇場だったけど・・・。

そんな弱肉強食の中でしたが出番は少なくとも目立っていました。

 

ルーシー・シール(サラ・ライト)

可愛くてセクシー星度胸もあり根性が座った嫁さんです。

夫婦の絆は固く、そりゃ!いろんなことが発生しますけど…バリーを信じてついて行きます。

全てが終わった後、ハンバーガー・ショップでテキパキと働く彼女の姿が印象的でした。

 

JB(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)

バリーの羽振りがよくなったことを聞きつけたのか…えーっ!!

嫁ルーシーの実弟が転がり込んできます。

彼こそがバリーの家に災いをもたらす火種のきっかけを作ります。

ケイレブ・ランドリーの風貌って独特ですよね。

『ゲットアウト』では、ホラーとも言えるほど不気味なアーミテージ家の長男でしたっけ。

(あのメンツの中ではちょっと影が薄かったけど…)

バリーシールの劇中ではどうしようもない問題児です。

このおさわがせJBがバリーの家に災いをもたらす火種を作ります。

 

コロンビア麻薬カルテルのボス。

ホルヘ・オチョア(アレハンドロ・エッダ)

簡単に申しますと自分の思い通りにバリーを使いながらその陰では常に脅迫です。

上記画像のような脅しまくりのシーンは何度もあったけど…あせる

なにも断れないバリーは、この親分にも散々振り回され続けます。

だってー!! 断る=家族の命が危ない。相手は悪名高いカルテルですので…

とにかくバリーの口角がいつも上がって口角いて笑顔なのが、涙。笑い泣き

 

簡単なあらすじ

舞台は1976年アメリカ。そこから約10年間の実話をもとにつくられた物語です。

つまり主人公バリー・シールは実在した人物というわけです。

バリーは民間航空会社で働くパイロットです。可愛い奥さんもいて

平凡だけど、それなりに幸せな日々を送っていました。

そんなある日の事、バリーの前にCIAの工作員を名乗る男が現れたことによって

バリーは人生の根底全てがひっくり返されてしまいます。

ドーナル・グリーソン演じるCIA工作員のシェイファーは

「政府の為に働いてくれないか」と切り出します。

それは武器の密輸。それも内戦中の危険な国へ。

政府の仕事…聞こえだけはいいですが、綱渡りのような日々の始まりです。

成すがままに流れに身を任せ、南米に武器を届けるうち…

バリーはコロンビアの麻薬カルテルに目をつけられてしまいます。

空っぽになった帰りの便で、密輸を手伝うよう持ち掛けられたのです。

もはやバリーの辞書にNO!という言葉はありませんでした。

断るという事は…すなわち死を意味していたからです。

果たしてバリーシールの運命はいかに。もっと喋りたいけどこの辺で。♡

 

この作品。『バリー・シール/アメリカをはめた男』という日本題がついていますが・・・

実のところ、バリー・シールこそがアメリカにはめられた気の毒な被害者であり

権力という得体の知れない流れによって、波瀾万丈で数奇な運命をたどった

人物のようにも思えるのです。

バリーシール、jullyはけっこう楽しみました。気になる方はお薦めですよ。

この映画で再確認したことは、トム・クルーズのコメディーのセンスです。

粉付けた顔で自転車でフラフラと逃げるシーンよかったなぁ

しょっぴかれたのに他人事。

 

ずいぶん昔になりますがキャメロン・クロウ監督の『ザ・エージェント』(1996)もよかったですもんね。

トムさんの弾けた演技。

千両役者ですからね。色男や正義の味方の役だけではもったいないです。爆笑

 

ラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインライン

 

では、ここからはハリウッド映画の印象深い場面について幾つかお喋りしたいと思います。

先ほども少しだけ触れましたが、映画『ゲットアウト』(2017)

中々のホラーぶりを発揮してましたよね。

私にとって印象的なシーンといったら…やっぱりこの方とコーヒーカップ。

アーミテージ家の女主人であり、精神科医の彼女。恐ろしい人でしたよねー

人の心を手玉に取って操る悪――い女でした。

まだご覧になっていないお方へ・・・

彼女がコーヒーカップを持っている時は決して直視なさらないように。

そして耳をふさいでくださいまし。

ティースプーンでカップをチーン・・その音を聞いた人は催眠状態に嵌るかも。

下手すると、心の・・と奈落へと落とされてしまいますのでご用心。クワバラクワバラ

とにかく家族から漂ってくる空気そのものが不気味。

いきなり猛スピードで走って来るこの人も怖い存在でした。

この人が誰なのか・・・というのも、

ラストに近づくに連れ、いろんな点と点が繋がり分かるわけですけど…。

でもね、脳の手術に医師がたった一人って…どうなんだろ。えーっ!!

そして開頭した人を結構な時間ほったらかし…(汗)

まぁいろんな疑問は後を絶ちませんが

この作品、驚くべき低予算で作られているという話しですよね。

そしてヒット&受賞。監督・スタッフ・演者の皆さん、感無量だったでしょうね。

 

シャッターアイランド(2010)監督マーティン・スコセッシ

次は『シャッターアイランド』で・・自分が何者なのかということすら気づいていない。

精神を病んだ主人公のテディ(ディカプリオ)と顔に傷のある男が対面する、あのシーン…

ずっと前からあれはロバート・デ・ニーロだと思っているのですが・・どうでしょうか?

しかしクレジットにデ・ニロさんの名前はございません。これも演出なのか?

スコセッシさんの事ですから、デ・ニロ特別出演さえも演出として謎めかせたのかも、

と勝手に納得しているjullyです。ヒソヒソ

 

ボーイズライフ(1993)監督マイケル・ケイトン=ジョーンズ

マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督の『ボーイズ・ライフ』(1993)に出演し。

10代の内にデ・ニーロと初共演を果たしたディカプリオ。

この時、演技でもデ・ニロにまけていませんでしたよね。

とにかくデ・ニロが凄く横暴な継父なんです。

これは地上波では流せないレベルです。

話しは戻りますが、

マーティン・スコセッシの作品に多数出演しているこのこのご両人。

なにかと縁が深いお三方です。

 

そう言えば、スコセッシ監督といえば。

マイケル・ジャクソンと『bad』(1987)のショートフィルムでタッグを組みました。

手前にいるのは共演したウェズリー・スナイプスです。

32年も前のことだなんて。時がたつのは早いですね。

 

最後にもう一つ。

悪名高きFBI長官ジョン・エドガー・フーヴァーの伝説を映画化した作品。

クリント・イースト・ウッド監督の『J・エドガー』(2011)

私なりにですが…

この映画、見方を変えると結構おもしろいツボがありまして…

実はJエドガーさん(ディカプリオ)は、片腕のクライド・トルソンさん(アーミー・ハマー)と

愛し合っていたそうなんですよ。それもプラトニックで。真剣に・・・

でもね、当時の保守的な世の中は同性愛そのものが理解されていなかったわけで・・。

社会的な立場もあり、お互いに愛し合っているんだけど

それを口に出して表現する事も出来ずに各々が心の中で葛藤するわけです。

そしてついには、その感情が爆発してしまい、二人大げんかになってしまうシーンがあります。

それがね、男同士の痴話げんかなので…滝汗

取っ組み合いがエスカレートして、物は壊すはで半端ないんです。

部屋の中がめちゃくちゃのボロボロになってしまうんですよ。激しい。

 

そして、出来るだけ長生きして、生涯共に相棒として働きたいと願うんですよ。

一緒にいるためにはそれしか手だてがなかったんですよね。きっと。

 

そういう事情で、物語が進むと共に、二人ともめっちゃおじいちゃんになるんだけど。

ディカプリオとアーミー・ハマーの男前たちが特殊メイクでシワシワにされ過ぎて

後半は誰だかわかんなくなっちゃってます。←特にアーミー・ハマーが!!

…こんな感じて少しずつ特殊メークがなされていきます。

この辺りまで、つくりも結構自然で違和感物語ないですよね。面影も残しつつ♪

 

ただね、ここからもっとすごいことになるんです!←特にアーミーハマーが!!

※同じことを2回も言いたくなるほどやりすぎです。アセアセ

心なしか、顔がつっぱりすぎているようで、笑顔スラなくなってますの(笑)

気になる方は本編をご覧になってくださいまし!お話もそれなりに楽しめますよ。イヒ

なんたってクリント…イースト・ウッドさんの作品ですからね。

ただメイクは行き過ぎてたかなー(笑)

 

寒さや乾燥と共にインフルが猛威を振るい始めています。

皆さん美味しく戴いて、しっかり睡眠をとって、ストレスの少ない毎日をお過ごしくださいね。

 

では今日はこの辺で失礼します。

動画と画像はお借りしたものです。滅多に更新しない部屋ですがご訪問頂き感謝です。

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